今日は、最近興味を持った【レジリエンス】について話したいと思う。これは主に、メンタルに関する事柄を調べていると、よく出会う言葉である。
元々「跳ね返る」「回復する」といった意味だと知っていたが、具体的にどんな概念で、どうすれば身につけられ、どんな効果があるのかまでは、さほど理解していなかった。
ただ最近、メンタルがタフな人の考え方を改めて学びたいなと思う出来事もあり、色々調べていくと、やはりまた自然と、この”レジリエンス”に辿り着いたのだ。
こうなると、否が応でも興味は膨らむ。だからあまり時間は無かったものの、調べて分かることはある程度体系的に調べてみた。
今日はその簡単な備忘録・・に見せかけた、自分の思い付きのまとめである。
後天的メンタル強者に学びたい。
不快な出来事や極端な刺激が常に飛び交う環境にあっても、メンタルを壊さず、平静を保ち、集中したまま戦える人たちがいる。
それはアスリートや軍人だ。彼らのタフさの鍵となるものとして注目されていたのが、実は肉体的強さより、精神的な強さ、もとい「レジリエンス」だった。
考えてみれば、どれだけダメージを受けても深い部分に届く前に回復してしまえば、大きな問題にはならない。しかし回復が稚拙なら、防御力が高くてもあまり意味はない。
僕たちはつい「ダメージを減らす方法」ばかり考えがちだが、実際には「回復を早める方法」を持つのも同じくらい大切なのではないか。
ゲームにたとえるなら、持続回復魔法の回復量を強化するようなものである。防御力強化に加え、ここまで高められたら人生はどれだけ楽か、考えるだけワクワクする。
具体的なレジリエンス強化の方法とは何か?
具体的にレジリエンスを高めるにはどうすればいいか。パッと頭に浮かんだ方法の一つが、「セルフコンパッション」である。
これは自分への慈悲の心であり、仏教における「他人を愛するように自分をも愛する」という考え方に近いと僕は思っている。
自分が置かれている状況を”客観視”する。大胆に言えば「他人事」として観察する。友人が苦しんでいたら伝える愛ある言葉と同じ声掛けを、自分に投げかけてやる。
レジリエンスの本質とは、”自分を感情から切り離した目線で観察し、それに最も合ったケアを見抜いて施す”というイメージのような気がしている。
ここまで考えを進めると、ハッとすることがあった。レジリエンスの考え方をしげしげと眺めていると、僕が知っている仏教の考え方にたどり着くことが多いのだ。
例えば先ほどの通り、他人を労うように自分を慰めれば、それはセルフコンパッションになるが、それを用いて自分で自分のコーチングをしてもいい。
そしてその2つとも、さらに一歩引いた、すなわち俯瞰のメタ認知が前提になっている。これらは、同じ技術を用途によって呼び分けているだけだと言えないだろうか。
ドミノの一枚目とは、自分、もとい我に固執するのを止めた視点・観点を獲得し、日常的にその修行に身を置くことなのではないか。
これこそまさに諸行無常の説くことであり、まさかレジリエンスの始まりがそこになるなんて、正直思いもしなかった。
もちろん、まだ内省は浅く結論も甘い部分が多い。しかし、少なくとも今の時点で得ている手応えは悪くないと考えている。
まだまだ学びを深めたい。このレジリエンスについても、強くそう思えた。では今日はこの辺で。