精神年齢9歳講師のブログ

"よいこ"から程遠い目線から、授業のネタ、講師としての日々、そしてたまには教育や子供について、真面目なことを基本毎日書いてます。

【同業者向け】授業の中に娯楽を入れる”本当の意味”を知っておこう。

なんか体調が悪いなと思ったら、昼ご飯を食べるのを忘れていた仕事中毒中元です。

 

突然だが、皆様は授業の中に娯楽を入れることには賛成だろうか。

 

例えば国語の授業で百人一首をやったり、英語の授業で英語縛りの人狼もどきをやったり、そういう活動のことを想像していただければと思う。

 

これについてはぶっちゃけ賛否両論で、特に私企業たる塾であるなら、授業全振りこそ当然で、娯楽を入れるとか契約違反と言われそうなリスクもある。

 

では、個人的にはどう考えているのか。僕自身は、特に集団授業を運営するにおいて、必要不可欠な投資に等しいと感じている。

 

今日は手短に、そんなお話をば。

 

 

説明に参加できない生徒たち。

 

百人一首やフラッシュカードといった娯楽は、一体なぜ必要不可欠な投資なのか。

 

授業内にこういったレクを入れることで、説明を通じて授業に参加することが難しい生徒にも、「参加しているという感覚」を与えられるためだ。

 

ある種の特性により、説明を理解することはおろか、そこに注意を向け続けることが困難な生徒は、統計上各クラスに2~3名は必ず存在する

 

そういった生徒は、説明という時間を通じて授業に参加することが不可能と言って差し支えない。特に救済措置も無ければ、悪目立ちしていくだけなのだ。

 

となると、周りの目も厳しくなりがちだ。説明も聞かず、手悪さばかりして、気が散るヤツだ、という風に。こうして教室内でも壁ができていく。

 

それをある種緩和したり破壊したりする特攻薬こそ、いわゆる娯楽なのだ。説明は聞けなくても、かるたの上の句は恐ろしい集中力で聞ける子はいる。

 

そういった子が輝ける場を把握し、授業時間内になるべく盛り込んでいくこと。実はこれ、教員たるもの必ず実施せよと説かれるほど、基本的な手法なのだ。

 

ただし勿論リスクもあって、衝動性が強い子は、1人だけ異様に盛り上がり過ぎて、「うるさい」とクレームが来ることもあるのだ。(実際あった)

 

そうなれば本末転倒だ。こういったリスクは考慮に入れたうえで、適切に娯楽を取り入れるようにしたいところである。

 

娯楽を通じて学力は上がるか?

 

ところで、娯楽に対して否定的な意見として、「学力向上に繋がらないから」というものが代表的なものとして挙げられる。

 

これについては、半分同意といったところ。例えば説明を聞けないウンコ人間の僕にとっては、説明こそ学力向上につながってこないのだ。

 

つまり、採用する手段が一つだけだと、ハマる生徒も勿論いるが、ハマらない生徒も勿論いて、そちらを救う手立てがゼロという危険性が出てきちゃうのだ。

 

算数で考えてみよう。ある30人のクラスを想定し、20人の生徒には100点の満足度でも、10人の生徒には0点の満足度の授業をすると、合計得点は2000点となる。

 

しかし、全員にとって70点の授業をすれば、合計得点は2100点になり、全体としての満足度は上がるということになるのだ。

 

説明大半、娯楽もちょっとという配分こそが、僕は全体に70点の時間だと感じている。抽象的だが、決して的外れな体感値でもないよな、と。

 

娯楽を通じて学力が上がるというより、娯楽を通じて全体の満足度を上げる。こちらの方が狙いや用途として適切だと思う。

 

とはいえ、例えば英単語のフラッシュカード学習など、直接学力が高まるとされるレクも報告されている。

 

色々調べたうえで、試してみるのも一手だと思う。

 

ということで空き時間15分で書いたので色々と散文的だが、今日は推敲する暇もないのでこの辺でバイチャ!

 

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