あと何日働けば休みとか、そういう未来を考えたくないので考えていません。いつだって今日しかないのだ!ついに壊れてきた中元です。
はい。いよいよ夏季講習が終わりを迎え始めており、8月10日頃には結構自由が増える見込みである。(まあ、個別授業ですぐパンパンにしてやるのだが)
そうやって胃液の滲むような仕事をしていて思うのだが、夏季講習の成果が出た・出ないを試す舞台が、直近で2学期中間テストってのは、ぶっちゃけ遅い気がする。
もっとスポットスポットで、成長を感じてもらえるチャンスを作った方が、やはりいい。今日はそんな小言を書いておく。
なにのおかげなん?
一番の問題は、間隔がそこまで空くと、「夏季講習をやったから伸びた」のか、「直前期の対策が効いて伸びた」のかがごちゃ混ぜになることだ。
結果、双方が打ち消しあって何も残らなくなり、満足度が見えないところで下がっているということにも繋がっているのではと、勝手に仮説立てている。
「この点数は、夏季講習をやったから伸びた」「中間テストは、夏季講習の頑張りを下地として取り組んだことが効いた」という風に、切り分けて言えるようになりたい。
そのためには、なかなかに考えて設計されたシステムが必要なのではと思う。そして実際、多くの塾には、成果を可視化するためのイベントが細かく用意されている。
塾内模試しかり、各種検定の案内しかり。力を試す場が多ければ多いほど、力が伸びていることを確認する場も多くなるのだ。
―そして、今の企業に求められつつも、誰もが着手できずにいる「あること」を創るヒントも、僕はこの辺にあるような気がしている。
ってここから1000字くらいは、ただのアイデアを書き殴っておくことにする。
独自テストをたくさん作りたい!
過去何度か書いた気がするが、僕が通っていた塾のイベントで、記憶に残っているものに思いを馳せると、全てが【極端】か【独特】という共通点があった。
例えば、3000問の英語問題とか、15時間の勉強合宿とか、大晦日返上の英単語祭りとか、そういうやつ。実際大変だったが、それよりもワクワクが勝ったものだ。
こういうイベントを毎年開催し、ブラッシュアップしていくことで、どれかが【名物】に化ける可能性も登場してくる。
これこそ、ある種のストーリーであり、独自色であり、差別化であり、どの塾も喉から手が出るほど欲しい何かであるはずだと考えている。
今考えているのは、"プレ中間テスト"と称して予想問題を作成し、解かせるとか。あるいは、【合同を克服する1日】と銘打って、特訓授業を作るとか。
この辺は遊び心を持った人間が0→1を創り、会議の中などを通じて現実的なところへ落とし込んでいく作業がマストだ。
こういった極端で、何かに特化した、それでいて誰もやったことがなさそうな何かは、考えていて非常に心が躍る。
似たような精神年齢を持った講師を誘って、僕が校舎を持った暁には、こういうイベントを実施していく所存である。
ぶっちゃけ今もそれに似たことをやってもいいんですが、衝突するリスクを考えたらめんどくささが勝ってしまう。まぁ、そういうことなのです。
そもそもイベントを軽視してないですか?
最後にまとめがてら愚痴を書くのだが、イベントをめんどくさがっているような塾や校舎は、色んな実例を見ても滅びゆく運命にあると考えていいと思う。
理由は何度も書いたことだが、単にそんな楽しくないところに人は集まらないからだ。この辺を面倒くさがったらおしまいなのだ。
僕自身、いずれこの辺のワクワクする気持ちを失ったら、さっさと引退しなければならないと考えている。老害になる前に身を引く覚悟は大事かな、と。
コロナだなんだという状況はあくまで状況でしかなく、そんな中でもルールに則りながら、楽しいことをしている人は大勢いる。
僕はそちら側に加わりたい。そういう人間を叩くことで憂さ晴らしをしている側ではなく、叩かれる側に行かねばと思う。
最後はちょっとした決意表明になったけど、今日はこの辺で。