精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

皆の成績アップのため、来年は授業に【ストーリー性】を意識しようかなと考えてます。

実はこの記事を書いている今こそが大晦日。3日分ストックを心掛けておりますゆえ。中元です。

 

はい。10日以上ぶりのフル休み、洗濯が終わるのを待っている間、メンタリストDaigoさんのブログを読み耽っていた。

 

すると、非常に講師として、そして自分事として、気になる記事を発見した。記憶に定着しやすい考え方、学習法についてだ。

daigoblog.jp

 

その内容を読んで、僕は心底納得した。この年末年始に自学を通じて試してみて、効果があれば、早速来年度の授業に取り入れたいと思っている。

 

その肝は、【ストーリー性】である。今日はそれについてのお話をば。

 

 

人は物語を覚えやすい生き物である。

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物語にするとはどういうことかというと、一番わかり易い例は、難解な概念を噛み砕いた漫画ではなかろうかと思う。

 

例えばこないだ【こころ】の漫画版を読んだのだが、そのイラスト、そして登場人物の表情と紐づいて、小説の内容を思い出しやすくなったのを感じている。

 

同様に、日本史の教科書を思い出すより、例えばワンピースでサンジが仲間になったタイミングを思い出す方が、遥かにラクなのと同じである。

 

こういったストーリー性を持たせることで、脳の様々な分野が同時に刺激され、結果として非常に強いインプットになるのが理由ではと示唆されていた。面白い話だ。

 

もちろんすべてにストーリーを付けて説明するのは、こと僕が担当する英語だとぶち難しいのだが、ヒントになるコンテンツは存在する。

 

例えばえいごリアン】もそうだ。上記の目線で考えると、これは非常に理に適ったコンテンツであり、そりゃ英語の力が伸びるし、評判もええよなと思わされる。

www.nhk.or.jp

 

限界はあるが、工夫する価値もある。繰り返すが、年末年始はこのアイデアを練ることに、暇な時間の一部を回そうと考えている。

 

おまけ:世界でウケているエンタメのほぼすべては、巨大な物語である。

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こっからはオマケ。先の話を読んで、「世界で一番知名度が高いものは、基本ストーリーだよな」とふと思った

 

例えば聖書は、ある種巨大で難解な物語だし、日本の天地開闢も、非常に壮大な物語という形で残っている。

 

また、いわゆるジャパニーズ・カルチャーと呼ばれて世界に通用しているものは、ほぼ例外なく【ストーリー】である。あるいは、それを内包している。

 

マンガも、Kawaiiも、黒澤作品も、何もかも。これは偶然ではないだろう。

 

つまり、そもそも人類は、ストーリーと滅茶苦茶相性がいいように進化してきたから、その方法がインプットに丁度いいという話ではなかろうか。

 

そんな件は、サピエンス全史にも書いてある。サピエンスは虚構を想像し、それを存在すると仮定することで、巨大な社会を築いたのだ、と。

 

共通の思想や物語を共有することで、人類は本来可能なレベルを遥かに超えた規模の集団を生むことができる。結果、地球を掌握するに至ったのだ、みたいな。

 

ーこの辺がふと、ガチャガチャと繋がって、今はある種のアハ体験状態である。忘れる前に感動を書きたかったので、推敲はゼロ。読みにくくてサーセン

 

来年度の課題は、授業にストーリー性を持たせること。ただ、このためのヒントは、非常に抽象的で、何をどうすれば良いかが掴みづらい。

 

仕方ないので、とりあえず小説や漫画というエンタメを読んで、何かの端緒がつかめないか期待することにする。どうせ、暇だしな。

 

ってことで、アップされる頃にはとっくに年は明けているのだが、皆様良いお年を。

 

今年はこの辺で。

 

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