元々はリーダー論を解説した名著なのだが、最近はこれを通じて、人間心理の基本の部分について、思いを馳せることが増えた。
つまり、秀でたリーダーとは自分と他人の人間心理に、センスだろうが後天的だろうがはさておき、熟知している。だからこそ、その人のために動きたい人になっている。
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そしてリーダーには、その前段階が在るのだという。それは、そもそも自分一人でもやり遂げるという覚悟を持っていること、それを背中で示し続けることだ。
四字熟語で言うなら「率先垂範」ということか。掃除を励行したいなら、まずは自分が誰よりも真剣に掃除すればいい。そういうことなのだ。
僕はまだまだ、偉そうにリーダー論を考える段階には、まだ至っていなかったのかもしれない。地に足を着けて、自分にできることを”本当に全て”やるのが先だ。
そういう風にメガネをかけ替えるきっかけにもなる名著、また今週も素直な心で読んでいきたいと思う。
- 2月2日(月) たかが評価。されど評価。
- 2月3日(火) 誰と組むかを怠らない。
- 2月4日(水) 男気・器・大将。
- 2月5日(木) これもまた、強い信頼。
- 2月6日(金) 大事に”されない”段階。
- 2月7日(土) 大事に”する層”を間違えない。
- 2月8日(日) 多少の不便・不利益があっても手に取る人たち。
2月2日(月) たかが評価。されど評価。

口コミといっても、不特定多数が、恣意的な操作も可能な状態で行えるプラットフォームであると、その信憑性は大幅に下がる。
僕はAmazonの書評を見ないのだが、それは感想というよりただの主観とか、「俺は批評家だ」と言いたいだけのコメントが目障りだからである。
また、特に参考書とか問題集で多いのだが、同業他者が何らかのシステムで最低評価を付けあって荒れているケースも散見する。
とにかく買い手ばかりが不利益を被るシステムになり得るとは、【評価】とはかくにデリケートなのだと、すごく思わされる一幕だ。
2月3日(火) 誰と組むかを怠らない。
今回の章の締めくくりとして、「有名人に任せたり、広範囲爆撃のように広告を撒いたりしただけでは、本当の意味でのファンは生めない」というのがあった。
インフルエンサーに頼むにしても、その人の理念・信念・行動・実績を総合的に考えて、この人であればウチの商品の理念を汲み取ってくれるはず、という確信が要る。
それを読んだときに思い出したのが、ボディビルダー・木澤大祐氏が立ち上げたブランドのアンバサダー選考基準だ。
動画で語っていたが、「自分が『この人はイイ!』と思う人を厳選して、その人に長くアンバサダーを務めてほしい」というのが理由だったのだ。
実際はた目から見ても、「納得」の人選であり、一貫したメッセージをそこから感じる。そういうところから僕は買いたいし、そんな人で、僕も在りたく思う。
2月4日(水) 男気・器・大将。

コミュニティに抱えるべき人は誰か。そして、そのためには誰を動かすべきか。そんな話に入りそうだ。
これは斎藤一人氏の言葉で言えば「ヘッドピンの法則」のことだろう。誰を動かせば、他も動くかを考える。
古の武将などは、人は「惚れさせねばならぬ」と考えている人が多かった。これは何もエロスな関係に限らない。
冷静に考えれば、生物として強い猛将が、殿様に仕えることに、ある意味論理的な理由はない。
だが、心酔はその常識をも超越した繋がりを生み出す。今からそんなことが説かれるのだろうか。素直に好きなテーマだけに、ワクワクする自分がいる。
2月5日(木) これもまた、強い信頼。
「AIR」25周年記念アニバーサリー クロノグラフ腕時計fultonjapan.com
最近、矢も盾もたまらず、学生の頃にめちゃくちゃハマったアニメの25周年記念腕時計を衝動買いした。
酩酊していたのもあるが、ここまで即決で、3万弱の買い物を決めたのは、我ながらとても珍しい。
それくらい僕にとってその作品は特別で、人生で初めて号泣しまくったというストーリーもある。
その作品を祝うという意味でも、また「あの夏」に再び接続できるという意味でも、やはり特別感がある。
この人が出すから、この作品が絡んでいるから。ただそれだけで選び、選ばれる。これも信頼の完成形なのかもしれない。
2月6日(金) 大事に”されない”段階。

自分や、自分の組織が何か新しいものを発表したとき、非常に優良な顧客になり得るのは反応が早かった上位30%とか、らしい。
だがこれは一人ひとりの中でもそう思うところがあったり、そう思わないところがあったりするので、そこは勘違いしない方がいい、ともあった。
僕で言えば、DoDというブランドの商品が出ればそれだけで真っ先にチェックするが、コンビニなどが出す商品は割とどうでもよかったりする。
だがそのコラボ相手が自分もよく知るお店であったりすると、「値段などは完全に度外視したうえで」、パッとレジに持っていく未来が見える。
既に別の物をファンと言っている人がいても、諦める必要は全くない。何かその大きな好例であり、僕にとってはすごく励みになる話だと感じた。
2月7日(土) 大事に”する層”を間違えない。

これはリーダーというより、”大将”としての器の話なのだが、肚が据わった強いボスという人は、自分が大事にする者のためには、妥協ではなく闘争する覚悟がある。
顧客からのクレームがあったとする。それが個人攻撃に波及した際は、その店員を矢面に立たせず、自分が真正面から受け止める。最後は喧嘩してでも守り抜くのだ。
ここまでは僕でもわかるのだが、そのために必要なのは、覚悟が先なのか、それとも強さが先なのか。頭と体をこれ以上なく練り続けると、その覚悟が身に着くのか。
はたまた、強くなると覚悟したからこそ、そういった強さが後天的に宿るのか。正直、どっちも頭の中に具体例は浮かぶ。
つまり僕にとってはどっちなんだろう、ということなんだと思う。どちらにせよ、僕もまた守れるために強くありたいと、昭和みたいだけどそう考えている。
2月8日(日) 多少の不便・不利益があっても手に取る人たち。

それぞれの組織が持っていないといけないファンはどんな人かというと、「多少の不便・不都合があろうとも、真っ先に手に取るアーリームーバー」だという。
これは確かにハッとした。強いファンを抱える人の多くは、グッズや書籍を出した際の初速が異常だ。だからAmazonなどで1位を、”狙って”取れてしまう。
だが同時に、考えさせられる。塾におけるそれって、なんなんだ、と。それは新しい講座なのか?それとも参考書みたいなのを書け、ということなのか?
しかし、こういうサービスについて、世の中のトレンドとして求められているに違いない以上、そこから目を逸らすことはつまり衰退を意味することになるだろう。
塾におけるアーリームーバーたる大事な方はどんな人たちなのか。その人たちが喜ぶようなアイデアとは何なのか。豊かな心で考えたい大事なテーマであると感じられる。
では今日はこの辺で。