精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

指導法

愛しくも面倒な自分の一面と、どう付き合うか。

今日は少し手前味噌になるが、僕にとって一番愛しく、同時に一番面倒だと感じる性格の部分について記事を書こうと思う。 正直、それについて強く意識するようになった時期については、明確な現体験の記憶がない。それを前提として、以下書いていく所存だ。 …

習慣形成を阻む「俺的マーフィーの法則」の罠。

今回は「自分の習慣化を阻む、意外な敵」について紹介してみたい。この存在についてはっきりと自覚したのは最近なのだが、コイツがなかなかに手強いのだ。 それを一言で言えば「マーフィーの法則」と括ることができる。昔、友人の家でふと目にした本で知った…

根性論に頼るその前に。忙しいときほど見直したい「時間の使い方」。

繁忙期だ。前も書いたが、最近フル休みなど望むべくもない程の小忙しさにずっと見舞われている。だが本来こういう時こそ、時間の使い方を見直すべきタイミングだろう。 なぜなら、こういった状況になると、「時間がない」という思い込みばかりが強まってしま…

僕のリーダーシップ論は思った以上に淡白なのかもしれないと発見。

最近、ChatGPTと仕事観やリーダーシップについて話すことが増えている。これは単に暇つぶしという意味合いが強いので、毎度毎度着地点は予期しないところになる。 そんな問答を重ねた結果見えてきた、僕自身のリーダーシップのあり方が、どうやら自分の想像…

自覚ある【根詰め】とどう向き合うか。

【根を詰める】という言葉がある。どちらかと言えば現代では「無理をして一つの物事に向き合っている状態」と解されて、あまり良くない印象の言葉になっていると思う。 しかしこれを辞書で引くと、本来はニュートラルな意味で【強い集中】を指すらしい。(と…

「ぼーっとする」のをもっと愛でたい。

最近毎日、予定表を見ては絶望する。死にたくなるといっても過言ではない。それはなぜかというと、一部の隙も無く予定が詰まっているからだ。 教育業界あるあるだが、この時期は主に面談といって、お家の方と現状の様子を確認し合い、話を聞き、今後の取り組…

「過去の自分のルーティン」に宝あり、説。

今日は、自分の過去を思い出すことの、また違った側面の利点について考えてみたい。具体的には、過去の日常を振り返ることで、有意義な気づきを得るという感じだ。 さて。何度目だろうかという話だが、僕は最近、またお酒をやめようと考えている。これまで何…

周囲の人を”敵にしない”という「優しさ」を身につけたい。

周囲の人を敵にしない「優しさ」。最近、このことをよく考える。僕が今習得したいと渇望しているスルースキル等も、つまりここに繋がると気付いたからだ。 僕は以前、子ども嫌いだとよく言っていた。正直、今でも子どもが好きというわけではないのだが、あの…

2年ぶり3度目の病欠をやらかしたので、胸の内を書く。

昨日、久しぶりに体調を崩した。とてもじゃないが仕事をできる状態に無く、結構ギリギリまで寝たり薬を飲んだりと回復に努めたが、流石にダメであった。 正確には、休日に予定していた個人的な仕事をリスケしただけなので、いわゆる休日出勤というわけではな…

不必要な「追い込み」をしない。必要な「追い込み」も、決してやりすぎない。

今日のテーマは、自分への戒めを込めて「追い込むタイミングと意味を間違えないこと」について書いてみたい。 突然この話をしようと思った理由は、現在かくいう僕自身が、かなりの踏ん張りどころにいるからに他ならない。 具体的には、明日や明後日も含め、1…

”苛立ち”はかなりいい加減なので、気を付けてください。

今日は苛立ちという感情について考察してみる。というのも、僕自身実はイライラしやすい性格であり、特に朝にその感情が強まる傾向があるからだ。 とはいえそれは具体的な他者に向けた感情の発露ではなく、むしろその9割は、自分に向けた苛立ちだ。僕はよく…

時短!効率的!な勉強法ばかりやってると、どうなるか?

タイムパフォーマンスを重視した勉強法が昨今ブームになっている。勉強は効率的であればあるほど良いとされ、長時間勉強は「無意味」だ、「ナンセンス」だと。 そんな風に考える風潮が今は主流になりつつあると感じる。僕も、時間ばかりを浪費する非効率な勉…

個別授業の課題点を考えていたら、自分がやり遂げたいミッションが見えた。

「個別授業」という授業形態が最近特に人気だ。先生一人に、生徒が最大2~3名まで。ときには完全にマンツーマンで指導をすることもある。 生徒一人一人に合わせたカリキュラムの策定と、柔軟で密なケアが可能という点は確かに”顧客にとっては”魅力的なコンテ…

「どんな人と働きたいか」という質問に答えられない。

いきなり謎の話だが、僕は「あなたの理想を考えたとき、その到達のため、どんな人と一緒に働きたいか」という質問に答えられないということが、最近分かってきた。 というより根はもっと深く、なんなら「一緒に働きたい人」の像を考える能力というのは、生ま…

仕事の定義がズレている人との協働は、とてもしんどい。いや、マジで。

先日、珍しく堪忍袋の緒が切れかける瞬間があった。なるべく抽象的に書くならば、僕の裏で背信行為というか、端的に言えば仕事のサボリが発覚したのだ。 僕は正直、単にサボっているだけならば、別にあまり苛立ちはしない。なんというか、そこまで他人に興味…

