2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
校舎で仕事をしていると、割と引っ切り無しに質問を受ける。 『これがなんでこういう訳になるのか分かりません・・・。』 『計算式の意味が分かりません・・・。』 『作文を自分で添削できません・・・。』 勿論、時間の許す限り真摯には答えるが、生徒が満足そうに帰っ…
Wikipediaをよく読むのだが、その都度、『こういう風に記憶が作れたら強いよなー』と考えさせられる。 ja.m.wikipedia.org どういうことかサッパリ分からないと思うが、『実力テスト』で点を取るためには、『Wikipedia的』に記憶を作っておくのが要だとさえ…
一本ピシッと筋の通った説明は、言うのは簡単だが作るのは割と難しい。初年度は『本題からズレてる!』とよく怒られたものだ。 だが今は、その辺の悩みはほぼ全く抱えていない。僕なりのコツ、もといテンプレができたからだ。 今日はそれを、別に企業秘密に…
タイトルが気になり、この動画を視聴した。 www.ted.com 日本でも『教師』は『公的ブラック企業』なんて語られる有様で、何なら『教育』に関するものは全部ブラックというイメージさえある。 そんな中で『よりよい教育』に対するニーズは高まっているので、…
論文を拾い読みしていると、面白いけれど記事にするほどじゃない『小ネタ』がどんどんストックされていく。 いつかそれらまとめて記事にしようと考えていたが、やっとこさ大体記事1つ分の量が溜まったので、今日はそれを以下に書いていく。 //
今日は超小ネタ。(全然時間が無い!) 僕は基本『語呂合わせ』には懐疑的だ。 例えば、『人世虚しく応仁の乱』とか覚えても、それを使いこなせれば意味がないからだ。 何時代に何が原因で発生し、その後歴史にどんな影響を与えたか?という文脈が、語呂合わせ…
『まずは何から勉強させたらいいのか・・』『全然勉強しないんです・・』 という手垢べとべとの相談を何度されたことか。僕自身が勉強しないガキだったので、苦笑するしかない。 入試前の切羽詰まった状況なら、ケツを叩いてでも取り組ませればいいが、もっと根…
『作文』や『小論文』は、正直今や課されない学校の方が珍しいと思う。 それくらいメジャーで、同時に難しいモノであり、どう対策するかは、僕もちょっと前に記事を書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そんな折、作文の得点が上位層の生徒と、下位層…
最近、胃の調子が猛烈に悪い。 理由は簡単で、中学受験が始まり、センター試験が終わり、私立高校受験が見えているからだ。 比較的業務の軽い塾講師ですらコレだ。例えばここに、生徒の生活なり保護者の対応なりなんなりが入る教師となると・・・・・。ただただ尊…
今日はこの記事を読んだ。 lifehacks.io 名付けて、『勉強中の睡魔を撃退する、6つの実践的方法』という具合。期待できるタイトルじゃないか。 授業中の居眠り常習犯だった僕としては、非常にありがたくて仕方ない話である。それは数多の生徒も、なんなら皆…
心底同情するが、学生って本当に忙しいと思う。(これは皮肉でもなんでもない) 莫大な宿題。迫りくる定期考査。面倒な人間関係。しんどい部活。面倒な大人との軋轢。・・・書いていて心底めんどくさい。 しかも世の中はヘンなもので、こういう『同時進行で繰り広…
大事だとはわかっているが、なぜ『模試』のやり直しはああもやる気が出ないのだろう。(過去問演習然り) 間違った問題と再度向き合うと、『あー、俺はここがダメなのか・・・』という自己否定に陥りがちな僕にとってはなおさらだ。 だからか知らないが、嬉々とし…
やはり、何度考えても『読解力』はつかみどころがない。 それは、言語の知識量や論理的思考力、推理力といった色々な能力が組み合わさった複合的なソレなので、そもそも1つの定義に当てはまらないからだろう。 勉強法も、『コレだ!!』という結論を得たもの…
『勉強法』の研究が進み、色々有益な情報があふれるようになってきた。これはとても歓迎できる状況である。(情報の取捨選択も大事だが) ―だが、こちらの思いとは別に、それを生徒に"ただ"伝えても素直に実践してくれる子はレアケースだ。大抵はどうしても聞…
