精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

とりあえず当面、世の中でかなり重要な能力は、多分【スルースキル】である。

寝起きバグりまくり生活が長引いています。中元です。おっさんにはまだ早いのに。

 

はい。今日のテーマとして、ちょっとした愚痴に近いのだが、「ぶっちゃけ、世の中を渡るのに必要なスキルってなんじゃらほい?」ということを考えたいと思う。

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これについては、例えば「数学!」「英語!」「プログラミング!」といった単元がポンポン浮かぶと思うのだが、もっと抽象的なところならばどうか。

 

僕は、【スルースキル】だと考えている。特に、集団生活が思い切り制限される状況が続く以上、なおさらだと思う。

 

今日はそないなお話。

 

 

何をしても、何か言われます。

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このコロナ禍で非常に身に染みていると思うのだが、全員の意見を聞こうと思うと、やはり何もできないし、誰も幸せにならない

 

例えばほとんどの学校行事は、生徒の意志ほぼ関係なく、風潮とかその辺でいくつも中止されたり縮小されたりというのが未だに相次いでいる

 

そしてこの騒動の雰囲気を見る感じ、今後必ずある程度の割合で、集団の学校行事に反対するご家庭は、恒常的に存在することになる。

 

その意見を全て拾う限り、今まで普通にできていた学校行事は、今後二度と実施できなくなるだろうなぁ、と。学校がクソつまらない空間になるのが、どうにも目に見える。

 

修学旅行もいかず、部活も制限し、粛々と勉強だけ行う。教室ははっきりと密なのに。一番恐ろしいのは、その状況に異を唱える声が少ないことだと僕は感じている。

 

誰もが違和感や矛盾点に気づきながらも、「なんかあったらどうすんだ!」というリスク(面倒くささ)と天秤にかけて、結果、事なかれになる

 

残念ながら、これがスタンダートになるんじゃないかなぁと、僕はどうにも考えてしまう。

 

・・・つまり、ここから新しく何かをするとなれば、今まで以上に確実に、誰かからの横槍が入ることは前提になるということである。

 

それに粛々と従えば、集団授業は全部閉鎖せねばダメだし、集団授業がダメなら個別授業もダメになり、残された道はオンライン一択という具合である。

 

で、オンラインで授業をするなら、金を出さなくてもYouTubeでよくね?と気づかれて、個人塾は次々閉店に追い込まれて終了になる未来さえ、ある。

 

やはり、ある程度の意味不明な声はバッサリカットできるスルースキルが無ければ、何もできなくなり、結果価値もなくなると、論理的に考えてもそうなりそうである。

 

マジで夢が無い話だが、現実はもうそうなんだろうと、僕は一切の期待を捨てて見つめていこうと考えている。

 

手を尽くしてリスクを取る。

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ただしもちろん、減らせるリスクは減らし、無駄に叩かれる材料を作らないようにする必要も、ある

 

教室に人数制限を設ける。アルコールを常備する。座席は一定の間隔を空ける。それでなんかあっても、仕方ないといわれるかどうかって、結構大事である。

 

特に対策もせず「周りの奴らは何もわかってない!!」という風にへらへらと足を上げていたら、喜んで取られてすってんころりんからの後頭部強打である。

 

繰り返すが、もう何をやっても、多分揚げ足を取られる世の中にはなっちゃってる。それでも、手を尽くしたうえで、したいことをできるかどうか。

 

事なかれで波風立たせずを大義名分に掲げる限り、絶対にもう終わりだ。擦過傷を負いながら経済活動を行うか、静かに息の根を止められるか。

 

かなり怖いSFの話みたいだが、逆に言えば改めて胆力が問われる、剛腕な世界に戻ろうとしているということでもあるので、それはそれで響きは胸躍る。

 

ちなみにスルースキルそのものは、結構体系的に勉強できるツールもすでに多々あるので、色々と勉強と練習を通じて習得できるよう、日々頑張ろうと思う。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

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