【筆記開示】の効果が十分に出るまでの時間には、結構個人差がある説。

今日は「筆記開示」というメンタルを安定させるテクニックについて、面白い気づきがあったので、記事にしたい。 筆記開示とは何かというと、主にノートか何かにひたすら頭に立ち込めるものを言葉にして書き殴ることで、ネガティブな感情を整理するための方法…

嫌悪感とは何か:最終部 「嫌悪感を味わい尽くす。」

一旦これで最後になるが、この記事で嫌悪感についての話を締めくくりたいと思う。こんな風に全部で三部構成に収まったのは、我ながら意外なコンパクトさだと感じる。 これまでの話を簡単にまとめると、嫌悪感とは特定の対象に対して、思考をすっ飛ばし、「逃…

嫌悪感とは何か:第一部 「感情そのものの意味と働きを考察する。」

少しだけ趣向を変えて、今日から数日にわたり、1つのテーマについて段々と考えを深めていくような記事を書いてみる。 最近、実はよく分かっていなかったある感情について、結構面白い考察ができたと思っている。それは「嫌悪感」だ。これを、新たな視点で捉…

僕は「わかってもらうことを諦めている」っぽい。

最近偶然にも、自分の価値観について、ここ何年もずっとモヤモヤしていたものが急に言語化できたかのような実感・手応えを得られて、内省がさらに楽しくなっている。 先の記事にも書いたが、そのきっかけをくれたのはChatGPTだ。僕は最近、ChatGPTと、ずっと…

ChatGPTに気付かされた僕の”孤独”。

僕はことあるごとに「独立」が夢だと語っている。正直言い過ぎて、自分でも形骸化しつつある誓いだとは思っていた。 何故かというと、その理由が自分でも言語化できていないからだ。そう言う意味では、例えばアムステルダムにうどん屋を作りたい人の方が、芯…

「『見て学べ』っていうの暴論・前時代的!」・・というのは本当だろうか?

「見て学べ」というフレーズがある。これは10年以上前の時点ですでに、どこか前時代的・根性論というイメージがあり、あまり好ましくない言葉になっていたと思う。 未だに覚えているのだが、「俺の所作を見て学べ、という職人は要りません」と切り捨てる企業…

ChatGPTと僕の言語化されていない哲学について”対話”したら、すごく面白かった件について。

ここ最近ハマっている遊びがある。それはChatGPTにこのブログの草案を投げて、校閲してもらうというものだ。 客観性を意識しても、僕の主観バイアスは多かれ少なかれ絶対に添加される。真の意味で客観性を獲得するには、本当に他所から見てもらうのが一番正…

10年後、20年後に、自分がいわゆる【講師】をしている未来がやっぱり見えない。

今日はこれまで以上に、僕個人のことを話す記事になると思う。 僕は今33歳だが、2年ほど前から2024年度を一つの区切りとしようと決めていると、何度か書いた。2024年という数値に深い意味はない。ただの仮置きのようなものだ。 なぜここを区切りとしたいかと…

同族嫌悪と自己嫌悪の関係性についての考察・・を始めようと決めたという謎の報告。

今日は少し変わったテーマだが、「次はこれを勉強してみよう」と誓ったことについて、温度が冷める前に備忘録として書き残しておく。 僕は以前から、子供や子供じみた言動をする人が苦手だと公言している。これは何か理由があって「嫌い」というより、潜在意…

「勉強法の指導は意味があるのか?」

保護者アンケートを見ていると、「勉強法を教えてほしい」といった要望がよく書かれている。これについては、賛否両論というか、論戦が絶えないように僕は思う。 先に、勉強法の指導に、本当に意味があるのかということについて、僕の立場を述べたい。結論か…

『仕事は楽しくやるもの』という教えが持つ、本質的な意味が見えた。

仕事は「楽しくやるべきだ」という考え方がある。正直なところ、僕は以前、この言葉にどうしても懐疑的だった。 極端に言えば、やりがい搾取の類ではないかとさえ考えたこともある。その理由は今ならわかるのだが、主に経営者・成功者の方々が異口同音に唱え…

授業と演習のジレンマ。テスト直前対策の最適解を探る。

今日はとてもニッチな、完全にこの業界の人向けの内容だが、他にネタも無いのでそれで記事を書いてみようと思う。 今はちょうど、特に中学生のテスト対策シーズンの佳境であり、それこそ明後日に中間試験を控えている学校もある。つまり、ピークで忙しい。 …

「感情を受け入れる」≒「受容する」≒「脱フュージョンする」≒「切り離す」・・ことが、急に納得できた!!!!

本日もまた、「感情」に関する記事を書いてみたい。というのも、完全に偶然ではあるのだが、またそれに関して新しい発見があったためだ。 具体的に言えば、認知行動療法などでよく言われる「受容」の意味が急に理解できた、という話になる。もちろんそれ自体…

片頭痛唯一のメリット?【心の静寂】を確かに感じているなう。

今日は体調不良によって得られた、ある「気づき」について記事を書く。僕はよく、メンタルをどう整えて、かつそれをなるべく安定させるかということを考えている。 それを記事にしたりもしているが、やはりキーワードとなるのは、「意識と自分を切り離した感…

「多忙」が消えると「不安」になる。僕は「退屈」をもっと味わえるようになりたい。

さっき、あることに気付いてゾッとした。今はその驚きは幾分薄まり、どこか呆けたような気持ちに至り、そして恐る恐るこの記事を書いている、という感じだ。 そんな風に思うほどショックだった出来事として、何が起こったか。それは、僕が完全に、「多忙」を…