精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

「見せてないだけで隙はある」

塾内での学習相談を、毎日ひたすら千本ノックのごとく重ねている。そんな中今日、気になる相談を一件受けた。

 

それは他塾併用の生徒の保護者から聞いたのだが、とある資格の対策授業を受けていたものの、3回連続不合格になり、そのまま辞めたというものだった。

 

それ自体はその子の努力不足とか、塾のせいにして実は勉強してないとか色々な可能性を考えられるが、実態を聞いていくと、「おや?」と思う点が多かった

 

今日はコンプラ違反にならないように気を付けながら、その違和感を言葉にしつつ、少しだけ見えた希望について、自分の気持ちや戦略を整理していこうと思う。

 

 

ブランドの穴。

 

そこで聞いた話を乱暴にまとめれば、「どんなことを教えているかよくわからない、また結果に対して何のコメントも貰わなかった」というものだ。

 

―正直きっと、その塾にとっては何かしらの声掛けをしていて、”伝えてはいる”のだと思う。だがそれが伝わっていないと言われたら、そういう評判が巡っていく。

 

ここから先は邪推なのだが、「大手塾が出している対策の講座なら大丈夫」という箔によって生徒を集め、自学・独学を促す自立教材でやりくりしているのでは、と。

 

それ自体は、実は経営者目線だと強く納得する。こういう対策講座は、受かればその生徒は目的達成ということで卒塾してしまい、いわば持続するコンテンツになりにくい

 

時間枠を設け、人を充てても、回収できるかどうかがその時々で変わる、いわばセルフレッドオーシャンとでもいうべきコンテンツがこれの本質なのだ。

 

だからAI教材などを用意し、最低限の人を充てて、最小限の人件費で教室を回すという方針に、経営者として共感はする。

 

だが、引っ掛かりはまだまだ続く。その資格の対策講座を競合塾が出しているとは知っていたが、例えばホームページや校舎外掲示物などで、実績を見たことがない

 

実際に2級、準2級プラス、準2級、3級、4級のそれぞれに何人受かったのか。個々の情報はすごく不透明で、内生以外が知ることはない話のように感じている。

 

そしてにわかには信じがたいのが、結果に対するフィードバックを貰えなかったという一点だ。これはさすがに実話ではないと信じたいが、本当ならかなり問題だろう。

 

どの分野が取れて、どこが取れなかったか。そのために期間はどれくらい考えて、何を対策していくのか。それは正直、成績表を見たら”パッと”僕は言える。

 

・・・これらを考えると、いわゆる大手競合の弱みが見える。付け入る隙と言ったらどこか性格の悪さが滲み出るが、こここそが中小企業の担うべきところではないか、と。

 

面倒見の濃さと良さを打ち出し、授業の内容をこの上なくクリアにして、結果や現状を逐一フィードバックし、周知していく。正直これは、別に難しい話ではない。

 

むしろ解決すべき課題は、どのようにこの講座を長期展開するか、何をウリに集客するか、どう利益を集めるか、そのあたりのシステム構造の部分になるだろう。

 

ちなみに現時点で、どのようにコースを作って営業していくか、そのプランは少し頭の中で見えつつある。そしてそれによって利益が作れるビジョンも、だ。

 

―とはいえ個人的に今回のは深い教訓となった。どんなところだろうが、見せてないだけで隙はあるということがわかったのだ。

 

それはきっと僕の校舎も同じだ。僕が自覚・認知していないだけで、何かしらの穴がある。もし無いのなら、もっと繁盛していてしかるべきだからだ。

 

僕にとってこれは希望であると同時に、自分の身を引き締めるきっかけにもなった、つまりいいことづくめの情報であった。では今日はこの辺で。

 

 

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