精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

10代~20代の皆様へ:「身だしなみ」の勉強と経験は、絶対に積んでおいた方が良い。絶対に、良い。

最近見る夢が全て混乱を極めている中元です。こないだは三島平八が出てきました。

 

はい。ここ最近、実は後悔していることがある。それは、10代~20代にかけて、「身だしなみ」について、斜に構えてしまっていたことだ。

 

「どんなにファッションに金を掛けても、生まれ持った容姿の良し悪しの壁は超えらんないよ」「俺が今さらオシャレしてなんになるっての?」

 

「ブランド品でゴテゴテに飾るのもダサいよねー」「陰キャが服に投資してもイタいだけだしw」「というかモテる意欲が無いんだから、ファッションもどうでもいいよね」

 

・・・等々。願わくば、当時の自分を一発思い切り張って、目の前で正座させて、頭上から滾々と己の愚かさを説いてやりたい

 

そのせいで、今猛烈に焦って勉強し、経験を積み、その一環で恥をかいては反省するというプロセスを踏み直す羽目になったからだ。

 

まだまだ「青い」という言葉でヘンな恰好が許された時分に、色々やっときゃ良かった・・・!!募る後悔は、もはや天に昇るようだ。

 

ということで今日は、そんな悔いを霧散させるべく、熱量の全てを記事に書くことへぶつけたいと思う。

 

特に、読まれているあなたがまだ10代~20代であるのなら、悪いことは言わない。オシャレは勉強しよう。そして一部でいいから、ちゃんと毎月投資しよう

 

その理由を、以下書き殴る。

 

 

オシャレをしてもモテるかどうかはわからないが、少なくともオシャレを学べば、むやみやたらに毛嫌いされることは無い。

 

僕がオシャレとかファッションといった言葉に対し、どこか斜に構えたような態度を取っていた理由は、ひとえに当時の自分が抱えていたコンプレックスのせいだろう。

 

そのコンプレックスとは、つまりモテないというお決まりのアレだ。今ならその理由も、また必要性が無いことも、よくわかるのだが、当時は結構辛かった。

 

誰からも選ばれないという屈辱。それを埋め合わせる最も手頃で安直で、そして愚かな方法は、そちら側の人たちを、思想や行動ひっくるめてディスること、である。

 

だから彼女なんかいなくても楽しいとかほざいたり、ファッション誌に載るようなガイアの囁きを冷笑したりと、小物街道まっしぐらな言動を繰り返したものだ。

 

―やはり願わくば、当時の自分を一発思い切り張って、目の前で正座させて、頭上から滾々と己の愚かさを説いてやりたい。どうしても、説いてやりたい

 

・・さて。まぁ、その行動が合理的だった側面も、無いことは無い。ファッションだけでモテるなんてのは、特に大学生の場合だと、まずありえない話だからだ。

 

せいぜい、例えば飲み会といった出会いの場への、参加資格を得られる程度である。そこからは、容姿なり人柄なり財力なり、別の力をもって駆け引きすることとなる。

 

当時の僕は、第一関門を突破してからのカードを何一つ持っていなかった。青キジのセリフを借りれば、「お前にゃこのステージは早すぎるよ」状態だった。

 

だからこそ、そちらの構築の方が先であり、それを優先するという但し書きがあるのであれば、ファッションに対する順位を下げるのは一応筋が通っている。

 

―しかし、いい年こいた大人がその価値観を使い続けるのは考え物だ。「中身には自信があるんだけどな~」というコメントは、聞いてても痛々しい。

 

よれよれのシャツ、ズタボロの靴、だぼだぼのズボン、ぼさぼさのヒゲ。こういった要素をコンプリートしながら、心のありようを語るのは失笑モノである。

 

”清潔感”のことを、例えば「雰囲気イケメンw」とか言って揶揄している場合ではない。清潔感が無い人は、その時点で多分話を聞いてもらえないのだから。

 

シャツはクリーニングに出す。靴は時々磨いて、10000円弱の価格帯のそれを3つくらい持っておく。ズボンは体型に合ったものを買う。ヒゲは剃る。適度に身体も絞る。

 

こういう努力さえ怠るような人は、断言するがマジで信用されない。何なら、第一印象で最悪、超ナメられる

 

身だしなみに気を付けたからと言って異性にモテるかどうかは知ったこっちゃないが、この辺をサボると圧倒的高確率で人が離れていく。そして、近寄ってこない

 

無知であることは、あまりにも怖い分野だと、つくづく思う。

 

人は見た目が9割:値踏み"される"ことのロスたるや。

面白い小話を読んだことがある。ある時、ロレックス・ベンツ・ピカピカの靴・ブランドのジャケットで、とある商談に臨んだ人がいた

 

