精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【同業者向け】僕が塾運営に対して思う「もったいない部分」を、きちんと言語化しておく。

昨日飲んだ酒量を、沖縄県が運営するサイトに打ち込んだら、死の寸前レベルのアルコールを摂取していたことがわかった中元です。(起きたら吐いたよ)

 

はい。今は飽き時間なのだが、この間、最近習慣にし始めた「コンサルごっこを行っていた。

 

やってることの中身を簡単に言うと、毎日自分の勤める場所か、道すがらのお店に対し、課題1つを発見し、その改善案を3つ提示するというものだ。

 

これが結構楽しくて、もちろん傍から見ればただの妄想に等しいのだが、経験値としては結構悪くない質のものが貯まっていってるよねと言う自覚がある。

 

ということで、今日は僕が「ここはイマイチだなぁ」と思ってしまう塾の特徴について、未来の自分へのネタとしてちょっと書いておこうと思う。

 

 

「変化」が無い。


僕が一番「つまらん」と思うのは、その塾に変化が乏しいときである。簡単に言えば、1週間前の様子と、今の様子が、全く変わらないタイプである。

 

意図的に変化をつけることは極めて大事だと思っており、座席表はもちろん、壁の掲示物も、気が付いたら貼り替えたり更新したりというのを行っている。

 

授業内容やスタイルも、著しくクオリティが落ちない範囲で変化させるなど、「変わること」を校舎全体で推していくことは、相乗効果が高いと思うわけで。

 

ただそれを拒否し、昨日と同じ授業を使い回し、掲示物も席順も変えないといったことを是としちゃうと、塾としては衰退が始まってしまうと僕は考えている。

 

「毎日更新されているもの」は必要不可欠。自分の首を絞めない程度に、独立後もこのコンテンツを考えておこうと思う。

 

不透明。

 

 

広報活動に執心される方は多いが、その中身をよくよく見てみれば、でき合わせのチラシをただ折り込んだり、直接ポストにぶち込んだりというだけなことも多い。

 

僕自身、そういったチラシに興味をそそられたことは、マジでほぼ無い。無視される媒体を工夫ゼロで使い続ける限り、それは広報ではなくゴミ捨てと化してしまう。

 

ではなぜそういったチラシに興味をそそられないのか?色んな理由はあるだろうけど、ひとつには血の通ったやり取りを感じないせいでは、と思っている。

 

キレイにデザインされたビラをみて、「私に向けられたメッセージだ!」と思うことはほぼ無いだろう。だからこそ、そこに血を通わせる工夫が要る、というワケ。

 

では、その工夫とは何なのか?それについては、最近自分の手が止まったチラシの特徴を思い返すと、結構見えてくる。

 

例えば、手書きの文章が入っていると、たとえ全然興味のない情報であっても、少しは読んでみようという気になるから不思議だ。

 

あるいは、何かしらの思想が読み取れる文章。例えば簡易なインタビューとか、そういうヤツ。これも少し、時間があるときなら読んでしまう。

 

ずっと唱えていることだが、中で誰が何を教えているか不透明な塾に人は来ないのだ。天岩戸ではなく、ただ不気味なだけのカルトに思われても仕方ない。

 

どこまでブラックボックスを徹底して破壊し、オープンにできるか?これは広報における一つの理念として、据えておきたいと思う。

 

奇抜な授業を売る。

 

これは僕自身も以前心当たりがあって汗顔モノなのだが、やはり奇抜な授業をいきなり打ち出しても、バズることは基本、無い。

 

例えば、限界集落待ったなしのエリアに対しオンライン授業を売っても、「なんかよくわからんからやめとこう」という風に拒否反応を示されるのがオチだ。

 

都会ではすでにこの流れは来ていると騒いだところで、地方に関しては相当時間差があったり、中には全く届かなかったり、ということさえあるほどだ。

 

愚直に、オーソドックスな集団授業・個別授業を売る。顔を周知してもらい、ある程度の声が届くようになってから、変わり種ともいえる新ネタを提案する。

 

やはり、奇抜な一手が状況をガラリと好転させることは無いのだ。そもそも好転させる必要があるようなヤバイ状況を作らないことこそが、基本にして大切なのだと思う。

 

―ということで、僕が思う違和感というか、「もったいない部分」を、今のうちに言葉にしておいた。

 

これらが無ければ100%成功するなんて口が裂けても言えないが、これら全てを満たしているのに大繁盛している校舎を僕は知らない

 

明日は我が身。ダモクレスの剣を頭上に感じながら、ワクワクする気持ちも慈しみつつ、計画づくりに勤しもうと思う。

 

ということで今日はこの辺で。

 

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