子供の頃は別に平気だったし、むしろ自分もそっち側だったのだが、大人になってから見ていられないほど嫌いになったものがある。
それは、「俺は頭がイイんだ!」というのを前提として物事を考えたり言ったりする人だ。その人が実際に頭がいい人でも、かなりキツい。
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自分が理解できないものがあったとき、それは説明が悪いのであり、俺に理解させないお前が下なのだ、というメタを感じると、本当に吐き気さえ覚える。
―そういうのがあるからこそ、自分を「わかった側・知れた側」だと思わず、常に”わからない”状態、問いの真っ只中に置き続ける人を見ると、僕は強く尊敬する。
その究極の権化こそが子供であり、筆者たちのようなマインドを大人になっても忘れないまま抱えている存在だ。僕はやはり、そちらで在りたい。
知らないことを笑うやつらを嗤うこともなく、完全に無いものとして扱いながら、僕はこの本を通じてしょうもないことの求道者で在りたい。
では今週もガッツリと読み進めていこう。
- 9月15日(月) プロフェッショナルとは。
- 9月16日(火) ビバ・頭を使っている人。
- 9月17日(水) タイパな世の中。
- 9月18日(木) 筆者肝いりの章。
- 9月19日(金) サービスを求める人はそもそも…。
- 9月20日(土) プロの盛り上げ屋が居る場は超楽しい。
- 9月21日(日) インテリアにこだわりはあるか?
9月15日(月) プロフェッショナルとは。

売春婦の方へのインタビューは続く。そこから垣間見えるのは、やはりプロ意識と葛藤だ。
こういう仕事をする人はこういう考えがあるからだ!……という決めつけで底の浅い物言いがなんと恥ずかしいか、鮮明になる。
プロ意識がどういうものか、やはり職業が異なっても、その本質は同じようである。詳しくは内容的に書けないのだが、この一連の記事でそんなことを学んでいる。
9月16日(火) ビバ・頭を使っている人。

僕も経理の勉強を始めてからひしひしと感じるのだが、お金のルールと流れに疎いと、とてつもなくリスキーだ。
むしろこれまでのうのうと、何となくで会計を捉えていたことを猛省してもいる。だから急ピッチで勉強しているのだ。
そしてそれは、筆者がインタビューした売春婦の方も同じだった。リスクヘッジや経済観念が、我流ではあるが非常に体系化されていたのだ。
本当に賢い人が使っている物差しが、今少し見えた気がした。
9月17日(水) タイパな世の中。

昨今、オンラインでの出会いはかなりメジャーになっている。実はこれ自体、納得感は強い。
特に社会人になると、学生のように、何となくの意識→少しずつ探り探りで近づく、みたいなプロセスが鬱陶しいと思うらしい。
求める年収はこれ、趣味はここまで許容して、仕事はこれ、みたいなものを開示したりされたりと、ある程度の細々した段階は割愛したい。
打席数を減らし、打率を上げる。オンラインの出会いはそういう利点があるように思う。まぁ、僕は手を出さないのだが……
9月18日(木) 筆者肝いりの章。

いよいよこの本も最終章に入ったのだが、一番骨太にして、一番筆者のスタンスを表しているともいえるタイトルが、【その他】であった。
そもそもテーマ別にまとまって紹介されていたのは、そのコンセプトに沿って取捨選択したからであり、実際のブログでは散らかっていた状態だったのだという。
それくらい筆者たちの興味とは、つまり思い付きを深化させたものであり、テーマとしてまとまりが無いことこそが正しい、という話になるのだ。
このスタンス、僕はものすごく共感を覚える。だからこそ、この章自体、読んでいくのが楽しみである。
9月19日(金) サービスを求める人はそもそも…。

ケンタッキーフライドチキンに僕は並んだことは無いのだが、アメリカのサービスは意外と、お粗末らしい。
そもそもこのフランチャイズの顧客層は、言い方は悪いが低所得者層であり、サービスが良くなることより価格が安いことの方が大切なのだ。
となれば人を雇うことができず、サービスは悪くなる。実際筆者も平気で26分待たされて、しかも一向に列は進まず、諦めてドライブスルーに入り直したそうなのだ。
質の良いサービスを”求めない”層もいる。これは目から鱗だなと思った。
9月20日(土) プロの盛り上げ屋が居る場は超楽しい。

動画を観ていても思うことだが、本当にプロの聞き手・話し手が居る場というのは、ただそれを撮影しているだけでも見応えあるコンテンツになっている。
最近もとあるお笑い芸人と実業家の方のトーク動画を観たのだが、20分くらい尺があったのに、その職人技ともいえる阿吽の呼吸に、気づけばずっと耳を傾けていた。
この心地よさは何なのか。もちろん話の上手さもあるが、”聞き”の上手さもあると感じた。だがそれが言語化できない。あるとわかるのに、曖昧なまま、言葉にならない。
僕の仕事は説明が主なのだが、それを履き違えて聞くスキルを学ばない・・なんてことが無いよう、もっとこの辺りに精通したいなと改めて思った。
9月21日(日) インテリアにこだわりはあるか?

僕の中で一つ、ハッとするヒントを得る話を聞いた。それは乱暴にいえば、総合的な活気に関するものだ。
筆者が通う歯医者の担当医は、60代後半でありながらもテニスを嗜み、読書を重ねる、つまり現役バリバリの人なのだ。
しかしクライアントからは「そろそろ引退ですか……?」と聞かれ続けて、辟易しているのだという。人は見かけによらないのに、だ。
そんな彼だが、院内のインテリアを最新のおしゃれ雑貨に入れ換えたところ、ピタリとそんなコメントが消えたそうだ。
これは僕も、自分の風采や校舎の内装などで、試すべきことかもしれない。
では今日はこの辺で。