精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

1日に使える【脳力】を使い切るために考えていること。

メラトニンを切らしたその日から、寝つきがちゃんと悪くなった中元です。早くサンフランシスコから新しいヤツ届かないかな・・・

 

はい。冬季講習が始まり休みが完全消滅して久しいが、まだまだ身体そのものは元気である。目が落ちくぼむといった、わかりやすい消耗はしていない。


とはいえ、頭の方はちゃんと疲れる。今ははっきりとエネルギー切れを感じており、休憩を取っても一定値以上から集中が深まらないため、もうそれを諦めている。

 

しかし、つくづく思うに、脳みそを使い切ることと、筋トレは、かなり似ている。重たい負荷のトレーニングで限界が来ても、軽い負荷に変えれば、意外と頑張れるように。

 

だから今は、頭に対して負荷が少ないと思う仕事を片付けつつも、1日の振り返りとしてこのブログを書いている、という感じである。

 

【脳力】は、やはり使い切りたい。中途半端に残しておくと、例えば寝る前に反芻思考が止まらなくなるなど、そっちでも弊害がある。

 

ということで今日は、頭をフルで使い切るために入れている工夫について、現時点の知見をざっとまとめてみる。

 

 

朝はみんな無条件で元気説。二度目の集中がどこにくるかが、人によって違う。

「人間は午前中が一番、脳を働かせることができる」という主張を、ずっと信じていなかった。自分こそがその最たる反例だと思えるほど、朝に弱かったからだ。

 

だが今は、「人間は起床してから数時間後に、一度集中のピークがくるということ」と読み替えると、自分にとってもその通りなのだと思うようになっている。

 

そう思うようになるきっかけは、やっぱり【観察】だった。少し回り道になるが、紹介する。

 

ついこないだまで、朝にやたらイライラすることに悩んでいた。具体的には、やり残したタスク、腑に落ちない指令、消せない過去の失敗がぽんぽん頭に湧いてくるのだ。

 

なぜ僕は、朝にやたらとイライラするのか?起立性調整障害の症例の一つかもしれないと、色々調べてみたが、原因も対策もわからないままだった。

 

だから次に、感情について調べてみた。すると、怒りとは純粋な強いエネルギーであり、強いがゆえに人に向くと強硬な態度や言葉になる、といったことを知った

 

ということは、僕はエネルギーが有り余っていて、それが持ち前の反芻思考と結びついて、イライラという形で発露しているのでは?、と、そんな疑問ができる。

 

では、なぜそれが有り余っているのか。もしかしたら起床してちょっと経った後、脳がフルで活動するという話が、自分にも当てはまるのでは?そう思うようになった。

 

それを確かめるため、朝のルーティンの順番を入れ替えて、大体イライラし始める時間帯に、例えば運動や読書など、頭や身体を使い、外部にそれを向けられるようにした。

 

すると、効果はてき面。筋トレは集中できるし、本もサクサク読めるしで、良いことがたくさんあったのだ。

 

そういう体験をした結果、「僕は朝に弱いんだ」という、自分自身に対する常識を疑うことができている。謎の紆余曲折があったのはあったのだが・・。

 

もちろん、例えば人間によって活動的になる時間が違う、という話もある。それについては、その日の二度目のピークがどこに来るか、という意味だと僕は捉えている。

 

起床してから数時間で、誰しも集中のピークを迎える。次に深まるのが、昼なのか夕方なのか夜なのかが、要するに個性なのではと、今はそんなことを考えているわけで。

 

これもまだまだ更新の途中なのだが、僕は夜型だとずっと自分で感じていたものの、どうやらお昼~夕方の時間帯が二度目の集中のピークなのではと、今は仮説立てている。

 

これが科学的に正しいか否かはわからないが、今はこのことを基にスケジュールを組むようにしており、集中を要する仕事は基本、朝と昼過ぎに処理している。

 

一方、例えば連絡事項を色んな人に送る、取りまとめるといった雑務は、少し集中が切れてくるタイミングに持ってきて、あまり頭を使わずに処理している

 

こうすると日々の生活において、自分をキャラクターとして操作し、効率的に生きるゲームをしている気分になる。つまり、楽しい。

 

今の答えがベストだとは思わないし、そもそも睡眠スコアが低ければ、これらを心掛けても集中が深まらず、うまく仕事を捌けないことがある。

 

本当に奥が深い要素だと思う。

 

「回復」に対する投資は絶対に怠らない。

【脳力】をパンパンに満たしておけば、1日は充実すると考えるようになったのは、大体20代後半の頃だ。

 

自分の体力が落ちたというより、不摂生がもたらすダメージが増えたという感覚を強く持ったので、努力が必要と思ったのが大きい。(例えば脂っこいものがきつい、など)

 

それ以来、睡眠時間はよほどのことがない限り絶対に6時間を切らないようにしている。娯楽のために睡眠を削っていた時期もあるが、今は睡眠のために娯楽を削る。

 

脳を回復させるには、睡眠しかない。そして、いい睡眠を取るためには、勉強し続けるしかない。だからたくさん調べたし、たくさん試したし、たくさん投資もした。

 

サツマイモを食べる。メラトニンを摂る。ヨイネムリαは本当に良い。光目覚ましを使てゆるやかに目覚める。Fitbitで数値を追う。

 

こういった発見や努力に費やしたお金は、10万円を下らないのではなかろうか。ただそれでも、ガチ勢に比べたら、まだまだ甘いと考えている。

 

【回復】に対する投資は怠らない。そうすれば、使える【脳力】が増えるため、それによってペイできるのだから。今はそう信じているので、これからも続けていく。

 

―ということで、僕の私見をただ並べてみただけだが、やはり【脳力】を使い切るためにできることは、まだまだあることは間違いない。

 

僕はもっと仕事に打ち込みたいし、同時に僕はもっと遊びたいのだ。そのためには、「使い切る」という感覚を、もっと掴みたい。

 

これからも努力していきます。では今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村