精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

「決める」が結局、最高のストレス解消方法の1つだと思っている。

今日は「決める」ということ自体が、実は最高のストレス解消法のひとつなんじゃないかという、そんな気づきを基に記事を書いてみようと思う。

 

というのも、自分が「ストレスを感じる」となんとなく思っているときは大抵、未決のことが頭の中に澱の如く溜まっていることが多いと、ふと気づいたためだ。

 

そして割と有名な話だが、人は未知のことと相対すると、好奇心が並外れて強い場合を例外として、大体は不安などのネガティブな感情を抱くと言われる。

 

それを踏まえれば、「一旦決めてしまえば、とりあえずストレスは減る」ことに繋がるのも、シンプルに考えればすごく論理的な話だともいえる。

 

今日はそんな、「決める」に関する、一提案と個人的な経験則を以下まとめていく。

 

 

「いいからさっさと動け」という教えから割愛された、ある大切な前提。

自分の中で決めていないこと、つまり宙ぶらりんの状態で放置していることは、潜在意識から消すことが非常に難しい。むしろより強く、そこに意識が向くことにもなる。

 

繰り返しになるが、人間は不安なものに対して強い警戒心や恐怖心を抱きやすい。したがって、宙ぶらりんの状態が増えるほど、目に見えぬストレスは蓄積されていく

 

個人的な例になるが、僕自身もイライラしていたり、何をすべきか分からずにモヤモヤしている時は、ほとんどの場合、色んな予定の対処が決まっていないことが原因だ。

 

その対象は、公私さえも問わない。クリーニングをいつ取りに行くかというのも、未納の連絡をいつご家庭に催促するかも、同列に「未決定のこと」になるのだ。

 

ところで、このロジックは綺麗にひっくり返すことができるとも言える。すなわち、決めてさえしまえば、それを根源とする問題も、同時に消えていくのでは、と。

 

それを確認するため、最近僕は意識的に、まずはとにかく仮決定を行うようにしている。少し抽象的な言い方をすると、思考を一歩進めることにしているのだ。

 

例えば今週末、日曜日から月曜日にかけて、実はキャンプに行こうかどうか迷っていた。勝手にしろという話だが、それでも確かに、未決ゆえのストレスを感じていた。

 

だからまず、「行く」と仮決定した。すると天気予報が気になって、それを参照したところ、最終的な判断は土曜日の午後2時に下すのがベターだと行き着いた次第である。

 

つまり、行くかどうかという肝心なところはまだ決まっていないのだが、いつ決定するかという時間は決定することができた。これだけでも、ストレスはかなり軽減される

 

この方法は、仕事においても有効だ。やるかやらないかが決まっていないことに対して、「する」「しない」を、正直勘でも良いから決めてしまうのだ。

 

そうすれば、歯車は勝手に回っていく。一手で終わることもあれば、十手くらい使うこともあるのだが、つまり前進はするので、それだけでも良いことづくめなのである。

 

こんな風に、自分の無意識に沈んでいるやり残しにアンテナを立て、それを意識的に処理していくことで、もしかしたらストレスを大きく減らすことができるかもしれない。

 

今後ともこの仮説に基づいて、色んな意思決定とそれによるメンタルの影響は、つぶさに観察していこうと思う。

 

今日はこの辺で。

 

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