色々あって責任者代行中の中元です。死ぬ。
はい。ここ最近、笑えるくらい多忙である。単純に二人分の仕事を一人で捌いているも同然なので、それが原因である。
そんな中でもブログを書くのを止めたくないので、半ば意地で書く。というのも、ここまでしっちゃかめっちゃかな時間を過ごしていると、新たな発見も多いためだ。
その発見には、多分時間にゆとりがある状態では気づけない。そういう実りあるものだという実感があるので、今日頑張って記事にしてみようと思う。
それは、一体何が時間を汚染するのか、だ。急ぎ、20分程度で書き起こす。
時間を汚染するとはどういうことか?
まずは定義からなのだが、要するに、人の時間を不躾に奪う言動のことだと思っていただいて大丈夫だ。
偉そうなことは言えないのだが、正直何をされたら時間を奪ったことになるのか、逆に何をしたら時間を奪ったと思われるのか、実はそこまでわかっていなかった。
例えば多動力を読むなどで、その一部を知ってはいたのだが、それをされたところで仕事は進んでいたので、いまいち腑に落ち切らないという具合である。
しかし、ぎっちぎちにタスクをぶち込んで必死に消化している今、何をされたら仕事が止まるのか、作業効率がダダ下がるのか、怖すぎるくらいに理解できている。
逆に言えば、そういった言動を許せば許すほど、組織として効率が落ちるという話にも繋がってはこないだろうか。なんかこう、恐ろしい心持さえする。
ってことで以下、抽象的なところにまで広げる時間が無かったので、具体的な話ばかりになるが、列挙してみようと思う。
これをされると作業効率激落ちくん。
白状すれば、以下本気でイラついたあれこれである。何度台パンしそうになったかわからない。保てた自制心に乾杯である。
①おつかい電話
運転中に電話が鳴った。もしかして、問い合わせか?それとも、トラブルの電話か?とにもかくにも、気がそぞろになる。
路肩に止めて、ハザードを焚いて、発信元を確認。それは先輩であった。何事だろうか?急ぎ電話を折り返す。すると・・・
「あれとこれとそれを買ってきてー」
という内容。要するにおつかいであった。なんとか平静を保ちながらやり取りし、電話を切ったのだが・・・。その後、怒りでマジで気が狂いそうになった。
つまり、内容を記憶するのも、買い物をするのも僕であるし、なんならLINEなどのテキストにしてくれた方が、圧倒的に色々と都合がいい話である。
僕だけが一方的に時間をむしり取られるかのような感覚を強く抱いてしまった。しかもそこまで緊急性が高い買い物ではないと来たもんだ。やるせないぜ。
自分がこういうことをしないよう、本当に気を付けようと思った。
②ゴーストスケジュール
ある授業に人を充てねばならない。予定表を見ると、とある人の時間が空いている。だからその日に段取りを組もうと、早速連絡を取る。
すると・・・
「あ、その日、コマがあるんよね」という返答。
なんだそれは!判明したときに、打ち込んでおいてくれよ!!今回この期間だけで、似たことを何発も食らっている。そのたびにマジで、脳の血管が切れそうになる。
理由は簡単で、そうやって見えない先約があると、考えてきたプランが全てチャラになるからだ。
では、そもそもそういった可視化されていないゴーストスケジュールがあると考えればいいのだろうか。しかしそれが前提だとすると、計画を組むのが非常に面倒になる。
予定一つ打ち込まないだけで、マネジメントする側の仕事が爆増する。「予定、ちゃんと打って!!」と声高に言えるよう、自分のそれが抜けないよう徹底しようと思った。
③権限の抱え込み
色々物事を決めたいときに障害となるのが、「自分に特に裁量がない部分の多さ」である。あるいは、「どうでもいいのに自分にしか決定権がないもの」もそうだ。
詳しくは言えないが、業務の中に、僕が必ずせねばいけないとされる数値の打ち込み作業がある。だがよくよく考えると、そうしないとダメな理由は、マジでまるで無い。
それに気づいてから、大学生講師にその作業をぽいっと依頼してからというもの、結構な量の仕事が、経過観察踏まえても、特にエラー無くごそっと消えたのだ。
これは嬉しい話だぜ。
しかし、それは僕があげられる側の話のみに限定される。イチイチ顔色を伺って、顔を立ててから物事を決めなければならないどうでもいいことは、まだまだ多い。
それについてははっきりと不満だらけなのだが、敵に回すと面倒事が倍以上に増えるという厄介さとのトレードオフである。
どうでもいい苦労をしても、まだ時間がある状態の人にどうそれを伝えるか。でもまぁ、それを待ってられない僕なので、もうしばらく我慢してやろうという感じである。
効率を下げるものはなるだけ共通認識にして、潰したい。
てなわけで、もうちょっと経って時間が取れるようになったら、きちんとこの辺をマニュアル化して、研修の場で共有できるようにしておきたい。
僕が【独立】を決めたきっかけのデカいところには、忙しい人とそうじゃない人の作業量の差と、待遇の反比例関係がある。多忙な最中では、そこがさらに鮮明になった。
組織運営は思った以上に難しく、システムでドライに管理しないと、仮に僕が校舎を運営する側になっても同じことを繰り返すのだろうなと、そういう恐ろしさがある。
だがそれを活かすには、今はまだ本当に忙しすぎる。とりあえず今日は、睡眠時間を確保するのが限界だ。
ってことで、もう、寝る。今日はこの辺で。