僕は人をインスパイアしたいのか。誰かを率いて、リーダーとして名を立てたいのか。この問いについて、明確な答えが一つある。
それは、それらいずれもNOである、ということだ。自分が人に憧れられるのを理想とするなど、自己愛を拗らせていやしないか、と不安になる。
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僕がリーダーシップを勉強しているのは、それが仕事に必要だから、というのに他ならない。監督になった人が、過去の監督が残した本を読むのと全く同じだ。
僕自身の本心を言えば、神輿に乗る人でも、それを担ぐ人でもなく、それを遠巻きに見てお祭り参加者の一員として勝手に盛り上がっていたい、という位置なのである。
講師としてブチ抜く気も無ければ、講師である自分に誇りや意地を覚えることも無い。一体なぜ働いているのか、実は自分でもちょっと迷子なところはある。
これを読む進めると、その答えの端緒には至れるだろうか。それくらいは夢見ながら、以下今週の読書感想ログをしたためていく。
- 3月9日(月) 無謀を演出し・・・。
- 3月10日(火) 「このステージは早すぎるよ」
- 3月11日(水) 仕組みこそ我なり。
- 3月12日(木) 我がシンボル。
- 3月13日(金) 続・我がシンボル。
- 3月14日(土) 理念の体現物=シンボル説。
- 3月15日(日) 「らしさ」を求めて。
3月9日(月) 無謀を演出し・・・。

奇抜なだけの広告と、奇抜でメッセージ性のある広告は、何が違うのだろうか。やはりその裏にある、伝えたい想いやウリを、製作者がどこまで把握しているかだという。
この本で紹介されていた1984年のアップルのCMは、海外では”伝説”のようなものらしい。僕は検索して初めて、その存在を知ったのだが…。
アップルが創り出したコンピュータは、具体的に世界をどうしてしまうのか?それが明白に伝わるのだが、構成自体はどこか”あいまい”なままである。
”あいまい”だが”明確に伝わる”。【観察力の鍛え方】において佐渡島庸平氏は、「まだ具体が追い付いていない」と述べていたが、その一つにこのCMは当て嵌まるのだろうか。
3月10日(火) 「このステージは早すぎるよ」

組織が小さいときは、組織=創業者といっても過言ではない。ジョブスはアップルだし、アップルはジョブスなのだ。
そしてこの章は「組織が拡大してからのWHYの伝え方」といった内容であった。創業者がリーダーになってからの心構え、とでもいうべきか。
すなわち僕にはまだ早いセクションなのだが、上手く基盤を再構築できたら待っているフェーズを知るのも悪くない。
そう捉えることで、なんとか前向きに読み進めようと思っている。
3月11日(水) 仕組みこそ我なり。

立場が上がれば上がるほど、経営者はダイレクトに顧客を見られなくなると言われる。確かに僕も、普段行く店の”経営者”を知っているケースは、ほぼ無い。
だから仕組みを創る。メカニズムが機能していることさえ徹底すれば、遠隔ではあるが、顧客と繋がれるからだ。
経営者は、細かい仕組みの徹底度合いをすごく気にする。もっと大局を見なくて良いのかなと疑ったときもある。
だが実際は、仕組みの徹底・管理こそが大局観に近いのだと思うと、自分の観点の狭さにちょっと呆れる気持ちもある。
3月12日(木) 我がシンボル。

龍が如くみたいな発想だが、自分が掲げる規範・理想を体現するモチーフを、常に自分の身に着けることは、結構気が引き締まってイイのではないかと思っている。
”僕らしさ”を自分で考えても仕方ないので、ChatGPTに色々尋ねてみた。すると僕が見に着けられるレベルで、僕の目指すモデルを体現するものは、以下の通りらしい。
ハニカム柄・深緑色の服・玄武をモチーフとした小道具
どれも勇気が要りそうなものばかりだが、これを常に自分の手元に置いておくと、確かにテンションは上がりそうだなと、餓鬼みたいなことを正直感じた。
3月13日(金) 続・我がシンボル。

引き続きシンボル・ロゴの話が行われた。ここで一旦読み方を変えて、「僕が今まで見た、『なんかいいな』と心惹かれたそれ」を、探してみることにした。
―だが僕はほとんど、そういうのに心惹かれたことが無い、という悲しいことが分かった。このデザインを身に着けたい、待ち受けにしたい‥と思ったことが無い。
強いて言うなら僕は5歳のときに知った「クロカジキ」という魚の造形は、あらゆる生物の中で最も洗練されたカッコよさを持っている‥とは思う。

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調べると結構色々なデザインがあるらしい。買ってみようかな。‥なるほど、こういうのが、ワクワクするデザインってことかな?シンボルづくりに生かせそうだ。
そんな未来が来るかどうかはさておき、だが。
3月14日(土) 理念の体現物=シンボル説。

シンボルを取り出して語るとなかなかに言語化が難しいテーマに化けるのだが、その理由は、「これ、なんかイイ」というのは感性の反応だから、らしい。
このロゴはカッコいいと惚れたとき、反応しているのは言語の部分ではなくもっと奥底の部分。となれば、感性からスタートしないロゴは全て、”嘘”に見える可能性が高い。
自分の身の回りに置くべきものは全て、感性が反応した結果である方が良いことの証左である。だが感性は、日頃から丁寧にメンテナンスしないと、一瞬で錆びる。
僕が「惚れる」ものに出会うには、どうすればいいか。日々試行錯誤していきたいと思う。
3月15日(日) 「らしさ」を求めて。

その人らしさ、その会社らしさ、その具体化を端的に果たしているもの。それがシンボル。
これがなぜ大切なのかという話だが、それはまた別角度から自分のWHYを掴めている証左だからだろう。
自分らしさを自分で知ることは非常に難しい。だからこの手のコーチングでよくある課題が、「人に尋ねること」だ。
恥ずかしくて仕方ないが、「お前らが思う俺らしさが凝縮されたエピソードってなに?それはなぜ?」と、友人に尋ねてみようかな。
うん、やっぱり恥ずかしいけど……
では今日はこの辺で。