精神年齢9歳講師のブログ

"よいこ"から程遠い目線から、授業のネタ、講師としての日々、そしてたまには教育や子供について、真面目なことを基本毎日書いてます。

【英文読書ルーティン日記87】"WHEN TO ROB A BANK"読書感想ブログⅧ ~環境保護によるダメージのリスク~

スリープローディング」と名付けて、昼寝込みで1日14時間くらい寝てみた中元です。体調は・・・・普通。

 

はい。今週もこの本の感想ブログである。繁忙期だろうがルーティンは崩さず、時間が減ろうとも継続最優先で頑張っている。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

そういえばお盆休みまでもうすぐであり、そこに突っ込んだら一気に終わりが見えるまでは読み込みたいなと考えている。

 

てなわけで、以下本題である。

 

 

8月8日(月) インチキにリスクを

 

減らしたい行動を減らすためには、本人がそれによって得たい報酬をつかみ、それを得られない、あるいはリスクをそれに対し極端に高めるのがいいとされる。

 

例えばテスト中の不正行為を食い止めたければ、発覚次第強制的にその学年の単位全てを無効にするというのもその一つだ。(知人が食らっていた)

 

ということでドーピングを防ぐためには、長期間尿なり血液なりを保存しておき、10年ごとに当時の最新技術で検査するというのも一案としてあるそうだ。

 

ただし、その議論と設計は慎重にしなければならない。新しいルールが策定されたとして、それが過去にさかのぼって効果を持つとすれば、色々と不都合がある。

 

狙って特定の選手の記録を無効にすることだってできる。捕まえたいやつがいて、現行の法律ではそうできないとき、新たな刑罰を設けて逮捕するようなものだ。

 

相手が相手だけに、一筋縄ではいかないインチキ。なんか高度な頭脳戦のようにさえ、思えてくるから不思議である。

 

8月9日(火) 最高のイカサマ法

 

とあるオンラインでのポーカーにおいて、たまたま流出した情報から、イカサマの証拠が発見されたという。

 

極端に勝ったり、極端に負けたり。何かしらのズルをしていると予想されるユーザーが散見され、何かがその裏にあると利用者全員が直感したらしい。

 

そして様々な情報を掻き集めてひたすらに分析した結果、ある共通点が見つかったという。それは、疑惑の対戦を、"必ず見ている"IPがあったということだ。

 

その主を紐解いていくと、どうやらなんと、サービス提供主側にいるっぽいことが判明したらしい。

 

最高のインチキとは、提供する側とのコネを作り、お目こぼしを貰うこと。そういえばそんな例などゴロゴロあるなと気付かされる、面白い一件であった。

 

8月10日(水) 徹底可能の境界線

 

インチキの最たる例と言えば、税金だといえる。【節税】はしないだけアホみたいな感覚があり、僕も合法的に削れるところはそうした方がいいかも、とは思う。

 

実際、税金がらみの処罰とかミスは、めっちゃ多い。その理由は簡単で、国民が多ければ、そりゃ取りこぼしも増えるから、である。

 

ではなぜ、取りこぼしがでないはずの立法側の人間でも、それが起こり得るのか?これも理由は簡単で、ルールの穴を掻い潜ることなと、作成側からすれば容易だからだ。

 

税金に関して目を光らせることは、通りでヤクの売人がいないかを探す警察官に似ているといわれる。数が多すぎれば、そりゃ見つけきれないところも出るよ、と。

 

ズルか、無知か。税金に関しては、この2つが本当にファジーな状態で同居している。言葉って面白いよなと、つくづく思わされる。

 

8月11日(木) 高得点だと景品が貰えることが生むインセンティブってな~んだ?



