僕はこれまで何度も「独立したい」と話してきた。ただ、その理由を言語化することが上手くできず、どこか漠然とした願望のまま、2年以上それだけを考え続けていた。
しかし、最近起きた色々な出来事をきっかけに、自分の中でその理由がはっきりと見えてきた。ピースがハマり、急にジグソーパズルの全体像が見えたような感覚だ。
独立を望む最も大きな理由。それは、「同じ価値観の人と仕事がしたい」、というものだ。僕と同じ価値観、認識、危機感、大切なものを持つ人。
それを共有できる人たちと働きたい。自分が抱えているこの願望にようやく気づいたとき、これまで抱えていたモヤモヤが一気に腑に落ちた。
今日はそんなことを書いていく。
働いていてとにかく寂しかった日々。
僕がこの仕事を始めてから、直属の上司は二人、後輩は一人、それぞれペアとして仕事をしてきた。ただしその上司二人は、はっきり言って「仕事をしない」タイプである。
言われたことは最低限こなすが、手が空けば完全に休む。主体的に動こうという気はない。こちらから声をかければ、その場では動くものの、見ていなければ手を抜きがち。
その姿勢を見ていて、不思議で仕方がなかった。 社長がこの状況を見たら怒り狂うのではないかと思うほど、何で給料を得ているかがわからない時間が多い。
そんな環境で約五年間働いているが、肝心の僕は、自分のやりたいことは4割も実現できていない、という風に感じている。
もちろん、それが彼らのせいとは言わない。ただ、もし彼らが僕の意図や思いを汲み取り、共有し、協力してくれる環境だったら、違う想いになっている、とも思う。
仮に僕が「今の会社の状況はまずい。だから策を打つべきだ」と提案したとして、返ってくるのは「そんなの面倒くさい」「休みがなくなる」といった反応だと予想する。
実際、過去に提案したことがあるが、その度に「そんな面倒なことやらなくていいよ」と言われて終わった。その回数は一度ではない。まぁ、僕の執念が弱いのは認める。
しかし、会社の状況が危機的でも、堂々とYouTubeを見て、お菓子を食べる。その姿を見るたびに、「なぜこの状況でそんなことができるんだ?」と疑問に思ってしまう。
繰り返しになるが、僕は 「辞めたい」ではなく「独立したい」と思っている。この2つを明確に分ける、僕のラインは何なのか。
そう思った際に辿り着いたのが、「価値観が合う人たちと仕事がしたい」という、幸せの青い鳥みたいな、どこか儚い願望だった。
それに気づいたとき、初めて自分の本音が見えたように、我ながら思った。こんな切実なものが自分の胸に溜まっていたなんて、自分でも驚きなくらいである。
となれば、僕が今の組織内でこれ以上に立場を上げることに全然興味が無いことも、理由がつけられる。断言するが、背中を預けたいほど共感する人はいないからだ。
ただしこれも念押ししたい。僕は彼らを、人としては全く嫌っていない。むしろ個性の塊のような部分は、リスペクトさえ抱いている程である。
ただ、”仕事においては”話が合わず、”一緒に働く仲間としては”ストレスが溜まる、という話だ。優秀なビジネスマンが最高の旦那とイコールで繋がらないのと似ている。
それが積み重なり、慢性的なフラストレーションになっているように僕は思う。僕は孤独なのだろう。そしてそれは、素直に認めたいと感じている。
僕は常日頃から「より良い環境を作りたい」「もっと利益と結果を出したい」と思っている。「脳死の先例踏襲はクソ」だとも考えている。
だが、前任者には「目障り」といった意味のことを堂々と言われたし、今は今で何度も既読無視を受けている。なんというか、もう、慣れた。
なんなら僕の方がやる気のある無能、つまり排他されるべき側かもしれない以上、あまり独善的と取れる言動は避けたいとも思う。だから特に抵抗はしない。
だが、やはり寂しいのは寂しい。僕が感じていた孤独は、単に社員で集まるイベントが減ったからではなく、心の部分の話だったようだ。
この考えに至った今、独立に向けた準備を本格的に進めるべきだと感じている。自分の価値観を大切にし、共に働ける環境を作るために、できることを一つずつ進める。
独立は簡単な道ではない。しかし、今のまま無理に馴染もうとして、自分をすり減らし続けるよりも、遥かに健全な選択だと思う。
今できる準備をし、必要なスキルを磨き、と同時にもちろん周りをぶち抜く結果を出して覚悟を固めながら、着実に進めていくつもりだ。
では今日はこの辺で。