精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

創りたい塾を考える Vol.2 【僕は校舎長という肩書を自分につけたくない】

遊びも仕事もやり切るために必要なのは体力という結論に行きついたGWでした。運動に対する投資を増やそうっと。

 

はい。またしても独り言シリーズなのだが、ビジョナリー・カンパニーを読んでいても、また現代社会を見ていても、【変化】はやはり大切なんだと思わされる。


もっとも、基本理念はゴリゴリに作り込みながらも、それを達成するための行動や方法は変え続けるというのが真意っぽいので、そこを間違えてはならない。

 

会社によっては、制度や仕組みの中に、【変化】を絶対的なものとして組み込んでいるところもあるほどだ。

 

僕はこの考え方について、古い言い方だが禿同である。元来飽き性なので、同じことをずっと何年もマンネリズムになるまで続けることが嫌いだからである。

 

だからこそ、そのための最大の敵になるものも、ぶっちゃけわかっている。それを打破するため、僕は校舎長という肩書を名乗るつもりも、現時点では無いほどだ。

 

今日はそんなお話。

 

 

トップダウン方式は好かん。

 

僕が一番やりたくない運営は、いわゆるトップダウン方式である。もちろん変化が早い時代だからこそ、ワンマン経営の方が戦えるという人も多いけれども、だ。

 

完全にう〇こみたいなアイデアを却下するとか、イロハを知らない部下を制御するためとか、色々と効率化を図れる側面もあることは認めるが・・・。それにも限度がある

 

僕自身も慢心すればすぐそうなるとはわかっているのだが、裁量を持つと、やはり人は保守的になる。新しいアイデアを否定するようになる

 

そうやって硬直化すれば、変化を否定し、現状維持を肯定するようになる。その先に待つ悲劇は、本当に想像するのも辛いほどに惨憺としている。

 

そこで僕がやりたいのは、軽く勉強したDAOにも似ているのだが、合議制による運営である。まぁ、設計をしくじれば、責任の押し付け合いになるリスクもあるけど。

 

例えば、テーマはこちらで用意するとして、その実現のための方法は、会議で死ぬほど話し合って決めていきたい。ピクサーで言うところのブレイントラスト会議である。

 

「集団授業の集客が弱いけど、どうしていこうか?」「次回のテスト対策授業にイベント性を持たせたいけど、なにをしてみようか?」というあれやこれや。

 

そこに上下関係を放り込むと邪魔なだけだ。僕の顔色を伺う必要はない。時には僕の案さえも、反対してもらって構わない。

 

サークル仲間でじゃれあっているという甘い集団にも見られかねないが、実をいうと、カリスマ性で保たれる組織は意外と脆弱なようなのだ。

 

色々なデータや研究を読むとわかるが、カリスマ性の正体とは、そもそも"そうみえるだけ"というあまりにもしょうもない思い込みであることも多い。

 

仲間とは、あくまでも自分を担ぐ神輿などではなく、共通の目的を果たすために集まった個人だと考えている。

 

僕は僕のカリスマ性になど1㎜も期待していない。いわゆるリーダーシップ神話にかすりもしていない。そこは現実的に考えている。

 

だからこそ、理念は徹底するにせよ、イデアを大事にして、磨き上げるような、同じくらいの精神年齢の人たちと塾をやりたいというのが本音である。

 

ちなみに、今回のGWで色々勉強したことを統合すると、人生における中間ゴールについても見定めることができた

 

それについてはまだ言語化もクソもないので、何も書かないことにしておく。

 

マネタイズと実験は切り分けて考えたい。

 

一方そうはいっても、僕が権限を持って有無を言わさず守らせないといけない部分もあるよな~、とは考えている。

 

それはお金の部分だ。僕の給料もそうだが、仮についてきてくれる人がいるとして、その人に飯を絶対に食わせなければならない。その現実に、他者のアイデアは不要だ。

 

イデアを重視するにせよ、お金にはシビアにならないといけない。その二律背反をどうすれば達成できるか?

 

今のところ、徹底的にブラックボックスを破壊するしかないと考えている。固定費はスタッフに周知させ、いくら以上稼がないと赤字かさえ、言いふらすのだ。

 

少し業界の裏話みたいになるのだが、ぶっちゃけ1:1の授業をするくらいなら、そんなコマを最初から取らない方が正解だったりする。

 

1:2を嫌がる講師もいるのだが、お金の部分のリアルなところを考えると、はっきり言って同じ時間でたくさんの生徒を見た方が良いに決まっているのだ。

 

僕は正直、今の会社でそういった裏のお金に関する部分は、特に言われないまま仕事をしてきた。

 

しかしここ1年、仮説の域を出ないながらも、自分で勝手に色んなコストを計算した結果、今までの仕事の効率の悪さに愕然としているところである。

 

そういった部分に目を光らせるダーティな仕事は、独立する手前自分の担当にしたいと腹を括っている。

 

だから僕が独立するとして、肩書はせいぜい【代表】くらいにしておこうかなと考えている。校舎長になりたくて独立するんじゃないのである。

 

ってことで、GWがいよいよ今日で終わりというタイミングで、この記事を書いている。つまり明日から、僕の視座も変わらざるを得ないということだ。

 

もう外的要因には期待しない。決めた目標を達成するため、できることから取り組んでいく所存である。

 

ちなみに正直な感想としては、まだまだワクワクが勝っている。不安な気持ちが湧いてこないと逆に不安なのだが・・・。はてさて。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

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