精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

売上を増やすより、無駄を減らす方が簡単だと改めて悟った。

最近、バビロンの大富豪という名著を読み直している。元々は「本当にお金を持つことができる人の思考」が学べると聞いて、買った一冊だ。

少しきな臭いにおいも感じてしまうことは否定しないが、中に書かれていることは至極真っ当であり、裏技や抜け道の類は一切書かれていない

 

初めて読んだときはまだ25歳かそこらだったため、言っていることのほとんどは理解不可能だったのだが、今はそこよりは手触り感を抱きながら、しっかりと読めている。

 

―そんな中、本に書かれていたことをきっかけに、今一度自分の生活コストを見直そうという気持ちがムラムラと高まってきている。

 

・・・というのも、今より給料が安かった頃と、今の暮らしで、最終的に残る額があまり変わらないことが凄く気になっているからだ。

 

一体何がバグっているから、僕の手元に金が残らないのだろうか。知らない間に樽の底から抜けていくような状況。穴はなんだ。突き止めねばまだまだ漏れ出ていくだろう。

 

今日はそのプロセスを通じて改めて悟ったこと、つまり「売上を増やすより、無駄を減らす方が簡単だ」というテーマについて、記事をしたためたいと思う。

 

 

要らないモノを払い続けるコストのアホくささたるや・・・。

 

僕が真っ先に見直したのは、月々の支払いの明細だ。僕は基本カードで諸々を払うので、それを見れば、何に対しお金を払っているかが一目瞭然だ。

 

それをよくよく見ていると、気になる項目がチラホラあった。それは、もう全然使っていない会員サイトやプレミアムチャンネルが、いくつも残っていたことだ。

 

「勿体ない!」とか「解約したらその人が悲しむかな・・」といった病的なメタを押し殺し、努めて無機質にそれらを次々と解約していった

 

中には「フリーダイアルからの解約のみ受け付ける」といったぶっちゃけ滅茶苦茶面倒なそれもあって頓挫したのもあるが、これだけで結構な浮きを作れた。

 

その額、なんと毎月4000円弱。結構な額の金を、僕は無駄に使っていたわけだ。年間だと48000円となる。こんだけあれば、もっと色々できるのに・・。ただただ、口惜しい。

 

ちなみに今、僕はMidjourneyにハマっている。既に有料会員に登録したが、もう一つグレードを上げても、無駄を削って浮いた分で、余裕でペイできてしまう。

 

無駄を減らすことはたった数クリックでできた。それでもこれくらいの余裕が生めたことに、感動を覚えると同時に、自分のアホさをつくづくと感じている。

 

売上を増やす前に、無駄を減らせよ。


そしてこれは、会社運営・組織運営でも同じだと思った。売り上げを増やすには、生徒を増やす必要がある。そのためのコストは、運も関わるため、一筋縄ではいかない。

 

しかし、利益を増やすには、無駄を削ってもいいわけで。例えば、効率の悪い人員配置をしていないか?コンビニで備品を買い集めていないか?そういう諸々だ。

 

あるいは、新規の入塾を増やす前に、内生に売り込みをかけて、追加の授業を申込してもらっても、売り上げで考えれば同じ話となる。

 

ダイナミックなことを考える前に、まず見つめ直すべきは足元から。すごく含蓄がある教えだ。それを体験と一緒に得られて、ラッキーだったなと思う。

 

というかまだまだ僕の日々の暮らしには、無駄があるように思えてならない。ここでいう無駄とは、もっと安いもので、同じ満足度を得られるはずという意味である。

 

鶏もも肉じゃなくても、鶏むね肉で良くないか?地魚の切り身を買わなくても、サバ缶で満足できないか?そういう風に自分で自由研究をするように、仮説を重ねる。

 

そして同じ目線・観点で、ぢっと校舎を眺める。要らないものは削りながら、有益と思える何かを足していく。全てはスクラップアンドビルド。すごく腑に落ちる。

 

投機ではなく投資。コツコツとお金を貯めつつ、無駄を削り、その浮いた分にきっちりと稼いでもらうため、色々な知恵をこれからもかき集めたいと思った。

 

では今日はこの辺で。

 

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