精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

大学生の自分に言いたい。お前が毛嫌いしている「簿記」は、勉強しておいた方がマジでイイぞ!

僕は四年制大学の経済学部出身なのだが、実は簿記3級を取得せずに卒業してしまっている。理由は単純で、簿記が嫌いだったからである。

 

お金のやり取りを抽象的なルールとして扱うことに全く手触り感も面白さも感じられず、必修科目であったにもかかわらず、1年生前期には単位さえ落としているくらいだ。

 

その後、後期に再履修してテストは合格したものの、3級の資格試験を受ける気には全くなれず、そしてそこから二度と勉強することもなく、そのまま卒業した次第である。

 

・・・それから年月が経ち、何が起きたのかという話だが、最近は経理の勉強を毎日コツコツと続けるようになっている。毛嫌いしていた会計に向き合うようになったのだ。

 

しかし勉強していくと、すぐに気づいてしまった。僕自身の簿記3級の理解が不十分であるせいで、書いてあることの大体が、よくわからないのだ。

 

勿論わからないことは都度調べれば出てくるのだが、これではあまりにも効率が悪い。そう思ったので、先日遂に、簿記3級の参考書を買って、また勉強を始めてみたのだ。

 

すると、これが意外にも面白いと思えている!学生の頃の僕が聞いたら、きっと信じられないようなことを、34歳の僕は今、しっかりと感じている。

 

ということで今日は以下、なぜあんなに毛嫌いしていた簿記の勉強が楽しくなったのか、自分なりの考察をここに書いてみる。

 

 

簿記で日常の見え方が変わった件について。

 

簿記を学ぶと、日常の買い物にも「仕訳的な目線」が働くようになって驚いている。こ自分が払った現金で、何を対価として得ているかを、自然と考えてしまうのだ。


それはコーヒーを買うときでさえ、頭に浮かんでくる。僕が好きなコーヒーは現状160円くらいするのだが、得られる満足度はそれに見合っていると僕は思っている。

 

だからこの交換は僕にとって悪いものではない。ゆえに素直に応じられる、という感じだ。貸方に書いた現金の分だけ、僕は何かを得られている、と。

 

しかし、それをさらにケチって100円以下のコーヒーにすると、正直味が薄すぎたり、ヘンに甘味があったりして、満足できないことがとても多い。

 

また、200円を超えてくると、確かに味は良くても、別に価格との割に合わないと感じてしまう。つまり、安すぎても高すぎても、その買い物は僕にとって損なのだ。

 

お金を動かす際、「では、得られたものは何か」と考えて、僕なりの帳簿を頭の中でつけるような感覚になる。勝手に無駄遣いが減っているように思う。

 

さらに、仕事においても「この支出は目的と効果に見合っているか」という視点が強く働くようになった

 

例えばビラを500枚印刷するのに3000円かかり、そこへ人件費を加えた場合、その投資でどの程度の効果が得られればペイできるのか、そこまで自然と考えられたのだ。

 

このように、支出・取引などが発生するたび、「それがつまり割に合うかどうか」を自然に検討するようになったのは、簿記を通じて得た大きな収穫であると思っている。

 

ただ、白状すると、まだ学習は3分の1ほどしか進んでいない。それでも、その時点で考え方が大きく変わるのなら、全部学んだ後に僕はどうなってしまうのか?

 

たらればの話に過ぎないが、学生時代に簿記のこの面白さを理解できていれば、時間だけはやたらあったあの時分、2級まで頑張れば取得できたのではないかと思う

 

ただ同時に、社会経験のない学生の立場では、この実感を持つのは難しいだろう、とも思う

 

自営業の家庭や商業高校の出身など、特別な環境がなければこの重要性には気づけないように感じる。ただこれは、正直教育をする側の課題だと、僕は思う。

 

終わりに:必要性もまた学習の動機になる。

 

学生時代には実感が無いテーマだったことから忌避してきた簿記だが、社会人になって学び直すと、経験値や立場の違いもあって、やはり得られるものが非常に多い。

 

ただし、直接生きるスキルというよりも、ルールを理解することで得られる間接的なスキル、という意味合いの方が強い、とも思う。

 

それこそが先述の通り、支出と効果を冷静に考え、無駄で意味のない金遣いを自然と減らせるような習慣が身につく、というものである。

 

今は参考書も充実しており、ブックオフなどでやさしい入門書が安価で手に入るし、YouTubeの解説動画ならば無料で学ぶことだって可能だ。

 

そんな環境にありながらサボっていた当時の自分に未熟さを痛感するが、それも含めて自分の人生であり、今こうして学び直せていること自体に価値があると考えている。

 

では今日はこの辺で。

 

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