精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

僕の中で定義が変わりつつある言葉。それは「愛」。

最近色んな考え事が一周回って、「愛」という言葉を自分なりに咀嚼し、理解しておかなければいけないと思いつつある

 

属人化、ファンコミュニティ、差別化、大手と違う土俵作り‥。そういったものを考え続けたり学んだりし続けると、つまり「愛」にたどり着くからだ。

 

例えば【観察力の鍛え方】という名著の最後も、「優れたクリエイターは、愛に溢れている」といった結びになっている。観察力の根源は、対象への「愛」にあるのだ、と。

 

また別の飲食店経営者は、「愛のない経営がない店は、裾野のない山を作ろうとしている、1階のない2階建ての家を造ろうとしているのと同じである」とも説いていた。

 

だから僕自身も、こういう考え方には強く共感しつつも、僕自身が意識的に愛を持てていたか、愛を前提とした発信ができていたか、強く自省するに至っているのだ。

 

しかしここでいう愛は、誤解を招く可能性がとても高いとも思っている。それこそ、例えば対象に対し、性愛に近い気持ちを抱けということにも聞こえる。決して違うのに。

 

だから、より誤解を招かず、それでいてより僕にとって相性のいい、「愛」の定義は何なのか。それを最近色々考えたので、いったんその結果を棚卸してみる次第である。

 

 

「愛」はどう理解されてきたか。

 

言葉の意味をしっかり考えるときは、やはり辞書を引くことが大事だと思っている。ということでまずは日本語で「愛」の意味を調べてみよう。

 

1.かわいがる。いとしく思う。いつくしむ。いたわる。
 「愛憎・愛妻・愛娘(あいじょう)(まなむすめ)・愛情・恩愛・慈愛・偏愛・博愛・寵愛(ちょうあい)・親愛・敬愛・鍾愛(しょうあい)・情愛・溺愛(できあい)・母性愛」


2. 男女が思いあう。親しみの心でよりかかる。
 「愛執(あいしゅう)・愛欲・相愛・恋愛・求愛」


3. 好む。面白いと思う。
 「愛好・愛玩(あいがん)・愛読」


4. 大切にする。
 「愛郷・愛護・自愛・友愛・祖国愛・遺愛」


5. 惜しむ。
 「愛惜・割愛」

 

太字にした部分は、”僕がそう捉えていた”愛の印象である。慈しみ、面白さを見出し、大切にする。愛といわず、この三つの言葉に分解した方がしっくりくる。

 

一応「Love」の意味も調べてみたが、前提が全て「Strong feeling」で始まっていたため、僕が考える「愛」の印象とはまるで異なる印象だった。

 

どちらかといえば「包み込むような」「分け隔てのない」「それでいて興味・関心を寄せる」といった方がやはりおさまりがいいと思っている。

 

―余談だが、仏教における「愛」は、渇愛」と「慈悲」の二つに分けられる。前者であればむしろ、欲望に囚われた状態であり、つまり好ましくないとされる。

 

一方慈悲であれば、このように説明されている。

 

無償の愛、つまり、見返りを求めずに他者を思いやる心であり、仏教における理想的な愛とされます。

 

―となると、僕が共感を覚えた「愛ある行動」とかの正体は、「慈悲が根底に流れている言動のこと」を指すのではないか、と思えてきた。

 

僕はこの子に何ができるか。保護者は何が判らなくて苦しんでいるか。僕が救えるのはどんな人たちなのか。そこを考え抜くと、確かに考えることから変わる自信がある。

 

―と同時に、ここでしっかり考えないといけないのが、それが自己犠牲を意味”しない”かどうか、という一点である。

 

慈悲の心とは何かという説明で、実は以下の注意点が最初に述べられているのだ。

 

慈悲瞑想では、まず自分自身に、次に家族や友人、そして見知らぬ人、さらには敵対する人に対しても、慈悲の心を広げていきます。

 

斎藤一人氏も言っていたが、「まずは自分がしあわせになることから始めること」が全てのスタートなのだ。自分が満たされて初めて、慈悲は周りに染み出していく。

 

【愛】が足りないと感じるとき、もしかしたらそれは、もっと善行を増やせという単純な意味ではないのかもしれない。

 

むしろ、僕自身が何を求め、何に苦しみを覚えているかの解像度を上げよ、という意味かもしれない。それがドミノの一枚目なのだとしたら?

 

【愛】の始まりは自己理解。そこから染み出るように慈悲が広がる。そうすれば、ある意味僕の存在が起点となったコミュニティの形成に至れるかもしれない。

 

【愛】を考えるには、僕はどうすればもっと幸せを感じられるのかを知る。これまでロクに考えてこなかったが、今こそこれを徹底的に分析するべき時なのかもしれない。

 

ということで今日はこの辺で。

 

 

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