今日は、最近特に僕が強く感じている、【ChatGPT】に関する話をしておこうと思う。前にも少し話したが、僕は普段の仕事において、ChatGPTを使わない日が無い。
なぜかというと、シンプルに役に立つからだ。また、AIが確実に世の中を席巻する未来がくるため、無知すぎるとかなりの遅れを取るから、というのもある。
今はまだ有料プランにしていないが、これも時間の問題だ。正直、有料プランにすることでどんなメリットがあるかがもっと腹落ちすれば、僕はすぐ課金するだろう。
現状3000円弱でアップグレードできるらしいのだが、会社の経費で落とすのは無理だと思うので、どこか生活から削れる支出を削って、捻出しようと考えている。
ChatGPTは既に、思った以上に人間の代替ができる。それゆえ、人間にしかできない仕事が、どんどん見えにくくなっている。
僕自身もその辺については何の手応えも得ていないのだが、一旦自分が触ってみて分かったことを、ここに棚卸しとしてまとめておく次第である。
ChatGPTというコンサルタントを雇ったようなもの。
教育に携わる人たちにとっても例外はなく、ChatGPTに弱いと相当なデメリットを被る時代が来ると感じている。なんなら、既に渦中にあるとさえ思えてくる。
使っている人にはおなじみかもしれないが、ChatGPTは想像以上に多くのことを、専門家レベルでこなせる。本当にすごいことだし、間違っても勝とうなんて思わない。
例えば昨日、ある国公立大学の二次試験の英語の問題を読み込ませ、その問題の意味や感じられる傾向、回答作成のコツなど、その辺を尋ねてみた。
こういった点にきちんとコメントができるかどうかは、どこか教員や講師の格を決定し得る重要な部分になる。要は企業秘密にして売り物にすべきほどのところだ。
しかし、まるで予備校の記述指導を担当している専門家が、インタビューに答えたのを文字起こししたかのようなクオリティのものが、すぐに出てきたのだ。
それを基に、更に質問を重ねたり、不足している情報を追加したりすることで、もはやそれそのまま冊子にしても売れそうなくらい、仕上がった回答にすぐ至ったのである。
更にそれを踏まえ、求められる力を身に着けるために具体的なトレーニングメニューを考えたのだが、これも叩き台はChatGPTがパッとやってくれている。
僕が実働したのは、そのメニューが実際に使えるかどうかを検証するため、さらっとその問題を解いてみたというそれくらいなものなのだ。
つまり、問題の傾向分析や教材作成さえ、無料でアウトソーシングできるようになったということに等しい。すなわち、人間の仕事ではなくなったのだ。
むしろこちらのスキルとして重要なのは、いかに良い指示をChatGPTに出せるか、そしてそれによっていかに良い結果を引き出せるか、だろう。
教材作成さえもオーダーメイドで柔軟に足し引きできるようになった今、むしろそれを積極的に作っていくのは、これまで以上にマストなスキルではなかろうか。
特に文系科目であれば、僕はChatGPTに頼り切りつつある。まだまだ歴史の出来事(語句)に関しては嘘をつくこともあるが、それもまた時間の問題だと感じている。
ゆくゆくは、大学受験において、国公立二次試験レベルの数学の問題さえも、目的や鍛えたい能力に応じてカスタムされたものが、すぐ出せるようになるだろう。
教育や学習塾、そういった業界に属する人でまだChatGPTを使っていない人は、毎日30分から1時間程度、ChatGPTと対話する時間を確保するのが良いとマジで思う。
”相談”がコモディティ化したというのは、目に見えない世界の話だが、実際は非常に大きなインパクトがある出来事だ。
それをまざまざと思い知るためには、実際に触れて、その圧倒的な能力に打ちのめされて、そして適切に手を結ぶしかないと、僕は受け入れている。
ということで、今日はこの辺で。