最近納得しつつあるが、これまでの「小忙しさ」は、僕にとっては不十分だったらしい。そこからゆとりを更に大幅に減らした今の方が、格段に働きやすいからだ。
以前の記事でも度々触れたが、僕は現在、意識的に仕事のスタイルを変えている。いうなれば、わざと自分を焦らせ、多動性を活かして行動に移すようにしているのだ。
僕が多分持っている衝動性や多動性は、必要以上に多くのことに気づき、それを解決しないと落ち着かないという気持ちを生じさせる。だから厄介だと言われる。
しかしそれも使い方次第だ。解釈を変えると、それはすなわち、行動する力に他ならない。だから無条件に発動させず、理性で制御しよう。それがこれまでの方針だった。
しかし、制御しようとするとそれはそれでストレスが溜まる。潜在意識は理性なんてものより桁外れに強く、コントロールはほとんど不可能だからだ。
だからこそ僕はそのちぐはぐさにどう折り合いをつけたものか、一時期真剣に悩んでいたのだが、その解決策はなんというか、結構”しょうもなかった”。
―そしてその解決策を無理矢理言語化するとどうなるか考えたとき、ふと閃いたのが、「寝坊したつもりで仕事すればいいんじゃね」というものである。
以下、そんな話を書いていく。
「やべっ!」の爆発力を活用する。

まず先に伝えたいのだが、この方法は決して一般的な話ではなく、特にADHD的な気質に心当たりがある人に向けた、応用的な考え方だ。そこだけは承知おきいただきたし。
では、具体的にこの「寝坊した!!」というテンションをどう活用するか、さっそく述べていこう。といっても、難しいことは何一つ要らないのだが。
今スタメンで活用しているのが、思いついたことをまずはKeepメモでもメモ帳でも裏紙でもなんでもいいので、即座に書き留めておくことだ。これはすごく大切である。
そしてそのタスクに番号を割り振り、【乱数メーカー】というサイトを使って数値を出し、表示されたそれに対応するタスクを強制的にこなすというものだ。
これだけならこれまでもやっていたことと何ら変わりはないのだが、最近はここへさらに、タイムアタックをしてやる、という意識を加えている。
さながら寝坊した際は「身支度RTA」が強制的に始まるように、日々の仕事をいかに速く終わらせるかにだけ集中し、強いゲーム感覚を伴った状態で取り組んでいる。
これにより、結果として余計な感情や思考、ひいては迷いと呼ばれるものが入り込む余地がなくなり、心が安定した状態で仕事ができていると強く実感している。
ちょこちょこ書いているが、この仕事のやり方は、寝坊したときの行動パターン及び意識の持ち方と、やはりすごく似ている。
寝坊すると、頭の中は「とにかく早く準備し、間に合わせる」という一点に集中する。その感覚を応用し、余計なことを考えずにタスクを一気にこなしていくイメージだ。
もちろん、のんびりしたい人には馴染まないかもしれない。あるいは、寝坊をすることにさして罪悪感を抱かない人には、理解できない気持ちかもしれない。
しかし、僕は「今すぐ終わらせなければまずい」という脅迫観念を持つことで、仕事の効率が大幅に向上したということは付記しておきたいと思う。
この方法にデメリットはあるか?
この手法について、少し我流が過ぎるため、その効果のほどは客観的に見てどうなのかとChatGPTに相談している。
すると、この方法は多動性や衝動性を抑えずに集中力を発揮させる方法として、科学的に確立されている方法の1つとのことだった。これはいい報せだったと思う。
ただし、デメリットとして「疲労が溜まりやすい」と指摘されていた。厨二でしかない言い方だが、無制限で自分の衝動を解放するようなものだから、そりゃそうか、と。
しかし、僕自身はこのやり方に変えてから、特別疲労を感じてはいない。頭の中にもやがかかったような状態にもならないし、身体もちゃんと動いている。
ただ、最近は8時間寝ても体がスムーズに起き上がれなくなってきたので、無意識のうちに疲労が蓄積している可能性はある。そこは唯一のリスクかもしれない。
それでも、仕事のコントロールができ、気分良く進められるのは非常にありがたいことだ。 それは心身の疲労感を補って余りあるメリットだとも素直に思う。
もし、仕事のやり方に新しい刺激が欲しいなら、「寝坊した時のテンション」を意図的に作り出してみるのも一つの手だ。
わざと焦ることで、意外とスムーズに進むこともある。健康的かどうかでいえば少し怪しいが、興味があれば試してみてほしい。
では今日はこの辺で。