精神年齢9歳講師のブログ

"よいこ"から程遠い目線から、授業のネタ、講師としての日々、そしてたまには教育や子供について、真面目なことを基本毎日書いてます。

【同業者向け】生徒や保護者のつながりにおいて、ウェットな部分をどこまで”設計”できるかが僕の課題である。

今は卒業式シーズンなのですが、僕自身が卒業式にまるで思い出も思い入れもないため、感情移入しきれない中元です。

 

はい。ちらっと最初にも書いたが、今は卒業式シーズンである。校舎で花をプレゼントするため、かれこれ2時間くらい、ずっと待機している。

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・・・とはいえ実をいうと、僕はこういう心を揺さぶる系のイベントが、大変苦手である。なんというか、怒られそうだが、億劫ささえ感じているほどなのだ。

 

僕は変なところがサイコなのか、卒業式が終わった後に、皆で号泣しながら記念撮影とか、面倒だなとしか感じていなかった。正直、今もそのフシはある。

 

―が、自分が理解できないこととはいえ、それを求めたり、大事にしたりする生徒・保護者の方が圧倒的多数なのが現実である。

 

だからなんとかして、これに取り組む必要があるわけで。今日はそんな、冷血気味なお話である。

 

 

感動をクリエイトできる塾が、最近マジで強い。

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上から目線に聞こえて恐縮だが、今支持を集める塾の校舎長は、感動をクリエイトするのが非常に巧い。狙っているのか、天性なのか、わからないほどに、だ。

 

合格した生徒とは満面の笑みで喜びを分かち、不合格だった生徒とは一緒に大粒の涙を流しながら、悲しみを背負う。

 

受験が終われば、生徒の成長を感じるという旨の長文を投稿し、どこまでも生徒のことを考えて考えて考え抜いた、優しく愛情にあふれた人なんだと伝わってくる。

 

イベントはどこまでも生徒を楽しませたり、笑わせたり、あるいは泣かせたり。感情を揺さぶり、シェアし、強固な絆で繋がれた校舎を創りあげる。

 

―まさに今の世に求められる【個人】の魅力にあふれた好例であり、そりゃ支持を集めるのも納得だわと、舌を巻いて巻いて巻き倒してしまうほどだ。

 

こういうことができると、マジで強い。本当に強い。むしろできなきゃダメである。・・・が、なかなか僕には厳しい。そういう自覚もある。

 

理由は簡単で、僕の心はどこかズレているためだ。続いては、その言い訳をうだうだと。

 

僕の感動はかなりズレている。

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卒業式に涙し、別れを辛く思い、名残を惜しむように友人と写真をたくさん残す。なるほど、尊い光景だし、そうするのが自然だと思う。

 

―これこそ、僕が一番苦手だったやり取りだ。写真が元来嫌いだったのもあるが、「卒業アルバムで十分じゃん」という💩みたいなことを感じていたためだ。

 

教壇のとこに立って、「1年間ありがとう」的なことをいうのも嫌いだった。クラスから浮いていたわけじゃないが、中核にいたわけでもないので、ネタが無かったからだ。

 

大学の卒業式に至っては、わざと遅刻していったほどの体たらく。僕は感動をメインにしたイベントが、基本めんどくさいとしか思えないようなのだ。

 

とはいえ、オトナ帝国のひろしの回想シーンで号泣するなど、感動そのものがすっぽり抜けているというわけではないので、単純に何が心を揺さぶるかがズレてんのかなと。

 

何が人の心を動かすのか?楽しませたり、笑わせたりという方面なら、まだ結構頑張れるが、泣かせたり感動させたりとなれば、こりゃいけない。

 

”自分はそうは思わないけど”というどこか冷めた前提を抱えたまま、こういう行事に関わるのが正直なところだ。

 

僕の致命的な弱点であり、課題。いやはや、どうしたもんですかねぇ。

 

結論:裏方に徹し、思い切って任せよう。

 

となれば、もう一手しかない。全米よりすぐ泣く感受性豊かな人間を抜擢し、そこの方面を全面的に任せることである。

 

そしてそれに伴うドライな部分(予算とか)を、僕が解決してあげる。その代わり、演出に完全に集中してもらう。僕はその裏方だ。

 

台本さえ用意してくれれば、求められる役回りを演じることはきっとできる。マジでカス野郎なことを言っているが、自分を認めないことには始まらない。

 

―ふと校舎の外に目を向けると、胸元に花飾りをつけた中学生が、いっぱい通っていった。不思議なことに、ほぼ全員、真顔であった。

 

今は感動の波が過ぎ去り、しみじみと思いを馳せているときなのだろう。そう思うことにした。僕と同じ考え方の生徒が固まっているわけじゃないんだと思いたかったから。

 

世の中は感動に飢えている。何か手を考えます。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

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