精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

”疲れ”に関して、最近悟ったこと。

連勤自慢みたいで恥ずかしいのだが、6月からパツパツに仕事を詰め込み、10月頭の今の今まで走り続けた結果、最後に休んだのが8月28日か29日という有様になっていた。

 

1か月以上フル休みがないなんてのはこれまでもあったのだが、今年はもう2・3回目であり、脳内麻薬などで誤魔化しきれないほどの疲れが蓄積していると自覚している。

 

それもあって、最近は、自分の内側からの声に正直になり、食べたいと思うものを食べ、寝たいだけ寝る生活を続けている。

 

しかしその結果、毎日9時間寝てしまうようになった。業務開始が遅いので支障はないが、1週間以上この状態が続いていると、なかなかに不安になる。

 

自分は怠惰の坂を転がり落ちているだけなのではないか?これ以上弛緩したらもう戻ってこれないのではないか?そう思いながらも、身体は頑なに、眠りを欲している‥。

 

そういうコンディションに至ったので、自然とあれこれ調べたり考えたりしたのだが、結果としてある身も蓋もない結論に辿り着いたので、今日はそれをまとめてみる。

 

 

枯渇からの回復には、時間がかかるのが前提だ。

 

そもそも論、例えば適応障害などのメンタルの故障で休職した人は、最低でも1か月、2か月の休養が必要になると診断される。

 

昔読んだ洋書にも確か書かれていたが、脳が分泌する誤魔化しは相当強力なパワーであり、エネルギーが【ゼロ】であることさえ気づけなくさせるほどだという。

 

それほど強大なドラッグか効かなくなったという状態が、1週間で治るわけがない。よくよく考えれば、これは当たり前のことだ。そのことを忘れていた。

 

だからこそ、少なくとももう1週間ほどは、自分の「休みたい」「寝たい」「これを食べたい」という欲求に対し、あしらうことなく丁寧に向き合いたいと思っている。

 

冷静に振り返るとかなりマズいと思うのだが、6〜7月の自分は「疲れる前に休む」という考え方を軽視し、ワークライフバランスという言葉すら嫌っていた

 

そんな甘えを自分に許すと、途端に現状を変えられる可能性が閉ざされる。そういう強迫観念に駆られて、なんとか”休みを返上する”ために仕事を入れていたくらいである。

 

ある意味念願かなって、僕は徹底的に自分の精神を枯渇させるに至ったわけだが、今払っているそのツケの重さを考えると、あれはあれで愚策だったという後悔がある。

 

週1回くらいはリセットできる時間を取っておくべきだったと痛感する。そうすれば、ここまでまとまった期間、回復に専念せずとも済んだのではないか?

 

枯渇させると、想像の何倍も、回復に時間がかかる。しかも、その時間に専念・集中が必要になる。

 

屈強さの代名詞ともいえる自衛隊であっても、疲れる前に休むというが、その意味が身に沁みて感じられる。

 

休むことへの抵抗を、自分にどう納得させるか?

 

「休むことも仕事だ」という言葉は、やはり好きになれない。その時間と体力を仕事に回した方が結果が出ると思っているし、そうできる人には一層勝てないと思うからだ。

 

しかし、今回みたく思い切り枯渇させた結果今思うのは、やはり休みは要るということだ。それは自覚しているのに、潜在意識がそれを拒んでいる歪な状態を感じている。

 

顕在意識は、「長尺のパフォーマンスを安定させるためにも要る」と納得している。しかしメタはそれを頑なに「つまり甘えを美化しているだけ」と譲らないでいる。

 

この不健全さを自覚しているからこそ、頭ごなしにメタを言い包めるのではなく、折衷案か何かを考えて、うまく自分を納得させてやる必要があるということだろう。

 

それを踏まえれば、現状の毎日9時間寝ること自体はきっと悪くないのだが、とはいえ1日が15時間しかない感覚になり、やりたいことが制限されているのを感じる。

 

多少なりとも生活がつまらなくなっている今、理性と感情の双方が合意するところとして、「もうちょっとできることを増やしたいよね」というのがゴールな気がしている。

 

まとめ。

 

やはり長期間にわたる無休での稼働は、最強のドーピングたる脳内ホルモンなどでは誤魔化しきれない疲れを蓄積させる。

 

その回復としては、やはり長期戦を覚悟しつつ、アフターケアとして、自分を納得させながら戦略的に休む時間を取ることが必要である、とさすがに納得した。

 

活動時間と回復時間のバランスを工夫し、自分をうまく操縦していきたい。34歳にして、10年前に相対したこの問いに立ち返ってきたかと、そんなことを考えている。

 

では今日はこの辺で。

 

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村