現代病にバリバリ罹患しているということだろうが、僕は携帯を身から離すのがとても怖いと思うタイプだ。
実際、今も試しに電源を落としてみたのだが、すごくそわそわとして落ち着かない。自分が根拠も無く信頼を置いている何かを、どこかに忘れてきた感じがする。

とはいえその恐怖が曖昧模糊とした、至極漠然としたものであるとも認める。言語化しようにも、なんとなく、以外の言葉が選べない。
自分の経験則だが、別に嫌悪感が伴わないのに恐怖を覚える対象は、そのものへの理解・内省・体験が足りないだけということが非常に多い。
これはすなわち、逆に徹底してこの恐怖感と向き合うことで、それは案外あっさりと克服できる類のものだと思えるのだ。
嫌いと思っていた食べ物を口にしたら、意外とおいしくて拍子抜けするように。てことで今日もそれを狙って、電源を落とした状態で、以下記事を書いてみたい。
- 脳内にひろゆきを召喚せよ。
- ① 「最悪のケース」を具体的に書くと何が起きる?(例:電話に出なかった → 何がどう悪化する?)
- ② その最悪ケースは何分以内に対応しないと不可逆になる?(10分?30分?1時間?)
- ③ 過去に「出なかったことで本当に問題が起きた」経験はあるか?あるなら何%くらいの頻度か?
- ④ 仮に1時間後に折り返した場合、実際にどれくらい損失が出るか?(金額・評価・人間関係など)
- ⑤ 相手は「あなたが即出る前提」で連絡しているのか?それとも“出られたら出る”前提か?
- ⑥ 自分が相手に電話したとき、相手が出なかったらどう感じるか?何をするか?
- ⑦ 「重大な電話」とは具体的にどんな内容か?それはどのくらいの頻度で発生するものか?
- ⑧ 「通知を切った60分」と「集中が崩れた60分」、どちらの損失が現実的に大きいか?
- ⑨ 「今この瞬間に出ないといけない理由」は何か?それは論理的か、それとも感覚的か?
- ⑩ 仮に本当に重大なら、相手は電話1回で諦めるのか?それとも別手段を使うか?
- 総括。
脳内にひろゆきを召喚せよ。
こういうときはただ考えを連想させるより、フレームワークを提供してもらってそれに答えていく方が早い。てことでChatGPTに色々、ツッコミを作ってもらった。
それに回答しながら、自分の恐怖のバカバカしさを明らかにしてみたいなと思う。
① 「最悪のケース」を具体的に書くと何が起きる?(例:電話に出なかった → 何がどう悪化する?)
例えば緊急案件の電話で、自分が出ないことで相当な被害が出て、後から結構なクレームが来たり、始末書モノになったりと、そんなリスクこそが最悪のケースになる。
② その最悪ケースは何分以内に対応しないと不可逆になる?(10分?30分?1時間?)
10分とか?でも自分は救急隊員じゃないし、自分がオフなだけで校舎では仕事が回っているといった例を除くと、なんか別に”その日の内”であればいい気がする。
③ 過去に「出なかったことで本当に問題が起きた」経験はあるか?あるなら何%くらいの頻度か?
うーん、人生を通じて、マジで無い。強いて言えば出ないことで「八つ当たり」されたことはあるが、それはその人の人間的器の問題だろう。
④ 仮に1時間後に折り返した場合、実際にどれくらい損失が出るか?(金額・評価・人間関係など)
先述の通りだが、別に現場で僕不在の状態で仕事が回っているわけでもなく、かつこの期間は連休であると周知徹底した状態なので、損失が出る方がマジでおかしい。
⑤ 相手は「あなたが即出る前提」で連絡しているのか?それとも“出られたら出る”前提か?
ハッキリ言うとそこまで考えてないと思う。仮に前者なら、繋がらなくてもLINEを送るとかSSを送るとか他に人に繋ぐとか、絶対に手段を選ばないはず。
そしてそこまで周囲に被害が出た状態で自分に繋がった例は1回も無いし、そんな人が居たら「マジであたおかか?」と、顧客だろうが思う。(理由によるが)
⑥ 自分が相手に電話したとき、相手が出なかったらどう感じるか?何をするか?
何も思わない。こっちが電話した、つまりアクションを起こした証拠さえ残ればどうでもいいので、例えばLINEを送るなどして外堀を埋めておく。
ただし相手から掛けてきて、即折り返したのに反応が無いときはめっちゃイライラする。
⑦ 「重大な電話」とは具体的にどんな内容か?それはどのくらいの頻度で発生するものか?
例えば退塾の申し出がそうかもしれないが、それを重大と捉えるかというと…なかなか難しいというか、大袈裟というか。過去振り返っても連休中のそれは2回しかない。
⑧ 「通知を切った60分」と「集中が崩れた60分」、どちらの損失が現実的に大きいか?
絶対に後者。これは研究でも裏打ちされまくっている事実。電話そのものが仕事でない限りは、場面と時間を選ぶべきだと、心底そう思う。
⑨ 「今この瞬間に出ないといけない理由」は何か?それは論理的か、それとも感覚的か?
これでハッとしたけど…理由なんて無い。僕は警察でも自衛隊でも消防士でも医師でもない。自分のジャッジ一つで人命の左右があり得ない以上、杞憂が過ぎる。
⑩ 仮に本当に重大なら、相手は電話1回で諦めるのか?それとも別手段を使うか?
先述の通り、例えば別支店に電話する、テキストを送ってくるなどして、意地でも繋いでこようとするはず。そこまでされたことはないけど。
総括。
こうして向き合ってみると、段々拍子抜けするというか…なんら合理的な理由なんてその背景に無いことが明確になっただけだった。
時間の使い方なんてその人それぞれの自由なのだから、連休中だろうとなんで電話が取れるようにしないんだという物言いは、シンプルにアホかと思わされる。
しかも、ちょっと調べたら出てくるが、仕事の応対ができる状態に在ることは、休憩でも休日でもなく、シンプルな時間外労働なのだという。法律違反の強要は問題だろう。
そしてこの記事を書いている間に時間が経過し、僕は電話の電源を切っていることさえ忘れていた。澱が沈んで水がクリアになるような、心が整う感じがする。
たまには完全に遮断して、デジタルの繋がりから失踪してしまうのも悪くないってことか。これは良い発見だった。では今日はこの辺で。