「らしさ」とは何か。これほど哲学的なテーマはなかなか無いように感じるけど、自分には見えず、他人には見える最たるものの1つではないか、と考えている。
僕らしさを尋ねると、意外とすんなり他人からは帰ってくる。だが自分らしさを己で問うても、どこかズレたものが出てきてしまう。
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それくらい、本能に本当に従った行動というのは、言語化を司る脳の部分をすり抜けて顕現するということなのかもしれない。だから自覚できないのだ。
とはいえどうにかして、この部分を自覚。認知する方法は無いものか。今読んでいる章は、それが判るかもしれない無いように辿り着きつつある。
僕らしさを突き止めるためにも、丁寧に読み進めていこうと思う。
- 3月23日(月) WHY去りし後。
- 3月24日(火) 並走ありき。
- 3月25日(水) 達成と成功の違い。
- 3月26日(木) 自由度のダークサイド。
- 3月27日(金) 情熱と構造。
- 3月28日(土) 順風はおかしい。逆風は正しい。
- 3月29日(日) 居なくなっても回る状態が”正しい”。
3月23日(月) WHY去りし後。

ウォルマートはその創業者がこの世を去った後、後継者がその理念を取り間違えたことにより、かなり経営が危うくなった時期があるらしい。
理念はどうでもいい、とにかく安く安く‥。そうすると商品の質は下がり、人件費の露骨な切り詰めが始まり、従業員も顧客も商品も大事にしないという循環が始まる。
それはまさに理念の真逆の体現だ。結果として、一時の暗黒期が始まっていった、と。ビジョナリー・カンパニーにもこういうことはあるんだなと、少し身震いがした。
3月24日(火) 並走ありき。
安易な方法を改革と呼び、ドラスティックな変化を祈り続ける。これが破滅する会社の最たる共通例だと言われる。
いくら理念を繰り返し伝えても、裁量を持つと人は揺らぐ。しばらくは創業者が並走するくらいが適当なシステムなのではないか?
僕はまだまだ今の場所を退かせて貰えそうにないのだが、それが見えた際は早めに後任人事をたてて、そっといなくなろうと、今誓った。
3月25日(水) 達成と成功の違い。

達成と成功の違いは何か。一聴するとその違いを言語化するのは難しいのだが、筆者はそれを見事に、平易にやってのけた。
前者は客観的にそう”できた”ことが明確なものであり、後者は主観的にそう”思えた”ときに感じられる、いわば感情だという。これはすごく得心した。
そして人は、たとえ達成を果たしても、それが成功したという気持ちをもたらすとは限らない、という話もあった。これは逆もしかり、だという。
成功したということは、それは即ち達成ではない。つまり、本人は成功したという充足感を覚えていても、その経営実績がズタボロなんてのは、往々にして存在するのだ。
感情や状態を追うことは、絶対的な善でもなんでもない。きちんと地に足を着けた目標や数値を、僕は追いたいなと思った。
3月26日(木) 自由度のダークサイド。

【FF10 HDリマスター】最強キャラ育成のためのスフィア盤の埋め方解説 - トロフィーコンプリートへの道
知らない人には恐縮だが、FFⅩにはスフィア盤という育成システムがあった。
簡単に言えば、最初こそ各々のキャラクターは個性的なパラメーターになっているが、育成次第でどうとでも成長できるというものだ。
アタッカーなら攻撃特化をさらに突き詰めていくのもいいが、タンク要因の素早さをMAXにするのも面白い。
ただしここには、あれもこれもと鍛えると、無個性かつ無軌道になるというデメリットもあった。
WHYなき組織が陥る目先のHOWとWHATのみの追求の罠に、どこか似ていると感じた。
3月27日(金) 情熱と構造。

全ての偉大な企業の始まりには情熱があった。だが情熱それ自体だけでは、なにも生まれてこない。
構造があれば、情熱を製品や理念に変換できる。だから企業となり、存続ができるのだ。
だが構造だけでもダメだ。そこには情熱というガソリンがないと、ただの空っぽの器となる。情熱と構造。いわば車輪の両軸たる話が、これからスタートとなるらしい。
3月28日(土) 順風はおかしい。逆風は正しい。

会社を腐らせるのは成功体験そのものである。これは本当にそう思う。今僕は我ながら、確かに実績が悪くないのだが、それもあって不安しか感じない。
多少の苦しさは「雨降って地固まる」であり、むしろその場所を強くするトリガーになる。
だが、成功したという感覚は、僕は気の緩みしか生まないと感じている。(インポスターなだけかもしれないが)
周りの人達にはその実績を誇りに思うと伝えつつも、自分だけはひたすらに己を律し、戒めねばならない。
こう考えると、なるほど仕事は楽しくない。だが責任者たるもの、このくらいの方が正しいとも納得している。
3月29日(日) 居なくなっても回る状態が”正しい”。

リーダーを信じることは、行き過ぎれば状況の変化によって心中することにもなる。言うなればカリスマ性のダークサイドだ。
そこまで強烈な人望を持つ人など少数派だろう……とも思うけど、まぁまぁ例があるからその指摘がある、とも言える。
幸い僕は、僕がいないと止まるような段階まで自己依存はさせていない。これは病欠のとき、何度も確認できた話だ。
「いつ交代しても大丈夫」という状態のままで、どこまで業績を伸ばせるか。とりあえず今の僕のテーマはこれである。
では今日はこの辺で。