精神年齢9歳講師のブログ

"よいこ"から程遠い目線から、授業のネタ、講師としての日々、そしてたまには教育や子供について、真面目なことを基本毎日書いてます。

【自習】に生徒が来ない塾は、本当にマジでヤバ過ぎる。

休日出勤マンセー!とでも言っておかねば、心が破れそうな中元です。

 

はい。今日は個別授業をちょちょいと回し、後は自習に来る生徒が帰るまで校舎でお留守番すればいい日なのだが・・。

 

言っていいのか知らないが、言ってしまう。誰も来ねぇ。

 

僕の人件費は一体何に対して支払われているのか、意味不明な時間が流れている。室内は涼しいのだが、ヘンな冷や汗が背中を伝わっているような寒々しさがある。

 

・・この原因はいくつも考えられるのだが、それを進言すると「休日出勤をうんぬん」と言われてめんどくさいので、未来の自分へ書き残すことで昇華しようと思う。

 

今日はそういうお話。

 

 

自習に来るための導線を引けているか?

 

塾へ自習来るのは、学生たるもの当然だ。そうやってふんぞり返っていると、その設計と導線作りがおざなりになり、生徒の足がどんどん遠のいてしまう

 

冷房を完備して、スタッフを一人置いておけばいい。それだけではもう、他塾はおろか、家や図書館からも連れ出すことは不可能なのだ。

 

つまり、最近の中学生は全然勉強しなくなった!というマウントは、あまりにも胸を張った敗北宣言のようなものなのである。

 

実際、繁盛している塾は、自習に来る生徒も非常に多いし、その光景がまた広報となる。このままだと、コントラストは増すばかりだ。

 

だからこうしてヤベェ状況になった以上、必要なのは再設計である。何を求めているかを分析し、整え直して、再度広報する必要がある。

 

ってことで、次項はそれをベースに、さらに考えてみましょう。

 

ニーズを雑にすることなかれ。

 

そもそも生徒が自習室に求めるのは何かというと、大体は以下のポイントにまとまるのではないかと思う。

 

①静かな環境

 

②質問できる体制

 

③周りに頑張っている人がいるというプレッシャー

 

④家に無い問題集や参考書

 

まずは①について。これは③にリンクし、何なら言わなくても当然という感じはするが、はっきりいって一番創り上げるのが難しいのがこれだ。

 

例えば、スマホで遊ぶアホとか、ペン回しに興じてガチャガチャうるさいボケとか、そういうのを注意して減らさなければ、知らないところで不満がゴリゴリ溜まる

 

だからこそ、何なら自習室に作業デスクを置いている塾長さんさえいるほどだ。常に自分が監視し、自習室という環境にそぐわない行動は徹底排除する。

 

ちなみに僕も、同じことを理由として自分のデスクを自習室に移そうと提案したが、軽く一蹴されたのでもう言わない。

 

・・そして②については、ぶっちゃけ医学部・薬学部・獣医学部を高給で雇える大手塾に質で勝つことは不可能と考えた方がいい。もっと別土俵で挑むべきだろう。

 

堂々と、今日いる先生はこれが教えられます、この科目に当てはまるならおいで、当てはまらないなら別の塾内SNSに投下して、という文化を普及すべきだと思う。

 

ちなみにこの塾内SNSは、コミュニティーの構築と維持といった重要な役割も担うため、どんなに小規模だろうと絶対に作るべきだ。(いわゆる鍵アカである)

 

それさえ持っておけば、例えば④の問題も、二次・三次効果まで狙った手を打てるようになる。

 

例えば「〇〇を入荷しました」とInstagramに参考書の画像をアップするのも面白いと思うのだが、どうだろう?

 

或いは、〇〇先生オススメの問題集を入れてみました、という宣伝を打つのもまた、足を運ぶ理由になり得るので面白いと思う。

 

自習に来させること一つとっても、頭を使える部分はここまで多いのだ。もちろん他にもアイデアはあるが、机上の空論なので今回は割愛する。

 

実際に効果があった例。

 

手前みそだが、作戦を事前に仕込んでおき、狙って生徒を休日に自習へ来させた例がいくつかある。

 

まず、【特訓プリント】の用意だ。事前に集団授業内でアンケートを取っておき、苦手とする問題を徹底練習するプリント集を準備する。これだけ。

 

なるべくテストの日付より早い段階で出すことで、「やべぇ」と感じていただき、追加での個別授業申し込みなども狙ったのだが、それもうまいこと機能した。

 

もう一つ思い出すのが、【簡易なイベント】の用意だ。例えば1500円くらいで大量に小さいチョコなどを買っておき、2時間以上自習したら帰りにつかみ取りOK、みたいな。

 

少しご褒美で釣った感じはあるが、帰り際に例えば「どんくらい進んだ?」といった質問をして、家や友達の家でやるより効率的に進むことを認識させれば話は変わる

 

そうしてはじめて、「自習には当たり前のように来るもの」という認識が芽生え、いずれ時間をかけて文化になっていくのではと今は独り言ちている。

 

色々根本を考えると、しなければいけないアレコレが見えてくるなと、改めて思った。

 

ーというわけで、実はただの愚痴なのだけれど、今日はこの辺で。

 

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