今日は、「シナジーマップを改めて疑う」というテーマで考えを整理してみる。最近、これについて自分は認識を間違えている気がしている気がしてきているためだ。
シナジーマップとは、自分の行っている活動が相乗効果を生んでいるかを可視化し、効果の薄いものを切り捨てたり調整したりするための考え方だ。
初めてこの概念を知ったのは、宮迫さんのチャンネルに西野亮廣さんが登場した回だ。だが、飲酒しながら観た動画だったのに、気づけばその内容に釘付けとなっていた。
例えば西野さんが釣り雑誌にコラムを書くと、ギャラはもらえるものの、彼の主な活動には何一つ波及効果が無いため、シナジーマップ的には不十分だという。
実を言うと、自分の広報活動が本当に集客につながっているのかを改めて見直す必要があると感じていたのもあり、このマップの再作成は喫緊の作業だと思っている。
てことで今日は、そんな話を書いていこう。
導線はきちんと引かれているか?

春休みの募集がじわじわと成果を出している時期ではあるが、狙っていた層からの問い合わせは伸びず、逆になぜか低学年向けコンテンツへの問い合わせが増えた。
結果的に、小学生向けの集客が何故かいい具合に成功し、逆に中学生・高校生向けはうまくいかなかった、という話となる。それぞれ、それはなぜなのか。
低学年向けの集客がうまくいった要因として考えられるのは、今回の広報をほぼ門配とポスティングで実施したこと、つまりアナログな手法に特化したため、というものだ。
結果としてダイレクトで親元に資料が届く小学生の層には響いたが、自分で情報を取ることができる中高生には響かなかった、ということではないか。
これを踏まえて、どうやら中高生をターゲットにした集客の手法を再考する必要があると、最近になってようやく気付きつつある。
さて。近隣の塾は大手フランチャイズばかりで、全国的な知名度を持つところばかりだ。中にはYouTubeのCMで頻繁に広告を流すほどの財力を持つところもある。
こうした塾と、価格や認知度で勝負をしても勝ち目はない。別の角度から認知を獲得する必要がある。いわば、こういうときに強いのが徹底した属人化だ。
最近、よく見ている「焼き鳥どん」のショート動画が良い例だ。店長のキャラクターと店舗の雰囲気が伝わる動画がバズり、結果として集客につながっている。
このように、単に広告を出すだけでなく、ターゲットに親しみを持たせるコンテンツが重要なのだと感じる。大手と同じ戦い方に終始したことは、一つ反省点に違いない。
・・・この視点で僕の校舎を、僕が採った広報手段を見直したとき、ふとWeb広報があまりにも弱いという課題があることに気が付いた。
現状、チラシを持って校門前で配るといった大手塾と同じような方法で戦っているが、認知で劣る分、それは圧倒的に不利になっておしまいだ。
正直、提供している教育の質に強い自信はあるが、それを伝える手段が弱い。発信する量も、それを知ってもらうための工夫も、まだまだあまりにも弱い。
僕がターゲットにしているのは、学力上位層”ではなく”、くすぶっている生徒を引き上げ、公立高校に進学させる層だ。
学力上位層をターゲットにしたカリキュラムを導入すると、大手と同じ路線になり、結局は数の暴力で負けてしまう。
だからこそ、外側からの認知を強化し、大手とは異なる強みを打ち出していく必要がある。それはわかっていたのに、行動自体が噛み合っていなかった、とすると?
ということで改めて今の広報手法を、シナジーマップを用いて整理してみた。すると、スリーヒットセオリーのアプローチが、実は機能していないことが明確になった。
具体的には、 アナログからデジタルへの誘導が上手くいっていない。つまり、属人化を最もアピールできる場への導線が引かれていないのだ。
中学生・高校生の問い合わせとなれば、親の意向より子供の想いが勝ることがあると聞く。そうなると強いのは、友人の存在と、そこの講師の色だと思う。
それを伝えるために、実際校舎の壁周りを色んな掲示物でデコレーションはした。しかし、それはそれで終わりであり、誘導まで至っていなかった。
やはり今一番の課題は、Web上の広報資材が弱いことだ。つまり、「もっとブログを書き、Instagramを更新しろ」という結論に行き着く。
この点には強い納得感があるため、次のステップとして、中学生向けの集客戦略を属人化の方向で強化し、その成果をまた検証してみたいと思う。
勿論今も募集の盛期だが、より具体的なチャンスは改めて、ゴールデンウィーク明けに訪れる。そこに向けて、新しい施策を打つ準備を始めねば。
今回の見直しで、今の戦略が完全には機能していないことがはっきりしたが、修正の余地は十分にある。これからの施策次第で、大手とやり合う道を作れると確信している。
ということで、今日はこの辺で。