その商談の場は、会話は弾むし、それなりに大きい額の取引もまとまるしで、色々と円満に進み、結びに至ったそうだ。

 

―だが、別の機会に見すぼらしくも思える格好で、違う店に商談に行ったところ飲み物が出ないと言った風に、どこか見下された態度で接された、とのことだった。

 

これについて、人によって態度を変えることは良くない!とか言って憤慨することも可能だが、僕は別の感想をどうしても抱いてしまった。

 

人は見た目で値踏みされるんだな、というものだ。ボロは着てても心は錦というのは、美談ではなくただの値踏みされた側の言い訳にしか聞こえない。

 

これは何も、今すぐブランド物の時計を買えとか、そういう話ではない。例えばピカピカの靴というのは、財力ではなく心掛け次第では、低コストで可能である。

 

一旦値踏みされれば、そこからの挽回は難しい。自己演出のための投資は、ヒトで物を選ぶ時代になった今、むしろ重要度がどんどん高まっている気さえする。

 

例えば今あなたは、1万円以上するアイテムを1つでも、スーツ以外に身に着けているだろうか?―もし社会人でもあるのに否であるなら、ちょっと焦った方が良い。

 

ネクタイでもシャツでも腕時計でもネクタイピンでも、一目で高級!とわかるデザインになっているものは、探せば出てくるものだ。

 

しかもそういう類のアイテムは、大抵何年も壊れない。ある意味単なる先行投資と考えれば、ぶっちゃけ妥当な出費に落ち着くことも多い。

 

人は、見た目で判断される。これは冷厳な事実だ。しかと胸に刻みたい現実である。

 

「無難」をバカにするのはどうかと思う。だって、膨大な経験値と時の試練を経た結果の産物なのだから。

 

ところで、ファッションと言うと、やたらと人を選ぶ、難易度の高い恰好を意識する人か、無難なそれをバカにする人が多い気がする。

 

前者であれば、例えば以下の通り。(別にこれらを否定する意図はないと書き添えておく)

https://www.pinterest.jp/pin/689402655431951560/

https://fineboys-online.jp/fashion/detail.php?id=3948

 

こういうのを突き詰めるのが好きな人もいるが、これはある種プロのみぞできるワザだし、そもそもよほど好きでないと、着こなすことは無理だろう。

 

勝手にハードルを上げて、一歩目すら踏み出せない。そういう人が僕の周りにはそれなりにいた印象である。

 

一方、前者の数と同じくらい、無難な恰好をバカにする人も多い。例えばキレカジ系の恰好を「没個性w」とか言ってヘラヘラするタイプである。

ビジカジ「脱・単調」 ノータイの襟形や色選びのコツ|NIKKEI STYLE

 

だが僕は、「無難」と評されるコーデを心の底から信頼しているし、肯定もしている。買う服は大抵、そういう特集で組まれたアイテムばかりである。

 

なぜかと言うと、あらゆる試練を経た結果、誰の目から見ても70点程度は取れる格好という評価を得ているからこそ、「無難」と言われるのだと考えているからだ。

 

デブでもゴツくてもヒョロヒョロでも八頭身でも関係なく、70点程度が取れる。これは対人関係において、非常に大切な要素ではなかろうか。

 

極端に好き嫌いが分かれるとかが無い代わりに、極端に嫌われることも無い。むしろ、好印象になる可能性が上がる。ならば投資として、圧倒的に優れた案件である。

 

僕は無難な恰好が好きだ。キレカジ信奉者だ。没個性と言われようが、「だから何?」なのである。

 

終わりに。

 

ということで、珍しく少しだけ熱くなりながら、身だしなみについて思うことを書いてみた。(身だしなみと言いながら、ほとんどファッションになってしまったが)

 

ぶっちゃけ、うさん臭い商品を選ばない程度の分別があれば、見た目はマジである程度コントロールできる世の中になってきている

 

例えば、青髭が気になるほど男性ホルモンが多めなのであれば、BBクリームという簡単なメイクをするようなヤツで覆えば、結構目立たなくなる。

www.esquire.com

 

体毛が濃すぎてアレなら、ごっそりと除毛クリームで消し去ればいい。それに抵抗があるなら、専用のカッターですけばいい。

 

要は、調べるか否か、知っているかどうか、という話なのだ。人から不潔とかダサいとか言われるとき、僕たちはその能力を得る努力さえ怠っていると値踏みされている。

 

それくらいの緊張感をもって、日々インプットに努めたいと思う。僕ももう、いい年なのだから。

 

ということで今日はこの辺で。

 

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