これまでも度々記事にしている通り、最近は毎日、自分自身の理念について徹底的に考えている。
ここで言う理念とは、これからの講師としての在り方そのものであり、ひっくるめて言えば、僕自身の価値観や「WHY」の精神そのものである。

この重たいテーマについて時間が取れる限り向き合ってきた結果、今では自分の価値観のかなり深いところまで、自己分析できた感触はある。
それは昨日も同じだった。時間が無くて2ラリーくらいしかできなかったのだが、また新たな答えと問いがセットで見つかり、非常に有意義な時間を過ごせたと感じる。
そしてその中で、ただ深く掘り下げること以外の大切なヒントに出会えている。ということで今日もそれについて、途中経過の記録として残しておこうと思う。
僕は、大事な途中を忘れている。

正直、さっきも書いたが、「なぜこの仕事をしているのか」「それを通じて自分は何がしたいのか」という問いに対する答えは、かなり明確になってきている。
端的に言えば、勝手に限界を決めて縮こまっている人、あるいは、知らないだけで可能性を自ら潰している人を、僕は見過ごしたくない、という価値観を持っている。
だからこそ、僕は自分の手が届く世界の中で、そういった目に遭う人を一人でも減らしたいと思っていて、そのための手段として講師という仕事を選んでいるようなのだ。
これは自分でも少し意外だったが、思っていた以上に納得感は強く、しかも熱量のある信念であることから、これ自体に気づき、言語化できたのは、既に大きな収穫である。
しかし、次に浮かび上がってきたのは、また別の問いだ。理念そのものは見えてきた。では、それをどのように体現していくのか。これを考えると、意外と答えに詰まる。
その一端として、具体的に「何を提供しているのか」と聞かれると、例えば「いい授業」「面倒見」など、多くの会社と同じような説明になってしまうためだ。
ここについては、ChatGPTからかなり鋭く指摘されてもいる。僕は、この「理念と行動をつなぐ設計」が、実はかなり甘いようなのだ。
これまで僕は、自分の手応えある仕事ができないのは、「WHYが足りない」「なぜこの仕事をしているのかを掘り下げ切れていない」せいだと、そう思い込んでいた。
だが実際には、内観そのものはかなり進んでいる。具体的な行動の断片も、すでに見えている。問題は、その二つを繋ぐ“もう一段階の原理”を設計していなかった点にある。
この指摘には、強い納得感があった。強い企業のページを見ると、大抵いわゆる企業理念だけでなく、”そのためにどんな行動をするかの原理”まで、書かれているためだ。
例えば最近社長交代を明言したサイバーエージェントのHPには、以下のように書かれている。
21世紀を代表する会社を創る
Mission Statement
インターネットという成長産業から軸足はぶらさない。ただし連動する分野にはどんどん参入していく。
オールウェイズFRESH!
能力の高さより一緒に働きたい人を集める。
採用には全力をつくす。
若手の台頭を喜ぶ組織で、年功序列は禁止。
スケールデメリットは徹底排除。
迷ったら率直に言う。
有能な社員が長期にわたって働き続けられる環境を実現。
法令順守を徹底したモラルの高い会社に。
ライブドア事件を忘れるな。
挑戦した敗者にはセカンドチャンスを。
クリエイティブで勝負する。
「チーム・サイバーエージェント」の意識を忘れない。
世界に通用するインターネットサービスを開発し、グローバル企業になる。
また、僕がすごく”好き”なコルクのHPを見ても、以下のようなメッセージが書かれている。
Missionミッション
物語の力で、一人一人の世界を変える
Visionビジョン
Create一人一人の「世界観」を変える物語を生み出し続ける
Connect
ファンとクリエイターが直接繋がる社会をつくる
Realize
物語に宿っている、世の中を変える力を顕在化する
Value
バリュー
やりすぎる、さらけだす、まきこむ
・・・だからこそ、ここからは一旦、理念の掘り下げはストップし、その理念をどう形にしていくのか、その行動原理の作成という段階に進みたいと思っている。
途中経過ではあるが、自分が次に向かうべきフェーズは、はっきりしてきた。それ自体、なんと心が躍ることだろうと、強く思う。
では、今日はこの辺で。