珍しく、授業をあと1コマ残して集中力が切れかけている中元です。始業時にブーストかけすぎたかな・・・・・。
はい。今日のテーマだが、友人と酒を飲んでいる際によく聞かれることの、僕なりの解答ということで書こうと思う。
それは、「勉強せんといかんのはわかるけど、何をどう勉強すればいいかわからない」という悩みだ。これが結構、多いのだ。
何かしらの学校に所属し、課題を与えられる状況は、自由を理不尽に奪われた状況のように思えて、実はかなり恵まれていると言える。
とりあえず何をやっとけばいいか指示されるし、やればいいことも悪いこともあると設計されているからだ。
一方、一度社会に出れば、あなたにそれを懇切丁寧に教えてくれる人は、こちらがお金を払わない限り出てこなくなる。
勉強から解放されたと勘違いしてサボり倒すと、ひろゆき氏的な言い方をすれば「無能」まっしぐら。
勉強を重ねて自分をアップデートしなければ、あっという間に落伍者入りである。実はそれくらい、ある種の乱世に、こっそり陥っていると言える。
サボり倒した末路は、SNSでクソリプを繰り返し、偽りの優越感に浸るアレなのかもしれないのだ。そう考えたら、友人たちがビビって焦るのも納得する。
―しかし、しばらく勉強からブランクを空けてしまうと、そのやり方もきれいさっぱり忘れるものらしい。だから先述の悩みが飛んでくるのだ。
それに際し、僕の解答はほぼ一択。
「大人になって久しぶりに何か勉強したいなら、とりあえず【健康】についてがオススメだよ。」
―では以下、その理由を書いていきます。
勉強に必要なスキルを学びながら、元気になっていくという一石二鳥。
僕が【健康】を学ぶべきだと伝える理由は至極簡単で、課題の発見が簡単なのと、それを解くための方法も豊富なのと、勉強に必要な過程を学べるから、という3点である。
まず基本、自分の体調や身体を十全で完璧という人は、よほどの自信家かただ無知なだけだと僕は考えている。
例えば睡眠一つとっても、アンケート回答者の95%は【不満】と答えるような社会なのだ。
ーつまり、ちょっと自分の体に目を向けるだけで、すぐに解くべき【課題】が見つかるというわけで。課題さえ見つかれば、あとはそれを解くために前進あるのみだ。
例えば、最近便通はどうだ?酒量は増えてないか?腹は出ていないか?健康診断の数値は?体力はどうなった?という質問をすれば、ぼこぼこ気になる点は見つかるはず。
そして、あとはそれを改善するための方法を検索すればいっちょ上がりなのが、現代社会の嬉しい一面である。
もちろん眉唾物なゴミ医学情報もゴロゴロ転がっているが、審美眼と言ったら大げさだけれども、それを判別するにはやはり経験値しかない。
僕も色々と自分の体であれこれ試すのが好きなのだが、その過程では、雑誌の裏表紙に載っているようなヘンなサプリを試した時期もあるほどだ。
課題が見つけやすい。教材もある。しかも、それによって自分の体調がよくなると来たもんだ。体調さえよければ、基本大体のことは好転する。
こんな風に、極めてコスパがいい学習テーマといって差し支えないだろう。
ーそして大事なのだが、様々な方法があれど、そのどれが自分に作用するかは個人差があるという要素も、実は学習において極めて大切なハナシだったりする。
例えば、僕はお腹が超ユルいのだが、それについての対策として挙げられるのは、以下の施策が代表例だ。
① 発酵食品を摂る。
② 食物繊維を増やす。
③ 乳酸菌を摂る。
ーただ、僕に関して言えば、食物繊維を増やすこと以外で、自分の腸内環境や便通がよくなったと感じた経験はない。
なぜこれがわかるのかというと、対照実験を繰り返したからだ。今回は発酵食品を増やそう。効き目がなかった。では次は、食物繊維を増やそう。こんな風に。
そうすると、間違えたことを失敗ではなく、単なるデータの蓄積と思えるようになるマインドセットが、自然と整う。これもまた非常に大事なのだ。
間違えたらやる気がなくなるタイプの生徒は、勉強のセンスがないのと同じだ。もっとも、ミスを伸びしろと考えて喜ぶのも、極めて難度が高いし、能天気すぎる。
であれば、淡々と、「じゃあ、別の手を試そう」という風にスッと割り切れた方が健全だ。個人差が大きいというのは、これを試す機会が多いということでもある。
そんなわけで、皆様も、久しぶりに何かしらの勉強を試す際は、【自分の健康状態の改善】をテーマにされることをオススメする。
わけもわからず英会話とか簿記とかに手を出すより、よっぽど有意義だし長続きすると思う。参考にされてみてほしい。
ってことで今日はこの辺で。