仕事納めの日、一番きついのは労働時間が単に長いことです。”あと”8時間30分。中元です。
はい。2021年が、気づけば明日で終わる。今年は割と波乱万丈であり、自尊心が高まったかと思えばメンタルをへし折られ、離別を経験したりクレームを受けたり。
とにかく情緒が忙しかった。だからじっくり自分を反省とか、11月以降そんな暇が全くない。だから今日の空き時間を利用して、その辺を深めたいと思う。
講師として、そしてこっそり意識していたマネージャーとして。それぞれの僕は、今年どう立ち振る舞えたのだろうか。
まぁ完全なる長尺の独り言だが、気にせず書いてみることにしよう。
講師として。
今年、自分で言うのも恥ずかしいが、実績を作ろうと頑張った。狙いはシンプルで、自分の立場を上げるためだ。2021年はとにかくそれが大きな目標であった。
だから序盤は休日を1ヶ月返上してとある検定の対策授業を行い、2桁人数合格を出せた。(全員合格にはできなかったので、満足はしていない)
その中には英検2級に受かった中学生もいるなど、実績としてはある程度、リスクを取りつつもそれなりのものは出せたと個人的には思った。
―あとは志望校への合格実績の話になるが、それは来年にならないと出せないため、もう少し気が抜けない期間は続く。
つまり講師としては、面白みがないのだが、無難ちょい上の成果をキープしたというところに落ち着いている。
前年度からの伸びしろで言えば、体感的には「そーでもない」なのだ。キャリア的には中堅に差し掛かったので、この辺りは仕方ないとも言えなくもないが・・・。
もちろん教え方・勉強法については、常に広くアンテナを張っているつもりだし、実際同じことを喋るのはマンネリズム嫌いゆえに避け続けている。
ただじゃあ、昨対の自分として何かしらのブレイクスルーが起きたかと言われれば、それは無いとも言えちゃうわけで。
こうして振り返ると、結果を出したのは出したが、講師としてはやや不完全燃焼だったのかなぁと、残念ながら思うに至っている。
マネージャーとして。
今年は時折、上の方に嫌な顔をされつつも、自分の色を出しながら人員配置などを行うようにしてみた。
授業の依頼の仕方、管理のやり方、そのすべてを「自分がこうしてほしい」をベースに、非常勤講師の反応を見つつ、変えたり変えなかったり、アレコレ試した。
途中クレームが出たりなんたりってのはあったが、人件費を差っ引いても今年は過去イチの売り上げが出そうであり、つまりそれは成長痛と解釈してよさそうである。
もちろん、表立って肩書をもらったわけではないので、時々「出しゃばり」と解釈されて面白くないコメントを言われることもあったが、頑張って受け流している。
また大学3・4年生講師の比率が高くなりすぎるとよくない影響があると考えて、そのあたりのバランスを取るようにも動いている。
―こういうことを考えて、行動して、当てはめて、修正して、ってのが、今年は割とできたよなぁ、と感じている。
もちろん長期的な視点に立つと、これは暗黒時代の始まりになっていたとか怖いことになっているのかもしれないけど、ね。
まとめると・・。
まとめると、講師としてはやや頭打ちだが、マネージャーとしては仕事になったという印象だ。自分で言うのはおこがましいのだけれども。
ただ、次年度の人員配置については、まだ何も言われていない。据え置きだけはマジ勘弁なのだが、こればかりは僕にコントロールできる部分を超えている。
とはいえ、僕もいい加減ただ運任せにするのは嫌なので、裏でこっそり自分の成果をまとめた資料を作成している。求められなくても、提出する気は満々だ。
2022年こそ、ステージを変えたいなと強く思う。それは一層講師として邁進するのではなく、管理側として、という意味だ。
今年の途中も記事に書いたが、僕は講師としての自分にさして執着はない。全体益としてそうであるなら、いつだって引退してもいいと思っている。
そういう謎の決意をもって、今日はこの辺で。