精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

授業と演習のジレンマ。テスト直前対策の最適解を探る。

今日はとてもニッチな、完全にこの業界の人向けの内容だが、他にネタも無いのでそれで記事を書いてみようと思う。

 

今はちょうど、特に中学生のテスト対策シーズンの佳境であり、それこそ明後日に中間試験を控えている学校もある。つまり、ピークで忙しい。

 

ただ、この時期は同時に、テスト対策と銘打って、【無料体験授業】というイベントを行い、新規顧客を呼び込む絶好のチャンスでもある。

 

だからこそ、その内容に関しては、この仕事を始めて何年も経った今でも頭を抱えている。正直、最適解など出せていないのだ。

 

なぜそんなに悩んでいるかというと、授業内容として何を扱うべきかを考えると、ここに良心の呵責とでもいうべき、結構な葛藤が生じるポイントがあるためだ。

 

まだ内省が全く追い付いていない命題。だから今日は着地点も定めず、記事を書くというプロセスを通じて、自分の中の散らかった部分をひたすらに整理してみようと思う。

 

 

僕の中にあったジレンマ。

 

いくつもの研究でも出ているように、30分のわかりやすい授業を聞くよりも、20分間の問題演習を行う方が、悲しいかな、学習効果は高い

 

これを忠実に守るなら、テスト対策の集団授業という売り方をやめ、最初から「集団演習」や「対策講座」といった告知の仕方の方が、良心的ということになる。

 

つまり、本当に直前対策で点数向上を追うためには、先生が一方的に授業をするスタイルを取らない方が良いという結論に至る。

 

しかし、そうすると確かに点数は上がるかもしれないが、デメリットとして、良い口コミが広がらない可能性が高いという問題が出てくる。

 

例えば、生徒からすれば面白い授業を受けられると期待をしていたのに、ただひたすらに問題を解かされただけとなってしまえば、肩透かしもいいところだ。

 

出かけていったのに、「楽しくなかった」という感想だけ持って帰ってきたと保護者の方が感じてしまえば、商売的にはとんでもない大打撃となる。

 

一方で、授業に全振りして「70分間面白い授業をしました!」と評判が立っても、点数が上がらなければ効果は限定的だ。

 

「あの授業のおかげで成績が上がった」と言ってもらえない可能性がある。授業全振りもそれはそれでリスキーだなと、そんな風に勝手に葛藤していた。

 

―だが、ここまで書いていて、急に納得したことがある。ぶっちゃけ、試験の2日前にこちらが何をしようとも、点数自体は大きく乱高下はしないのではないか。

 

結局、その生徒がこれまでに何を積み上げてきたかが重要であり、演習をしようが、授業をしようが、つまりあまり変わらないため、その部分はあまり関係がない、と。

 

だからこそ、点数を伸ばすとかは二の次で、いかに面白く、体験として印象深いものにするかの方が圧倒的に大事だと、改めて納得できたのだ。

 

もやもやしていた気持ちが少し晴れた。シンプルに面白い授業をし、問題を解かせるというテンプレートな進行で、何一つ問題はないのだ。

 

考えすぎて、逆に無駄な気苦労をしていたのだと思う。だが、辿り着いてしまえば、そこからの行動はシンプルだ。

 

今日もこれから体験授業が控えているが、とにかく面白いことや役に立つことを、惜しみなく詰め込んでいこう。「分かった!」という感覚をお土産にしてもらおう。

 

その反応さえ得られれば、クロージングの話の流れはどうとでも持っていける。上がっていたらもちろん、それを取り立てて褒めて、いい印象に持っていけばいい。

 

テストの点数が上がらなくても、「もっと早くサポートできていたら良かったですね。このタイミングで入塾されませんか?」と提案すれば良いだけだ。

 

恐らく、僕が営業をしたくないために、そういった理由をこさえて勝手に煩悶していただけで、結果的に自分の行動が制限されていたのだと今は納得している。

 

これも一つの「目的論」なのだろう。自分の苦手とすることをしないため、行動をそこから逆算して決定するという愚かさ。それは素直に認めよう。

 

今後はそのすべてを受け入れ、冷静に何をすべきか見つめ直していこうと思う。以上、完全に独り言ではあったが、収穫はあったので満足だ。

 

では今日はこの辺で。

 

 

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