朝プロテイン、昼プロテインバーだけの生活は死にますね。中元です。
―今日は完全に、ある種自分の中の葛藤にケジメをつけるための記事である。そのため、何一つ参考になることはないだろうが、文字数を割かせてくださいまし。
実は新しい年度が始まったタイミングで、僕はとある先輩との交代が囁かれていた。具体的には、入れ替わりの形で、僕に肩書と責任がつく、というものだ。
だがその先輩が、突如として目の色を変えて、仕事に取り組まれるようになった。各部署の管理を強め、積極的に施策を打ち出し、巻き込む。
それこそ人が変わったように、だ。その姿を見て、他の方も「おぉ、よくなったじゃん」という雰囲気が広がっているように思える。
だから万事OKで、いい循環が始まったじゃないか。そう解釈し、会社のみんなはこの変貌を、非常にプラスなことのように考えているのではなかろうか。
―僕は違うけれども、だ。
今僕が強く感じていることは、この上ないやるせなさだ。悲しみにも近い。寂しさともいえる。そういう感情が胸の内に立ち込めている。
以下、その理由と、それを解きほぐすうちに見えてきた、将来の道筋をまとめてみる。もはやこんなもん自分を慰めるためだけのそれだが、それくらい今は・・。
色々整理がついていない。ってことで、マジで暇な時だけ、以下の続きをどうぞ。
成果は態度に劣るのか?
僕が一番悲しかったのは、結果として僕の昇進が自然消滅し、見送られつつあることだ。
その方は交代が現実味を帯びたのを察したのか、即座にあらゆる部署へのコミットを強め、数値目標を作り、その全責任を負うと宣言した。
そしてそのすべてを共同管理制にシフトし、全てを共有することを確約し、またそうすることをこちらにも求める流れができた。
手腕として見事だ。気づけば、その人が期待を一身に集め、その"補助役"として、僕の役割にも注目が向けられる形となっている。
この体制そのものは、”組織”として効率的だし、まっとうな話だとも思う。実際、そうすることで、仕事の流れはスムーズになりつつある。
しかしながら、このやり方にはダークサイドがある。誰の責任か、誰の手柄か、そのすべてが溶けるのだ。つまり、解釈によって変動する数値になってしまう。
この状況が作られ、そして組織全体で是とされたことにより、僕が唱え続けてきた要望が自然と消えることにもなった。
「自分のケツは、自分で拭きたい」
数値を作ろうと努力したら「みんなのがんばり」となり、ミスをすれば「みんなでたすけあう」となる。これはなんと美しい世界だろう。
・・・僕が一番恐れていた世界。どうやら、そうなりそうなのだ。
僕がクレームの矢面に立ち、非常勤のミスも背負いつつ、擦過傷だらけになりながらみんなで作った去年の数値。それは研修の場でも、高く評価されたはずだった。
しかしそれは、心を入れ替えて頑張るという態度に劣るようだ。なぜなら、結果論として振り返ると、僕の裁量は減り、なんなら降格したも同然だからである。
全てを共有し、全てを相談し、全てを皆で解決し、全てをみんなの成果として喜ぶ。競争もゲームもない世界。正直、今、モチベーションははっきりと下がってしまった。
数値を出しても、変わらない。義理と人情の厄介なところに、僕もハマっているのかもしれない。
ならばどうする、いっそ辞めるか?―そんな問いが頭をよぎった瞬間もある。
それでもこの講師という仕事は好きだし、今更転職しても、扱いにくい中間管理職として、新しい環境の腫物となるだけだろう。ではどうするか。
・・なるだけ筋道立てて考えると、もう道は一つしかないと思えてきた。
それは何か。もう逃げ場を無くすためにも、文字にしてしまおう。
”してもらう”のではなく、”なる”しかない。
たぶんもう、【独立】するしかない。我を通すには、リスクだらけの世界にいくしかない。でなければ、僕は一介の雇われ講師として、色を出せぬまま老いるだけだ。
そう仮定した瞬間、やるべきことが急にはっきりと見えてきた。無味に感じていた仕事にも、新たな意味が乗るようになってきた。
独立するとしたら何が必要か?当然、どういう場所にしたいかというビジョンは要る。どうすれば人が集まるかのノウハウも、事前に習得するに越したことは無い。
自分の指導の知名度を高める必要もあるだろう。というよりそもそも、今の状況でも、名を売ることだけならできるはずだ。
もし独立するとなったら、一体何人の講師がついてきてくれるだろうか。俺にそこまで人望はあるか?
完全に一本独鈷もカッコいいが、義に死ぬほど男でもない。ゆくゆくの支援を貰うためには、現状のままじゃ会社への貢献は不十分ではないか?
活用したいシステムは何で、逆に取っ払いたいそれは何だ?というよりひっくるめれば、今の自分には何が決定的に足りていないのだろうか?
認知?集客?指導力?人望?
―こうして逆算を繰り返すうち、今の地点からするべきことの具体的な策が見えてきた。そして僕は勝手に、「達成出来たら独立を宣言する数値」も作ることにした。
認知、集客、指導力、人望。もう少し具体的な言葉にして、サブクエストもいっぱい作り、非常勤と密に協力し、達成を目指すことにする。
今年、あらゆる責務も成果も溶けて一つになった手前、僕は僕独自の目標を勝手に作り、それを追うこともモチベーションにするしかない。
でなければ自分を守れそうにない。薄々感じていたが、僕は誰かの神輿を担ぎ続ける人生は、本当にイヤらしいのだ。(担がれるのも嫌いだけど)
便利な人間に終始して死ぬとか、笑えるわけがない。しかし上が詰まった現状では、ずるずると、なぁなぁに、この状況は続くだろう。
明日、ちょうど仕事前にまとまった時間がとれそうだ。一気に形にすることにしよう。2年後。2年後のそれを目指し、もう色々我慢しないことにします。
ってことで、このブログに書くことも、でかい目標及び、そのサブクエストに関することが増えると思う。一つの巨大な備忘録だ。
まだまだ自分の素性を大っぴらにするほどの規模ではないブログなので、そこは何も手を加えないけど・・。やるべきことをやっていきやす。
ああ、すっきりした。文字にするのって、やはり愉しい時間である。
では今日はこの辺で。