クリスマスは人混みが発生するというただそれだけで、数年前から好きな日ではなくなってます。中元です。
はい。そんなクリスマスに関連した小ネタを、今日は時間が無いのでカタカタと書いてみたいと思う。
記事としてもうアップはされていると思うのだが、先日データをいじいじしてわかったことに、「塾に楽しい環境は超求められている」というものがある。
もちろん授業内にそれを作るのも大事なのだが、意識して校舎内に飾り付けをするなど、こちらの工夫もマストだなと、改めて痛感した。
そして今、時期的にはクリスマスである。だから校舎をクリスマス仕様にするためにちょっと頑張ったのだが、その過程で色々気づきがあったワケで。
それがタイトル通りの、「敢えて違和感を抱いてから勉強すると、効果が高まるかも」というものだ。どういうことか、以下本題。
ご冗談でしょう、中元さん。
まず思ったのが、「俺には飾り付けのセンスなど微塵もないよね」という現実だ。最後にクリスマスツリーを出してから、20年弱経つのでは?
そんな状態でうんうん頭を捻るほど僕は暇じゃないし、情熱も無い。だから手っ取り早く、一例をザザッと調べることにした。
ーこうやって【模範解答】を頭に入れてから、100均へグッズを揃えに行った。しかしもう正月時のアイテムも多く、クリスマスグッズの売り場は思ったより小規模・・。
それでもなるだけ理想に近いアイテムを買いそろえて、出社し、そして何人かの生徒に笑われながら、校舎をデコってみた。
しかし・・。上手く言葉にできないが、必要以上に余白が大きかったり、ゴテゴテしたり、クリスマス感がでなかったり、その出来にハッキリと不満を覚えたのだ。
本心からどうでも良ければ、こんな感想を抱くことすらないだろう。僕の心のアンテナは、「クリスマスっぽくデコるには?」という命題に、思い切り向いた。
・・その帰り道、とあるコンビニによって、驚いた。店内がマジでクリスマスっぽかったからだ。何故だ?この”らしさ”を醸し出しているのは、何なのだ?
こうなるともう、完全に観察モードで店内をきょろきょろである。リースの掛け方、使っているアイテム、色合い・・・。その全てを興味津々で眺めてしまった。
そして結果、僕の中である仮説を得られている。それを取り入れれば、僕の予想だと、校舎のクリスマス感が50%はアップするだろうという気がしている。
天井から色んなオーメントを吊るすのに便利なアイテムの存在も分かったし、視点を変えると学びが多いって言うのは、本当にマジでございますなぁ。
・・・この感覚、どっかで読んだなと、帰ってからふと思った。そしてちょっと考えると、【ご冗談でしょう、ファインマンさん】という本だと思い出した。
レベルが天と地ほど違うのは承知で言うが、僕はこの本で何度も出てくるファインマンさんの思考・行動を、今日は面白いほどトレースできていたのだ!
一回試して、違和感を覚える。どうすれば良いかと考える。その状態で街を歩いて、新たなヒントを発見する。そして仮説を立てて、それが機能する実験を重ねる。
ーもしかして、これを故意に再現すれば、自分が覚えたいテーマについて、数割増しの速度で吸収が可能になるかもしれない。
勉強に活かすなら・・そうだなぁ。まず何より、間違えたことに対し、色んな情報源を参照することが手っ取り早いかなぁと思う。
人に質問するのでもいい。疑問に思ったことは、解決はもちろんのこと、再現できるようになるまで追求するべきである。
クリスマスの飾りつけを通じて、また妙なことを学んだ一日であった。
では今日はこの辺で。