毎日毎日飽きもせず、【広報】について考えている。そんな中ふと気づいたが、僕は手段ばかり考えているものの、それはドミノの1枚目として、本当に正しいのだろうか。
そもそも【広報】とは何かという問いに、僕は答えられるのだろうか。一応それっぽいことは言えるのだが、ただ方法や具体例を列挙しているだけのようにも思えてくる。
こういう時は、ChatGPTと相談を重ねるに限る。ユーザーが言語化できていない部分を把握し、言葉にさせることは、実はChatGPTの得意分野なのだ。
そしてそれはドンズバに作用し、気付けば1時間半ほどみっちりと議論した結果、【広報】を超えて、更に深いところを考える必要があるという暫定解に至っている。
今日は、それを一旦頭から出して、整理しながら言葉にしておこうと思う。
「WHYから始めよ」
そもそも【広報】という言葉を辞書で引くと、定義はこう紹介されている。
官公庁・企業・各種団体などが、施策や業務内容などを広く一般の人に知らせること。また、その知らせ。「—活動」
これだけ言われたら「そりゃそうだろ」という感想しか持たないが、この定義を読むと、「あるもの」が抜けていることに気付く。
それは、「具体的に何を」、つまり広報するに値するコンテンツの存在だ。例えば、ただ個別授業と集団授業をやっているとだけ告げても、大手のブランドに負けるだけだ。
大手塾ではなく、ウチでないといけない理由は何なのか。”なぜ”この塾がおススメなのか。ドミノの1枚目は、塾の強みや独自性を言語化することにあったのだ。
そしてここが曲者なのだが、ただ会社が用いている企業理念や、広告に書いている文言をそのまま拝借して喋ることは、強みや独自性を言語化したことには”ならない”。
その校舎を預かる者が自分事として考えて、競合他社の存在もきちんと分析したうえで、それでも顧客が選んでくれる、それに値する理由を言語化し、発信する。
サイモン・シネック氏の有名な言葉を借りるなら、「WHYから始めよ」ということだったのだ。そしてこれは、生半可な覚悟で取り組んでも、絶対に答えが出ない。
競合他社の分析は、実はこれを把握するためのツールの一つだ。大手塾が採っていない、地域密着型の塾ができる独自性を、かつ他にはない魅力を添えて広報する。
例えば大体こういう問いは、【面倒見の良さ】という形に着地するのだが、ではなぜそれを推すのかを、経営戦略以外に、血の通った哲学として語れるかどうか。
ここで僕が注目したのが、【企業理念】だ。これはいわば憲法のようなもので、あらゆるコンテンツは、全てここに立脚して構築されていなければならないはずだ。
それを厳格に問うのを重ねれば、自ずと差別化に繋がり、そして競争力を高めることまで自然と繋がっていくのではないか。
理念は単なるスローガンではなく、組織の方向性を示し、魅力的な独自性を得るための重要な指針であり、改めて再評価すべきだと感じている。
僕は役員でもなんでもないのだが、役員の方々が気付いていない行間までも理解して、その想いを汲み取り、徹底的に体現する校舎でありたいと、今ふと思い至った。
僕の【広報】のドミノの1枚目は、圧倒的解像度で企業理念を噛み砕くことだと、暫定解ではあるが辿り着いている。これだから問いは面白い。
ということで今日はこの辺で。