精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【備忘録】漢検2級の勉強を通じて学んだことを書いておく。第一部:190点を阻む壁たち。

すごく自分事だが、今年に入ってすぐぐらいの時期から、漢検2級の勉強を重ねている。突然思い立ったわけではなく、その理由は2つある。

 

1つは、高1の頃に受検して普通に落ちてしまったまま、17年以上放置していることにいい加減嫌気がさしたからだ。

当時はおつむが足りなかったというより、勉強法をまるっきり間違えていたのは明白で、その頃の勉強を思い出すと今の自分の頭が痛くなる有様だ。

 

そしてもう1つの方が重要で、それは生徒たちに「時間が無くて勉強できない」という言い訳を行動と結果で論破するためである。

 

というのも、僕は漢検2級の勉強を、誓って1日15分以内で収めるよう心掛けている。その代わり学習日数を増やすことで、累計の勉強量・時間を確保しているのだ。

 

オフィシャルな問題集を一周やり終えて、過去問演習に入るまででも2ヶ月以上要したが、一回目の演習は176点、2回目は185点と、上々の仕上がりになっている

 

ここまでくると、自分が間違えた問題だけを別にノートか何かにまとめておき、それを二度と間違えないようインプットするという微調整がひたすら続く。

 

その過程で学べることの中には、結構面白いのもあり、せっかくなのでそれは書き残しておきたいと思えている。

 

今日はそんな、僕がコツコツまとめた、自分なりに面白いと思った漢字の不思議を書いておく。

 

 

「享受」の熟語の構成は?

「享受」とは?基礎知識から正しい使い方がわかる例文などをサクッと解説【大人の語彙力強化塾404】 | Precious.jp(プレシャス)

 

漢検2級にも、熟語の構成が問われる部分がある。ここは比較的容易なのだが、今日出くわした「享受」が、似た意味の組み合わせというのは少し引っかかった。

 

ということで「享」だけの意味を辞書で引いてみると、結構意外な意味を持っていることが分かった。

 

①うける。うけいれる。「享受」

②もてなす。ふるまう。「享宴」

③供える。ささげる。「享祭」

④あたる。かなう。

 

これを踏まえれば、例えば「享楽的」といった言葉の意味が一層腑に落ちる。なるほど、と思うと同時に、一つそれでは咀嚼できない例があるのに気づいた。

 

それは「享年」だ。いわゆる没年齢を指す言葉なのだが、ここにはなぜ、「受け取る」という意味の「享」が充てられているのだろうか。

 

そこには、こんな理由が潜んでいた。

 

《天から享 (う) けた年の意》人のこの世に生存していた年数。死んだときの年齢。行年 (ぎょうねん) 。「—八十」

 

すなわち神から授かった寿命を果たし、天に還ったときの年齢。享年という言葉にこんな裏があったとは。

 

とはいえ、寿命は神からもらったもので、生まれたときから決まっているとは、少し腑に落ちないところもある。とはいえ、何百年も前の感覚としては別に普通なのだろう。

 

今後「享年」の構成が問われた際は、二度と間違えない自信がある。

 

覚えることが猛烈に難しい「蚕繭」の読み。

 

非常に苦労している感じがある。それが「繭」だ。これ自体、”まゆ”と読むことは何となくわかることだと思う。(特に遊戯王の初期をプレイしていた世代は)

 

そして、部首が「糸」なのも納得だ。なぜなら繭の見た目など、まんま糸の塊だからだ。だがその問題は、音読みにある。

 

「蚕繭」と書いて「さんけん」と読むのだ。ちなみにこの熟語は、少なくとも僕が使っているPCでは一発変換ができなくてめんどくさい。

 

糸と虫のどこから「ケン」なんて音が出てくるんだ?そう思って色々調べると、その理由が分かった。糸と虫を除けた外枠自体を、「ベン」とか「ケン」と読むそうだ

www.kanjipedia.jp

 

その音符について色々調べてみたが、どれだけ言葉を変えて検索しても納得いく回答には至らず。この二字熟語はこれだけ気合で無理矢理覚えよう。そう諦めた。

 

そもそもなんでそれをそう読むのかが納得いかないシリーズ。

 

突然だが、クイズ。次の漢字はなんと読むだろうか。尚、横に書いてあるのは、僕が誤答した回答である。(つまり横の仮名の読みを浮かべた人は間違いである)

 

「拝謁」 ➡ はいけい

 

「物見遊山」 ➡ ものみゆざん

 

「遊説」 ➡ ゆうぜつ

 

では以下、答え。

 

「拝謁」 ➡ はいえつ

 

「物見遊山」 ➡ ものみゆさん

 

「遊説」 ➡ ゆうぜい

 

こういう時は必ず手帳に控えておき、後々なぜそう読むのかの根拠を探ろうと僕は頑張る。それが見つからないときは、自分なりに理屈などをこじつけて覚えている。ということで一例として、アホ丸出しの僕の備忘録を紹介しよう。

 

「拝謁」 ➡ はいえつ

謁見(えっけん)で連想する!ちなみに謁の右側の部分だけで「エツ」とそもそも読むらしい。

 

「物見遊山」 ➡ ものみゆさん

濁音が一つもないということだけ覚えておく!あるいは「モノミユさん」という人名っぽく覚えておこう。

 

「遊説」 ➡ ゆうぜい

これは気合!ほかにゼイと読む例が見つからない!

