最近、人からこんなことを言われた。「できるからよくないんですよ」‥僕の働き方と価値観に関する発言なのだが、なんとも妙な言葉である。
普通、できることは良いことのはずだ。できないより、できる方がいい。色々なことに対応できて、多少のトラブルならその場でなんとかできる。
少なくとも僕は、長らくそう思って生きてきた。ただ、35歳になった今、この言葉が妙に身体へ染み込んでくる。確かに、できるからよくないのかもしれない。
上手く言えないのだが、この言葉に持っていた抵抗感、浸透してくるのを自然と阻んでいた、心を覆う油膜みたいなものが、とある出来事をきっかけに剥がれた気がする。
何が起きたのか、その結果僕は何を思うようになったのか、嘆きというか愚痴というか、そのトーンを敢えて消さないままに言葉にしておこうと思う。
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