減量の醍醐味は、カロリーを削った食事に適応し始める4~5日目くらいからだと思っている中元です。
はい。いよいよ新しい洋書に入ったのだが、元々日本人が書いたのもあってか、非常に読みやすく、ここまで来れている。
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のっけから元寇はさておきという感じで、ヤマトタケルとか神功皇后が登場し始めて、僕の厨二の部分はもうアドレナリン全開である。
のっけからワクワクする作品、いざまたここから続きでござる。
- 11月21日(月) アグレッシブ極まる女性
- 11月22日(火) 激動の朝鮮半島
- 11月23日(水) 侵略か防衛か
- 11月24日(木) いよいよ
- 11月25日(金) それぞれの国の覇者
- 11月26日(土) 侵略
- 11月27日(日) 統一へ向けて
11月21日(月) アグレッシブ極まる女性
神託を受けて、海を越えて朝鮮半島の征服に乗り出した神功皇后。実はこの時、妊娠中だったのだという。
石を巻いたりなんたりして出産を遅らせて、猛烈な勢いで進軍したところ、新羅の王はその圧に対し、戦わずして降参。国1つに完勝したこととなる。
―パワフルは女性は、歴史上数多く登場する。例えば薔薇戦争でのマーガレットや、ハプスブルク家のマリア・テレジア、等など。
日本にもそれくらいアグレッシブな人がいたのかと、感嘆するばかりである。
11月22日(火) 激動の朝鮮半島
日本史は好きな僕だが、唯一苦手とする上に、さほど興味も持てない単元が存在する。それは、朝鮮半島の歴史だ。
位置すらあやふやなのに、そこへ加えて馬韓だの弁韓だの、果ては国名が変わる、変わらないを繰り返すため、一向に記憶に定着しないためだ。
任那とかどこやねん、大伴金村はどこから賄賂貰ってたんだ、ということも調べる気にならない程、ある種面倒な単元であった。
ただ今回、そこへヤマト朝廷(天皇)の動きを入れることで、やや興味が出たというか、場所くらい覚えておこうというモチベに繋がったのを感じている。
格闘ゲームのキャラの出身国を見て、どこにそれがあるのか探すのと似ているかもしれない。
しかし、やはり激動が過ぎる国の動きなので、追いかけるのは難儀する。ちまちま、コツコツ、復習を重ねていくこととしよう。
11月23日(水) 侵略か防衛か
日本の歴史が神話から古代、具体的には飛鳥時代末期に入ってくると、新羅からの使者の態度が変わってきたという。どうやら、横柄になってきたようなのだ。
このナメた態度に、天智天皇を始めとする歴代天皇は、そろって憤怒。城を修繕したり、兵士へカリキュラムに沿った訓練を行ったり、軍拡を強化したのだ。
そして防衛地として特に力を入れたのが、壱岐・対馬である。ここは朝鮮半島から出帆した敵国の船が、真っ先に上陸するのみならず、征服の拠点とするところと言える。
軍拡がある程度の水準に達した際、いよいよ攻めるか、どうかというところで、蝦夷平定という国内での騒動が発生する。
元寇の話がなかなか出てこないけど、ある意味別のストーリーに沿って自分の知識が出てくるのが楽しいので、その辺はどうでもいいかなと思う。
11月24日(木) いよいよ
朝鮮半島の勢力が目まぐるしく変わると、日本にも不穏なうわさが届き始める。そろそろヤツらは攻めてくるのでは、と。
そこで時の天皇や九州大宰府の権力者たちは、遠くまで見渡せる塔を建設したり、軍隊を派遣したり、そして訓練を積ませたり、国防のための投資に余念がなかった。
そして新羅が高麗に滅ぼされると、いよいよその緊張は高まっていく。この頃日本は、源平合戦が終結し、頼朝が権力を得た時分であった。
いよいよ、というところだ。ちょっとテンションが上がってきた。
11月25日(金) それぞれの国の覇者
日本で源頼朝が鎌倉幕府を開くと、平家によって緩んだ(とされる)風土が一気に、「武士道」的な厳しさと質素さを兼ね備えたものへ引き締まることとなる。
こうして、海を隔てた先にある謎の国「日本」は、今まで以上に統率の取れた、そして精神的にも厳しい鍛錬を重ねた戦闘集団を有することとなるのであった。
一方、元という国は、どのような歴史を経て成立したのだろうか。一旦日本の話は終わり、今度はその説明が始まるっぽい。
まず元は、今のモンゴル辺りにできた国であるとするなら、そこはつまり乾燥帯である。寒いときは厳しく冷え込み、暑いときは死なんばかりに暑くなる。
必然的に、住み心地の良い場所を巡り、私的闘争が絶えないこととなる。(温暖湿潤気候に属する日本との大きな違いである)
ある種日本より、戦闘慣れした民族がそこに生まれることとなる。それが一体どうしてあのような巨大帝国へと成長していったのか。
僕にとっては盲点の疑問だったが、だからこそ、ここから先の内容が楽しみである。
11月26日(土) 侵略
絶え間ないモンゴル側からの侵略を防ぐべく建設されたのが、いわゆる万里の長城だ。しかしそれでも、完全に侵入を防ぐには至らなかったという。
軍隊を派遣しても、丸ごと包囲されたり将軍が降伏したりと散々で、モンゴル側の軍の強さが、そこからもうかがい知れる。
ついには金銭のみならず、選ばれた美女を献上するということまでやってまで、その侵入を防いだり遅らせたり、というところまで中国は追い込まれたという。
一気に話がきな臭くなってきた。明日は一体、どんな中身になるのだろうか。
11月27日(日) 統一へ向けて
戦争や内乱でぐちゃぐちゃだった東南アジアも、西暦1000年頃から統一の動きが見え始める。チンギス=ハン率いるモンゴルと、金王朝、そして宋。
政略的な駆け引きを繰り返しながら、共謀したり戦争したり。なんかヨーロッパの雰囲気をここでも感じる。
しばらく固有名詞や地名がぐちゃぐちゃで読むのが大変だったのだが、ここに来て話の主軸が遂にモンゴルの歴史へと入った。
それがどうなり元寇となるのか。いよいよ話が動きそうである。だけど、今週はこの辺で。