最近、また新たなストレス軽減法を発見したので、今日はそれをテーマにしてみようと思う。前提として、僕自身はストレス耐性が特別に強いわけではない。
穏やかな性格とは口が裂けても言えないし、些細なことでイライラしたり、ムカムカしたりすることは普通にある。もう30歳を過ぎて久しいのに、情けない話だ。
もちろん、僕もただの人間だから仕方ないと割り切ってもいいが、こうした感情に共通点があるのなら、それを知ることでもっと丁寧に向き合えるのではないか、とも思う。
そしてそこを割と丁寧に考え直したところ、色々と面白いヒントに行きついた。そしてそれを上手く捉え直すと、タイトル通りのことを発見した、という話だ。
そんなのを以下うだうだと書いていこう。
あなたの苛立ちはどこから?
僕の場合、イライラやストレスの根本原因はほぼ一つに絞られると気が付いた。それは「終わっていないこと」だ。
未完了の仕事や見通しが立っていない事柄が頭にあると、それだけで簡単にイライラしてしまう。人間皆そうらしいが、こと僕に関しては、その傾向が強いらしい。
実際、人間の本能的な反応として、未知に対するストレス耐性は非常に弱いという。これを好奇心に変換できる人もいるが、僕の場合は先にイライラの感情が出てしまう。
いずれはすべてを好奇心に変えられるようになりたいが、今現在はまだまだ修行中という感じだ。だから暫定的な対処策を持っておきたい。
そのため、更に掘り下げてみることにした。例えば未完了の事柄にイライラする原因まで考えると、「その日のうちに終わるかどうかわからない」という不安がある。
特に、自分が空いている時間内で処理できる量かどうかが不明な場合、ストレスが増幅しやすいことに思い至った。
ならばと考えたのが、自分が普段取り組んでいる作業を都度ストップウォッチで測り、自分のタスク処理に要する時間の目安を把握することだ。
普段からタイマーを使って作業管理はしているものの、では各作業にどれだけ時間がかかるのかというのは、別に把握していなかった。
この方法を導入してまだ数日なのだが、これだけでも具体的な時間が続々と見える化されて、そして同時に、イライラが大きく軽減されることが体感できている。
これを試してみると、意外にも多くの作業が予想より短時間で終わることがわかった。僕の時間見積もりは、絶望的に下手くそだったようだ。
しかし僕には、手が空いたら温泉みたいに仕事を掘り出して、勝手にそれを己に積み上げまくるという奇癖もある。完了してもそれは束の間、タスクは常に溢れている。
だからさらに踏み込んで、自分が抱えるタスクを「今日中に絶対終わらせるべきもの」と「終わらなくてもいいもの」に線引きすることも有効だと思っている。
終わらせるべき仕事を明確に決め、その達成をもって終わりとすれば、余計なストレスを抱えることが少なくなる。他のことは、できればラッキーという程度のものなのだ。
つくづく、完璧主義というものは無駄で強いストレスの一因であると実感している。それは周りを見てもすごくそう思わされる。
例えば、子どもがテストで90点を取ったのに、その10点のミスを悔やむ姿を見ると、数年後にはうつ病になってしまうのではないかと物凄く心配になる。
しかしこれは完全にブーメランだ。恐らく僕の普段の姿を幽体離脱した僕が見たら、絶対に同じような憐れみの感情を持ってしまう。
だからこそ、ストレスを制御する方法を丁寧に学び、実践していかなければならない。体を壊す前に、この点をしっかり認識することが重要だと改めて思う。
以上が、僕が最近試しているストレス軽減法の話である。また更に深い効果が感じられたら、記事にしてみる次第である。
では今日はこの辺で。