精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

集団授業

【同業者向け】大手と差別化できそうな個所が、ついにクッキリ見えた。

今日は、やや同業者向けにはなるが「大手と差別化できそうな個所が、ついにクッキリ見えた」という話を記しておきたい。 とはいえ前提として、これは僕自身が直接その現場を見たわけではなく、あくまで当事者(生徒)の感想を元にしている点は、あらかじめご…

【必死】とは、文字通り狂乱状態なのか、それとも・・。

詳しくは書けないが、ここ最近、生きた心地がしない。あるのが当たり前と思っていたものが僕の力量次第で消えるかもしれないと思うと、明日にも死ぬ気がしてくる。 死に物狂いという言葉があるが、どうにかしてその域に至り、自分という人間の能力を120%の発…

理想の環境なんてのは、「頑張らない言い訳」に過ぎない説。

理想の環境。それは一見、あるのが自然で、ないのが異常という話にも聞こえる。勉強でいえば静かな環境、仕事でいえば集中できる時間と空間というところか。 しかし実際には、「理想の環境じゃないので頑張れません、結果も出ません」といった言い訳に使って…

斜に構えたくなければ、「自分がハマれるもの」を大事にしよう。

最近読んだ以下のインタビューによって、色々と自分の中で取り留めのない問いが浮かび続けている。 r25.jp 「物事を俯瞰してしまって楽しめない」という若者世代の発言が飛び出すのだが、ここだけ切り取ってしまうと、「そんな俺カッコいいでしょ」感をどう…

「雨が降っても自分のせい」というのは一流のメンタリティだと納得。

最近、やや今更感もあるが、D・カーネギーの「人を動かす」を読み進めている。響きだけならどこかマニピュレイトしている感じがあるが、実際は全然違う。 僕なりの解釈だが、「人が心のシャッターを閉ざすトリガー」と、「心を許せる相手の共通点」を、具体…

僕の天敵「ゆとり」という言葉を、どう再定義するか。

突然なんだという話だが、今の自分にとって最大の課題は「ゆとり」という言葉のリフレーミングではないかと感じている。 以前から口にしていることではあるが、僕は正直「ワークライフバランス」という言葉に、あまりいい印象を持っていない。 たとえば「家…

【同業者向け】今の時代に適した、皆に求められる教え方とは、なんなのか?

今日は、まだ確固たる答えが自分の中で結晶化しているわけではないが、考えながら自分の中で整理し、腹落ちさせたいと思っている、”あること”について書いてみる。 実のところ、去年や一昨年まではあまり感じてこなかったのだが、「いい授業とは何か」「何が…

「授業」に対して最近思い始めた本音。

あと3か月も経てば、この校舎長という地位を引き継いで丸二年になり、いよいよ三年目に突入する。今はそれに伴い、新年度のあれこれの準備も並行している。 料金表を確認し、塾則を見直し、新年度のコンテンツの在り方を見直し・・ということを本当は本腰据え…

時短!効率的!な勉強法ばかりやってると、どうなるか?

タイムパフォーマンスを重視した勉強法が昨今ブームになっている。勉強は効率的であればあるほど良いとされ、長時間勉強は「無意味」だ、「ナンセンス」だと。 そんな風に考える風潮が今は主流になりつつあると感じる。僕も、時間ばかりを浪費する非効率な勉…

「どんな人と働きたいか」という質問に答えられない。

いきなり謎の話だが、僕は「あなたの理想を考えたとき、その到達のため、どんな人と一緒に働きたいか」という質問に答えられないということが、最近分かってきた。 というより根はもっと深く、なんなら「一緒に働きたい人」の像を考える能力というのは、生ま…

10年後、20年後に、自分がいわゆる【講師】をしている未来がやっぱり見えない。

今日はこれまで以上に、僕個人のことを話す記事になると思う。 僕は今33歳だが、2年ほど前から2024年度を一つの区切りとしようと決めていると、何度か書いた。2024年という数値に深い意味はない。ただの仮置きのようなものだ。 なぜここを区切りとしたいかと…

授業と演習のジレンマ。テスト直前対策の最適解を探る。

今日はとてもニッチな、完全にこの業界の人向けの内容だが、他にネタも無いのでそれで記事を書いてみようと思う。 今はちょうど、特に中学生のテスト対策シーズンの佳境であり、それこそ明後日に中間試験を控えている学校もある。つまり、ピークで忙しい。 …

自分から自分への期待は大体過剰。だから緊張するし、心が疲れるのです。

今日は「自分は期待されていない」と意識することこそが、肩の力を抜くために重要であるという話をしてみようと思う。 実を言うと僕は、人に期待されていると思い込むことは、傲慢さから生じるのではなく、むしろ本能に近い感覚ではないかと考えている。 生…

【同業者向け】基本の所作の練習が”面白く”なるのは、キャリアを積んだ後っぽいです。

今日は同業者向けの話に特化した内容になるが、こないだ起きたちょっとしたことについて書いてみたいと思う。 折しも、久しぶりに自分の授業を他の人に添削してもらう機会があった。僕としては前回のときに思うことがあったため、そこまで作り込まず、普段通…

あなたは何にモチベーションを感じる人ですか?

