今日はなんだかんだで11時間労働の中元です。なんかもう、慣れた。
はい。夏季講習がいよいよ始まり、よくわからない表現だが、主に脳みそがヘロヘロになる場面が増えてきた。
例えば今日は9コマの授業が予定されているのだが、もう4コマ終わった時点で頭がぼーっとする感覚がかなり強かった。
お風呂に長いこと浸かり過ぎて、のぼせたときの感じに似ている。当然、考え事をしようにも集中がブツブツ切れるし、説明の言い間違いも、日頃より増えた。
一体どうしたものか。ぼーっとしてみたり、頭を使わないアプリで遊んだりしたが、結局は改善せず。
そんな折、ふと、ある「やる気復活法」を思い出した。藁にもすがる思いといえば大げさだが、それを実際にやってみると、だ。
やる気が復活するどころか・・・。
ぶっちゃけ出社時よりも頭がシャキッとして、今は元気に色々な仕事を消化できるようにさえなっている。
なんじゃこりゃ?あと2時間くらい、平気で働けそうだ。なぜこのタイミングで僕は覚醒したのだろうか?
とりあえず、これは有益な情報だと思うので、やったことを手短にここへ書き殴っておくことにする。
覚醒のトリガー。
いきなり結論を言うと、それは高強度・短時間の運動だ。そして僕がやったのは、階段ダッシュである。
校舎が3階まである関係で、階段を駆け上ることは環境として造作もない。だから思いついてすぐ、3階までダーッとダッシュしてみた次第である。
すると・・・今は頭が完全に冴えた、謎の覚醒モードに入っている、というわけなのだ。ちなみに階段が無ければ、スピードスクワットでもやっていたと思う。
元々、激しい運動に集中力回復の効果があるらしいってことは知っていたのだが、仕事中にそんなことしたら変な奴なので、今まで試したことはなかった。
しかし、その効果を強く感じている今なので、日々の仕事において、色々とこの時間を取り入れる工夫を考えた方が健全だろうなと思う。
もちろん一日に何発も合法ドーピングを射つわけにはいかないので、その使いどころはこれから試行錯誤してベストなタイミングを探さないといけないけど。
いやぁ、運動、してみるもんですなぁ。てか普段から筋トレとかはしているのに、この効果に気付いてなかったってのは、我ながら不思議である。
集中したけりゃ運動しなさい。
ところで、僕が布教しても全然広まらない、ある休み時間の過ごし方がある。それは、席を立つことだ。言っても誰も、マジでやってくれないのでヤキモキする。
原因はおそらく、生徒にとってそうする理由が無いからだろうなとは察している。トイレとか別の席の生徒に話すとかじゃない限り、椅子に座っている方がラクだしな。
ここは僕がインセンティブを設計しなければならない場面、ってことなのだろう。つまり、立ち歩くことでトクをするような何かを作るのだ。
例えば、別室に安価なチョコとかアメの差し入れを置いといて、「取りに行きな~」とアナウンスすれば、結果席を立つことになるだろう。
ただしこれもすぐに抜け道がある。別の生徒に取りに行かせる横着者の存在だ。これをどう回避するかも、こちらの腕の見せ所である。
それらのリスクを回避したうえで、「なんか普段より集中できる気がしないかい?」という風に質問して、自覚し、納得してもらう。
報酬設計のめんどくささと面白さがよくわかる好例だと感じた。
ということでとりとめのない話になったけれど、疲れを感じるときこそ運動をして吹き飛ばそうとはよく言われる話なので、ぜひ試してみてほしい。
もちろん、実際に数時間部活動でトレーニングを重ねた後の疲れは、嘘偽りない肉体の疲労なので、とっとと寝た方が正解だとは思うのだが。
ということで今日はこの辺で。