 

漢検2級の時点でこういうのが結構ある。いわんや準1級をや、である。

 

会意文字という鬼門。



 

読みと書きは不思議と得意で、回によって満点を取れるのだが、なかなか8割以上で安定しないのが部首だ。「は、そっち?」というものが多く、覚えるのがめんどくさい

 

色々とこじつけの理由付けで基本は大丈夫だが、中にはそれをしても腑に落とせない厄介なものが存在する。例えば「妥」と「威」がそうだ。

 

前者は「妥当」「妥結」といった感じで「不満だけど引き下がる」みたいな意味があると思っていたが、その漢字が持つ本来の意味は以下の通りらしい。

 

①「おだやか(穏)(静かで落ち着いているさま)」

 

②「やすらか」

 

 ア:「穏やかで変わった事がないさま」、
   「ゆったりと落ち着いてるさま」

 

 イ:「何の心配もないさま」

 

②「安らかに座る」、「座に落ち着く」

 

③「穏やかに落ち着く」、「ゆずりあって話をまとめる」  (例:妥協、妥結、妥当)

okjiten.jp

 

・・ということで、実は「無駄な衝突を避けつつまとめる」という具合で、優しさといった意味が強いらしい。ゆえに部首は「女」なのだ。ポリコレに引っかからないか?

 

では、もう一つの「威」はなにか。こちらは「権威」「威勢」といった言葉からオラオラ感が感じられるので、「戈」が部首だと思っていた。(戒の部首も戈だし)

 

しかし驚いたのだが、威の成り立ちは、武器で女を脅すさま、だという。そして斧で女を脅すこのプレッシャーと暴力感が「威」の意味だという。

「威」という漢字の意味・成り立ち・読み方・画数・部首を学習

 

となればやっぱり「戈」が部首で良さそうだが、こちらの部首も「女」なのだ。こればかりは納得する方がとっても難しい。

 

だが、これがムッキムキの戦士同士であれば、「威圧されててひどい」とは思わないだろう。たおやかな存在の象徴が武器で脅される場面が必須ということか。

 

会意文字、マジ難敵だが、奥が深いぜ!

 

四字熟語を攻略できた神サイトを紹介。

 

16歳当時、一番勉強していて手触り感がなかったのが四字熟語だ。中国のセンスで作られた言葉が多く、非常に勉強し辛かったのをまだ覚えている。

 

ひたすら問題が並んでいたらそれでいいかと言われれば、決してそうではない。その由来、その意味、せめてどちらかが併記されていないと、心底辛いのだ。

 

色々諦めて専門の問題集を買おうかと思っていたが、それは要らなかった。なぜなら、下記のサイトで、マジで、克服できたからだ。

derujun-2kyu.com

 

仕事の空き時間、病院の待合室、その辺りでコツコツと四字熟語をクイズで確認できる神サイトだ。普通にお金を払いたいくらい優れた無料サイトだと思う。

 

実際、1週間このサイトで毎日5単元ずつくらい復習しただけなのだが、最近予想問題・過去問の調子はすこぶる良くて、7問~10問くらい当てられている。

 

ちなみに好きな四字熟語を挙げろと言われれば、「浅学非才」「舞文弄法」「羞月閉花」の3つを推す。

 

性格が悪い気がするが、前者2つはいわゆるアンチコメントの定義が既に大昔からあったんだ、という感動が大きい。

 

ちなみに最後のはつまり「美人」って意味なのだが、月が羞じて花が閉じるほどの美貌って・・・。ここまで婉曲的でありながら壮大に表現する感性に脱帽、という理由である。

 

終わりに:190点以上で受かりたい。

 

実はこの記事は、1ヶ月以上前にある程度書いて、ほったらかしていたものであり、今はまた状況が変わっている。

 

過去問を10回解いて、自己ベストは189点、ワーストは176点であり、ここまでくれば180点以上で合格は必達であり、190点以上の合格を目標に据えたいと思っている。

 

幸い、同じ問題を2度間違えるということはほぼ無いのだが、どの過去問を解いても10点以上(つまり少なくとも5問以上)の失点が防げず、すごくやきもきする。

 

ここまでくればいわば虱潰しだ。間違えた問題を別途ノートにまとめ、それを徹底的に覚えていく。それが閾値を超えれば、190点も夢ではないはずだ。

 

GWである程度形にしたいと思う。てことで多分、このシリーズはもう1つか2つ、できると思う。てことで今日はこの辺で。

 

 

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