精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

なにかを守るために必要なのは、強さというより知識。

この仕事をしていても、時に「未納」となったご家庭に催促する場面がある。時間が経つほどこの債権の回収は困難になり、ついつい後手に回される。

 

僕は今、前任者が残した債権の回収に、少し難儀な思いをしている。頭を抱えながら催促状を書いて、送り、あらゆる手を使って念押しし、待つ。


割と昔の話なので「知らん!」と居直られたら面倒だなと思いながらも、ここで手を抜いたら後々猛烈に面倒な事案になるのは自明なので、耐えている。

 

僕が引いたら、ここで働く全員に迷惑が掛かる。かっこよく言えば色んなことを守るために頑張っているのだが、その実はまぁ、尻ぬぐいである。

 

―つくづく思うが、なにかを守るために必要なのって、ある意味肉体的・精神的な強さより、単なる知識だ。

 

今日はそんなボヤきを書いてみる。

 

 

立ち向かえないのは弱いからではなく・・・

ゆうれい - ニコニコMUGENwiki - atwiki(アットウィキ)

 

初代ポケモンに、シオンタウンという怖い町がある。この中には墓地があり、特定のアイテムを持たずに内部へ進むと、「ゆうれい」という敵とエンカウントする。

 

このゆうれいの正体は完全に不明であり、その状態だと手持ちのポケモンが恐怖して何も行動できなくなる。実質、「にげる」以外の行動が意味をなさなくなるのだ。

 

―このことは、現実世界でも非常に似ていると僕は考えている。対象があまりにも強大な場合も、もちろん立ち向かう気は挫かれるが、それだけじゃないよな、と。

 

その対象に対する知識が皆無だと、同じかそれ以上に戦う気力が挫かれる。それが真理ではないかと、そう思えてならない。

 

それはモンスターハンターも同じだ。モンスターに立ち向かうとき、一番憂鬱なのはファーストコンタクト。つまり生態が全て謎の状態のときである。

 

何度も戦い、仮説検証を繰り返し、武器と防具を揃えて、人からアドバイスを貰った後だと、相手がどれだけ強力だろうが、臆せず立ち向かえるのと本当に似ている

 

気付けば素材を集めてゼニーを稼ぐためにラージャンを狩りまくる始末である。知識と経験は本当に大事だ。つくづくそう思わされる。

 

武器と防具を集めにいけ!!

 

では、知識という武器と防具はどうやって集めればいいか。それは経験値と代替は不可能なのか。その辺について考えたい。

 

体感だが、経験値との代替は可能っちゃ可能だが、すごく非効率だし得られる成果が限定的だよねというのが持論である。

 

まず、「こういう言い回しにはこう答えるとこうなる」というケースを知識として仕入れておく。それを、ぴったりの場面が来れば、試しに使ってみる。

 

それによって得られた経験値は、非常に大きいような気がしている。さながらはぐれメダルを倒したときの様に、一気にレベルが上がるのではないか。

 

「意識だけ高いな(笑)」という冷笑など冷ややかに無視して、知識として問答集を集めておくことは、あとになって思うとすごく大切である。

 

巷には、交渉術とかそういう具体的な問答を網羅した本は山ほどある。それを読み込んで、イメージの中で練習し、備えておく。

 

これがいわば、武器や防具を集めておくことなのだと、僕は感じている。知識で武装すると、段々と立ち向かうことへの抵抗や恐怖は弱まっていく。

 

ちなみに今現在は、法律(特に民法)を体系的に学ぶ方法は何かないかなと、折に触れて探しているところである。

 

ある意味社会を支配する一番大きいルールなので、ここを理解しておくと、だいぶ交渉等が楽になるなと直感しているからだ。

 

やはり、学ぶことは動揺を鎮める。GW、更に深めたいと思う。

 

では今日はこの辺で。

 

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