死ぬほど簡単ななぞなぞだが、答えは「ズルをしようという気持ち」である。報酬が俗的であればあるほど、努力の中身がすり替わる気が、僕はしている。

 

例えば、塾の講師として、校舎別に何かしらの単語テストのランキングを作成することがあるのだが、生徒の得点を水増ししようとか、そんな気は微塵も起こらない。

 

なぜかというと、そうすることで生徒の合格率が上がるわけでも、校舎の評判があがるわけでもないからだ。ズルをする目的としては、極めて脆弱なのである。

 

―ところが仮に、校舎別のランキング次第でボーナスが変動するなら、僕はズルをする人がいっぱい出てくると確信している

 

なぜかというと、この報酬のベクトルはその人を向いているからだ。生徒の将来に落とす影なんか、残忍なことをいうと、この場合はどうでもいいのである。

 

ちなみに、なぜ急にこんな話をしたのかだが、やっぱり高成績ならば高報酬という設計にすると、どうやら学校ぐるみでインチキが起こりやすいから、らしい。

 

アメリカの学校で実例があるようで、なんかこう、難しいなと本気で考えさせられた。塾のイベント作りも慎重にやらんとな・・・。

 

8月12日(金) 正義の金稼ぎ

 

最近はどうか知らないのだが、軽微な交通違反が常態化したエリアというのが、僕の住んでいるところには存在する。

 

めったに警察が張らないため、スピード違反やりたい放題、スマホいじりたい放題、そんな感じである。

 

―そんなところに張り込みを行ったらどうなるか?面白いほど取り締まられるに違いない。(罰金は決して安くないしね)

 

違反が常態化したエリアでのネズミ捕りほど、言い方は悪いが儲かる仕事はない。効率がめちゃくちゃいいからだ。

 

それはネットでの誹謗中傷でも当てはまる。わざとそういう炎上させたがりを煽り、「裁判で勝てる」まで証拠を集めてから、弁護士と協力し訴えるのだ。

 

一時期ネット広告に、犯罪者の内臓を取り出して、臓器移植に用いるみたいな漫画があった。あそこまで過激じゃないにせよ、近い正義を僕はそこに感じている。

 

8月13日(土) 保護区のリスク

 

インチキに関連する章が終わり、今度は「環境にいいよね」と無条件で信じることのリスクについて説明されるらしい。

 

実際、絶滅危惧種の保護区候補をリスト化すると、逆に絶滅危惧種の動物にさらなる負荷を与えるみたいな話があって驚いた。

 

保護区に指定されると、そのエリアの開発が完全に止められる。いわゆる私企業からすれば、回収不可能な大赤字になるわけだ。

 

日本で言えば、土地を掘り返していたら遺跡が出てきちゃって、さてどうする・・という感じに近い。

 

するとどういうインセンティブが働くかというと、開発を急いで、保護区に指定される前に作り終えてしまうというものだ。

 

そうすると当然、絶滅危惧種の生物は跡形もなく姿を消すことになる。保護区候補に指定されることが、生き物を殺すとはなんという皮肉。

 

高尚な目標の裏には、いつだって様々なインセンティブが潜んでいる。観点を変えれば、みんなそうなんだってことがよくわかる。

 

8月14日(日) 環境破壊は難しいゾイ

 

ところで、僕はよく釣りをする。その際一番気を付けていることは、釣り場にゴミを全く残さないことである。可能なら、拾って持って帰ることもあるくらいだ。

 

ここだけ切り取ったら自然保護活動家に聞こえなくもないが、そもそも自然を守るなら釣りなんかすんなと怒られるので、単なる自己満なんだけど。

 

実際、環境にイイ!かワルイ!を一元的に判断することは、もう不可能なくらい因数が多いのが現代社会だ。

 

例えば、車を使わなければ環境にいいかどうかもダウトになる。徒歩で買い物に行けば、摂取する水分が増える。それが生む環境へのダメージは、さていかに?

 

もちろんだからといって自然保護の意識など要らないというつもりもないが、あたかも狩猟採集時代に戻ることが正義みたいな論には賛成しかねるというのが本心だ。

 

自然のために、せっかく積み上げた科学技術を捨てるのではなく、自然を守れるようにそれらをアップデートする。どこで聞いた論か忘れたが、僕もそう思う。

 

ってことで今週はこの辺で。

 

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