精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【英文読書ルーティン日記214】"The Code Book"読書感想ブログ28・完 ~次の本はなんだ?~

塵も積もればなんとやらであり、気づけば約30週を費やして、数百ページの洋書を読了するに至っている。

 

正直、英検1級取得者の中でも、僕自身の継続力は高い方なのではないかと自負している。毎日リスニング・単語学習・長文読書は、仕事柄もあるがやはりサボれないのだ。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

今度は何にしようか。この冒頭を書いている今はその目星が全くついていないのだが、リサーチすれば大抵すぐヒットするため、そんなに焦らなくてもいいだろう。

 

物語文を読んでみるのもいいが、自分が学びたいと思っているテーマがあり、それの本がデータであるなら、また説明文を読むのも悪くないと思っている。

 

それについては、週の途中で紹介しよう。では以下、今週の本題である。

 

 

1月27日(月) 解読に不思議の解読なし?

 

少し復習的な話になるが、初期の暗号の決定的な弱点は、言語そのものにあるパターンが多かった

 

例えば日本語には50種類程度の平仮名があるが、その全てを均等に使うわけではなく、偏りが必ず生じる。

 

その偏りを仮説立てて、登場頻度を分析し、暗号化された文章に当てはめていくのだ。すると力業ではあるが、なるほど確かにかなり読める、ということ

 

押してダメなら引いてみな。この言葉は思った何倍も、深いのかもしれない。

 

1月28日(火) 現代科学でも破れない暗号。

ヴォイニッチ手稿(Voynich Manuscript)

 

暗号の作成・解読技術がここまで体系化され、AIも進化した今、過去の暗号で解き明かせないものはない、という状態になったのだろうか。

 

実はそうではないものも多々存在する。代表的なのはヴォニイッチ手稿やロンゴロンゴなどではなかろうか。

 

これらは現代の言語体系から大きく乖離してしまったとされる筆記体であり、つまりヒントが全く無く、解釈が無限に可能なのだ。

 

そこへ書かれた秘密を未だに固く護る暗号がまだ残っていることは、浪漫なのか、それとも懸念なのか、どちらなのだろう。

 

1月29日(水) 聞こえぬ声。

未解読の古代文字が渦巻く「ファイストスの円盤」の謎、ギリシャ | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト



Wikipediaにも専用のページがあるのだが、未解読の言語は昨日も触れた通り、かなり多く残されている。

 

線文字しかり、インダス文明の文字しかり、円盤に刻まれた文字然り……

 

それらは言語体系が難解というより、あまりにも現存文字数が少ないため、分析自体が難航しているというのが未解読の原因なのだそうだ。

 

となればもっと資料が要るのだが、実際に肉体を持って発掘をするとなると、AIには無理だ。ここにはまだ、人間にしかできないことの余白がある気がする。

 

1月30日(木) 「そんなもんさ」

 

RSA暗号は、巨大な数を素因数分解することの困難さを利用したところが、その最たる特色になる。

 

しかし、この手の解説が始まると、どうしてもqとかpが出てきて、数学アレルギーの頭を悩ませてしまう

 

ただ、今なら思う。これはルールであり、先人達のノリなのだから、そこに疑義を挟むのは愚かなのだろう。

 

例えば、なぜ野球でいうセカンドとサードの間を守る人をショートと呼ぶのかなんて、死ぬほどどうでもいい。

 

個人的な観察だが、数学が得意な人はよくも悪くも、語句に疑問は持たないように思う。

 

そういうもんと割り切って適応し、とっとと習得してしまう。僕にもその要領のよさがほしかったと感じる。

 

1月31日(金) 読了後の感想。

 

もともと僕がサイモン・シン氏の著作を知ったのは、堀江貴文氏の本がきっかけだ。そこで「彼が推薦するなら」と思って無条件にポチったのが、本当のきっかけだ。

 

彼もコメントで触れていたし、僕自身も読了するたびに思うのだが、サイモン・シン氏の文才には本当に舌を巻く。上手さに言語化が追い付かない感じだ。

 

骨太のドキュメンタリーでありながら、登場する人物の魅力にもきちんと触れられていて、掘り下げも十分すぎるところにあるのに、全くくどくない展開。

 

そしてその後に暗号・未解読文字・考古学・世界史と、あらゆるジャンルに広がる興味をさりげなく手渡される点。本当にすごすぎる。

 

真の教養は理系だの文系だのを超越するんだろうなということをまざまざと思い知らされる。もちろんいい意味で。嫉妬とかそういうドロドロしたものは抜きに、だ。

 

2月1日(土) Simon Singh

サイモン・シン - Wikipedia

 

筆者は最後に、本書作成に携わった方々への謝辞を述べている。その数の多さに、僕は驚いた。

 

登場人物の内、ご存命であるならばほぼ全員に会ったのではないかと思えるほど、対面してもらえたことへの感謝を述べまくっているのだ。

 

元々ドキュメンタリー作成畑出身の人だからこそ、このフットワークの軽さは納得と同時に驚愕だ。執念と好奇心の融合。そこに生まれるのが傑作ということだろうか。

 

2月2日(日)  読了後の感想。

 

ついに読了した。半年近く読んでいた気がするが、実際にそれくらいだったらしい。ちりも積もればマジで山になるんだな。

 

次は何を読もうか、実は全く決めていない。意外とGoogleプレイの品揃えは良くないため、いっそKindleを買おうかとさえ思っている。

 

さて。単語アプリの起動、長文読書、何かしらの動画によるリスニングは、英検の受検が終わってからもほぼ欠かさず継続している。

 

あの頃ほどのガチさは無いが、日課として昇華できたので、極端に見劣りする英語力でもあるまい。

 

自分の堅物なところはこんなにも愛しい。そんな不思議な自己肯定を学べている。

 

では今週はこの辺で。

 

 

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