今日は無料テスト対策と銘打った、いわばイベント系の授業がある。外部から誘ってくれた体験生もいることから、いわば勝負どころの一日となる。
正直、この場に来た生徒のうちたった一人でも入塾してくれれば、運営・経営における雰囲気や流れは非常に大きく変わる。そのくらい重要なタイミングだと考えている。

ところで、今僕の受け持つ校舎がの人数は、全体で見ても2番手の規模だ。ナンバー2と取ることもできるが、はっきり言って面白くはない状況である。
だからこそ、ここでバシッと認知を、あわよくば新規入塾生を刈り取り、さらにいい方へ流れを変えたいというのが正直な気持ちなのである。
―ただ、僕がこの校舎に就任して3年目になるのだが、ブログでは度々書いてきたこととはいえ、やはり今年度で校舎長職を降りたいという気持ちは揺らがない。
「辞める」という表現は語弊があるが、より正確に言えば、「組織を預かる役割を、適切なタイミングで譲りたい」と考えている。
今日はそんなボヤキが自然と自分から出てきたので、僕が僕に「どうしたん?」と問うような意識で、ここを掘り下げたいと思っている。
中継の矜持。

今の校舎は、正直に言えばややパッとしない状態で引き継いだものだった。そこから考えれば、立ち直ってきた方とは思うものの、理想や目標とはやはり遠い。
だから、それをまともな状態に戻すのは当然だが、それを次の人に引き渡すところまでこそが、僕が果たすべき校舎長としての責務だと思っている。
実際僕はそれなりに偏屈な性格で、仮に立て直しに成功したとしても、その「整った状態」を長く維持し続けることに面白みを感じるタイプではないのだ。
もしそれが達成できたとして、きっと、最初の2〜3ヶ月は「勝利の余韻」のようなものを感じ、充実感を抱くのだろう、とは思う。
しかし、それを継続する気はない。むしろ、その時点で次にバトンを渡すことが、僕の美学にかなっているとさえ思う。それこそが仕事とさえ感じるほどだ。
だからこそ、むしろ3年という猶予を与えられたこと自体がありがたいことであり、その期限内に結果を出し、きっちりと引き継ぎたいという思いに、今もブレはない。
・・・・では、その後はどうするのか。
自分としては、他校舎のアドバイザーのようなポジションに興味がある。言ってしまえば、「隣の不振の理由」を観察し、是正の一助を担える人間でありたいと思っている。
もちろん、それはあくまで理想であり、現状ではまだ自分の成績や実績が足りていないと感じている。
役割を自分の希望通りに切り替えるには、それ相応の成果が求められる。今すぐに移行することは現実的ではない、という自覚もある。
ただ、僕には昔から一貫している価値観がある。それは、「長期的に安泰な地位にしがみつくことに、魅力を感じない」というものだ。
僕自身、そのような働き方に幸福を見出すタイプではないし、「維持よりも変化」を好むタイプだという自己認識がある。
だからこそ、今日これから待っている授業では、まず目の前の生徒にクオリティでぶち抜いた時間を提供することが要となる。起点はここからなのだ。
そして、10月〜11月頃までの長期的計画で立て直しを続け、自分の中で上役に対し、次の話を切り出せるような状況を作りたいと考えている。
やはり、校舎長という肩書きにこだわるのではなく、より広い視野で動けるポジションに進みたいというのが、今の本音である。
もちろん、こうした話はまだ他人に語れる段階ではない。解像度も低ければ、我を通すにふさわしい実績が伴っていない以上、誰かに伝えるには早いとわかっている。
とはいえ、いずれはどこかで「試し打ち」をしたい。たとえば、酒の席でのぼやきとして吐き出すような機会があるなら、それでもいい。
生身の反応を受け取りながら、少しずつ言語化していきたいとも思っている。
ということで、今日はこの辺で。