―というタイトル通りの質問をいきなりされたら、僕は腕を組んで考え込んでしまうだろう。最近ふとしたきっかけで考えてみたが、僕はこれを言語化できていない。 そのきっかけとは、「仕事の辞め方」という本だ。かなりタイムリーに出版されたので、結構衝動…

同期コミュニケーションを”避ける”方法を閃いた。

今日は少し変なタイトルだが、同期コミュニケーションを避ける方法について、謎のことを閃いたので記事にしてみようと思う。 以前も触れたことがあるが、僕は電話が大の苦手だが、実を言うと1:1のあまり話したことが無い人との面談も苦手としている。具体…

感情は、期待するほど早くは切り替わらないが、絶望するほど長続きはしない。

今日は、本のタイトルのようなことを言うが、「感情は、期待するほど早くは切り替わらないが、絶望するほど長続きはしない」という話を書いてみる。 これは、最近書いた記事のトピックに重なるが、感情の持続時間に関するベルギーの大学の調査がきっかけだ。…

塾講師だけど、模範的な「教員の心構え」が、やっと腑に落ちた。

今日は、昔本で読んだ「教員や講師に求められる心構え」の1つが、最近やっと腹落ちしたことを書こうと思う。 集団授業の生徒制御に苦戦していた頃によく読んだのが、向山洋一氏の著書「子供を動かす法則」である。 子供を動かす法則新版 (学芸みらい教育新…

「最悪の想像」こそが、期待を手放し現状に感謝できるようになるための第一歩、かも。

どうやって「期待」を手放すか。大体1年半以上に渡り、時折思い出しては考え続けたテーマだ。理由は、僕の抱えるストレスや不安の原因はほぼ、期待に起因するためだ。 その答えを求めて仏教の思想を学んだり、西洋哲学をかじったり、色んな人の本を読んだり…

「仕事が早く終わることは悪なのか?」

最近、露骨に体調が悪い。元々偏頭痛が持病なのだが、その頻度がここ最近急に高まっているという話を昨日書いたことから、そのことを察されるとは思う。 体調が悪いというのは、二日酔いや寝不足のようなわかり易い管理不足を除くと、それは身体からのシグナ…

生徒に重めの説教をしたので、その胸の内を書いてみる。

元気溌溂な生徒と言えば聞こえはいいが、TPOを読めなければ途端に鬱陶しいガキという評価に変わるのが、教育業の難しいところである。 校舎にちょこちょこそういう生徒がいることは何度も書いてきたが、遂に今日、「あーぁ、面倒だけど、説教せんといけんな…

自分の悩みを解決してくれるのは、結局【授業】。

ここ最近愚痴っていた通り、校舎運営、特に生徒制御にはずっと頭を抱えていた。正確には今も抱えているので、現在進行形である。 そのために色々と考えては行動し、観察してはまた手を考えて実践し、底なし沼に沈まないよう藻掻くように、前進しないのに必死…

引退に向けた始めの第一歩は、やはり終わりを意識すること。

折に触れて発信しないと忘れそうになるのだが、僕はやはり、生徒に知識を教えることだけでメシを食い続けることはできないと独り言ちている。 具体的には、どこかできちんと区切りをつけて、前線に立つ講師という生き方を終わらせたい。平たく言えば、引退で…

自分の深層心理を紐解くためには、「なんかとても嫌なもの」の解像度をとにかく上げるべし。

盲点だと気付いた瞬間自分でも少し驚いたのだが、僕は自分が嫌いなもの(皮膚感覚で嫌なもの)について、その解像度が全然高くない。 とはいえこれはある意味当然のことと言える。例えばクモが嫌いな人が、わざわざそれを丁寧に観察するかと言われれば、否なの…

「逃げ」と「報告」を区別できないリーダーはヤバい。

今の校舎を引き継いで約2ヶ月経ったのだが、予期せぬトラブルやら、前年度から残された膿やらがあって、全く落ち着いて振り返りができていない。 僕はリーダーとしてきちんと職務を全うできているのだろうか。そうじっくりと自問したいのだが、そうすると寝…

多動・衝動が目立つ生徒に触れると、異常に心が疲れるので理由を考えてみたら、自分という人間の根っこにある闇に辿り着いた。

自分の中で折り合いがつかない感情に出会うと、それを徹底して言葉にすることを意識付けている。そして今、新しいネタが出来た。(というより、気付いた) それは、多動・衝動が目立つ生徒に接すると、異常に心が疲れるということだ。他の人からすると「ちょっ…

「ちょっと多動が目立ちますね」的なことをやんわり保護者に伝えたというハナシ。

低学年向けコンテンツを実施しているのだが、最近疲れた様子の講師から、ある生徒の言動について、相談を受けた。 来てしばらく歩き回らないと席に着けない、間違えた問題に指導を入れると癇癪を起す、かと思えば急に全身の力を抜いてイスに横になる、等々。…

「生徒制御」と「沈黙」は似て非なるものだ。

時折、講師から生徒制御に関する不満・不安・相談を受ける。これらの悩みをよくよく聞いていくと、大抵はある1つのそれに落ち着く。 それは、「生徒がなかなか、黙って授業を聞いてくれない」というものだ。授業時間が50分あったとして、どうしてもガヤガヤ…

これからは「場を作るプロ」の講師の時代だと感じている。

「講師(教師)たるもの五者たれ」という、教える側の人間が心に留めておくべきとされる教訓がある。 詳しくは別の記事を読んでいただければと思うのだが、僕も以下の本でそのフレーズを知ってからというもの、折に触れて自分にそれができているか、反省した記…

【同業者向け】「面倒見」の設計を怠る塾には「死」あるのみ。

今日、重めの学習相談の電話があった。時折口調の強さがクレームのそれになっていたようにも思うが、冷静に聞き役に徹していると、段々と伝えたい感情が見えてきた。 それは、こちらへの不信・不満だ。もっと言えば、他塾と比べて圧倒的に面倒見の部分が弱い…