精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

俺は意地でもマルチタスクはしねぇ!!

自己嫌悪と自己肯定のスイングが、最近とみに激しい中元です。まぁ、結果が色々出るときだし。

 

はい。いよいよ受験シーズンの大詰めだ。僕ももう、ここから受験が終わるまでは休日ゼロの覚悟を決めて、ここにどっぷりと浸ってやろうと考えている。

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しかしこういう浮足立つ時期だからこそ、必要になってくるのは戦略の伝達と周知だと考えている部分もある。

 

そして自分に対しても生徒に対しても、口喧しく、徹底して浸透させようとしているのが、マルチタスクの撲滅である。

 

今日はその理由とメリットと、生徒への応用例をサクッと紹介したいと思う。

 

 

人間はマルチタスクが苦手。僕はもっと苦手。

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まず伝えたいのだが、そもそも人間は、何かを同時進行したり、ながら作業をしたりといったマルチタスクが、大変苦手な生き物なのである。

 

この辺りは僕がうだうだ書くより、以下の記事を読んでいただいた方が、早く恐ろしい情報を得られると思う。

yuchrszk.blogspot.com

 

そして僕は、別に比べたわけじゃないのだが、多分人並よりも少しマルチタスクに対する耐性が無いように感じているわけで。

 

例えば家に帰った後も、カーテンを閉めるか、エアコンをつけるか程度の選択も、どっちを先にやるか決めてしまわないと、結構固まってしまう

 

そんなわけで、人間はそもそもマルチタスクにクソ雑魚という事実と、僕はその中でも割と雑魚という現実を考えて、自分の生活からそれを除外するよう努めている。

 

もちろんときには、多忙になって結果マルチタスク状態になることもあるが、押しなべてその結果は悲惨なものだ。時間は掛かるのに、質は悪い。そんな風に。

 

だから僕は僕自身に、「一度に複数の作業はしない!完了するまで次に行かない!」ということを徹底して押し付けている

 

そうする方がミスも少ないし、仕事も早く終わるし、僕にとっては良いことの方が多い。取り急ぎ紹介しておきやす。

 

テンパる生徒を救うメモ。

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ちなみに、この効果は生徒に対してもばっちりであった。特に定期試験前などは、何からすればいいのかわからなくなり、わかりやすくテンパる生徒が続出する。

 

そういうのを目撃しちゃったら、どうするか?僕はその子らにそっと付箋を手渡し、こうつぶやくだけである。

 

「3分間でせんといけんことを箇条書きしてみ」

 

最初はぶーぶーいうのだが、書き出してみると、「なんだ、こんなもんなんだ」と勝手に気づくことが多い。

 

後は、そこで洗い出した項目が、抽象的ならば具体的な行動になるまで助言したり、答えになっていなかったりしたら定義しなおしたりというサポートを入れる。

 

そしてまた迷いなく、テスト勉強に邁進するというわけである。

 

―こういうやり取りを粘り強く続けた結果、言われなくても筆記開示をする生徒がぽつぽつと出てくるようになって、最近ちょっと感動している

 

中には自分オリジナルのやり方・書き方を開発する猛者もいる。それをみて、逆に僕がパクろうと思った例もしばしばである。こういう相互の学びあいが理想ですよね。

 

はい。やはり今は、校舎全体が浮足立つ、落ち着きが失われるシーズンである。そして我らヒトは、他者のネガティブに対し、強く反応する生物である。

 

作戦が無ければ、たちどころに飲まれ、そのまま崩れるのも自明な話だ。それを防ぐのに必要なのは、根性論ではなく戦略である。

 

そのためには、その練習と学習がこちらには求められてくる。講師の仕事はやはり、知識の勉強とその実践が欠かせないのだと思わされる。

 

ってことで、割と冷静な状況で書いた記事、今日はこの辺で。

 

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