先日、こんな記事を書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com その中で、 単語の暗記は、『分散学習』と『想起練習』が最強っぽい! という話を僕は書いている。では、どれくらい最強なのだろうか?僕自身はその通りだと感じるが、生徒はどう思うのだろう?…
今日はこんな英語の記事を読んだ。 www.goconqr.com 単語も文法も平易な部類であり、読むだけなら数分で終了。だが、参考になる情報は結構あったと感じる。 そこで今日は、数学嫌いな人や、そんな人が身近にいる方に向けて、ざっくりした和訳と僕の私見を添…
僕は1日の中で必ず『インプット』の時間を取っているのだが、最近はその中で『勉強法』ついての論文をよく読んでいる。 その中には、英語を教える側にとっても、学ぶ側にとっても、非常に有益な教えや結果が含まれている。これは是非ともシェアしたい。 とい…
『勉強って何?』と生徒に訊けば、『ノートにまとめる!』のと同じくらいメジャーな答えが、『テキストを読む!』というものである。 だがこの勉強法だと、過去散々書いてきてる『ラーニング・ピラミッド』によれば、記憶定着率はたったの10%だ。 どうせなら…
ラクに早く作業を終わらせ、空き時間に好きな仕事をしたいので、よくビジネス書を読んでいる。(もちろん実践もする) 大半は『ビジネスシーン』を舞台としたものなので、例えば小中学生にそのまま伝えても、あんまり響きはしない。 だがその中でも時折、『あ…
集団授業における生徒制御に、頭を抱えない方など居ないと思う。特にキャリアが浅ければ浅いほど、その傾向は強いはずだ。 これはクラスの雰囲気と言われればそれまでだし、また生徒の顔ぶれ次第と言うギャンブル要素も否定はしないが・・。 講師を5年やってき…
こないだの記事で少しディスったのだが、英語の長文も、国語の読解の本文も、びっくりするほど内容が薄い。つまり、つまらないのだ。 もちろん中には『スーホの白い馬』とか、『ごんぎつね』みたく、強く胸に刺さり考えさせられる物語もあるのだが・・・。 大体…
僕は見た目だと、人見知りなのも相まって【クール】と評されることが多い。精神年齢高めと言われることもある。 だが実際は、かなり精神年齢が低い。今までは自覚しているだけだったが、最近は生徒にバレつつある。 ガチャでリアルな芋虫のフィギュアが出た…
ちょっと不遜なことを言ってしまうが、市販のテキストに載っている読解問題の本文は、ぶっちゃけほとんど内容が薄くて面白くない。 特に小学校5~6年向けの国語でそれが顕著であり、また受験のテクニックを伝えるには、本文も設問も微妙だったりするのが多い…
度々、僕は『教育はオープンソース化』し、『秘密にしておくことが価値を持つ時代は終わる』と書き散らしている。 とはいえ、ふと書いた記事を見直していると、自分が積極的にネタを公開しているかというと、微妙であるのに気づいた。 断っておくと、これは…
突然だが、皆さんが『小物』だとか『一緒にいたくねー』と思う人物を浮かべてほしい。 人を嫌いになる理由は十人十色という説もあるが、その中でも同類以外からは好かれないと分かる人間もいる。 僕はその筆頭格こそ、『評論家ぶるヤツ』だと感じている。 ―…
地方によっては、公立高校や私立中学校入試に、『作文』が課されることがある。 正直、総合的な国語力が試されるため、最後の最後まで伸び辛い・・というイメージを持たれている方が多いと思う。僕もそう思っていた。 だが最近は、少し考えが変わった。多分、…
白状するが、僕が高校数学が超苦手である。 集合と論証から詰み始め、数Ⅱになればほぼ全てが壊滅した。教科書を開くのすら、本当に億劫なほどに。 しかし変なちょろまかしは得意だったので、欠点を取ったことは一度もない。どんだけ悪くても、50点前後はキー…
先日、携帯電話を変えた。毎度思うのだが、手続きが煩雑で本当にめんどくさい。 僕はこういうのをダラダラとするのが大嫌いなので、待ってる間に機種も決めて、オプションも全て確認し、全ての質問に即答するつもりで準備した。 ―しかし、その努力はあまり功…
情報化社会により、今やあらゆる情報を誰でも入手できるようになった。 つまりそれは、『情報そのもの』の価値が大暴落していると同じ。昔みたく独自のテクニックといった文言に商品価値が無くなりつつある。 だからこそ、これからは『何を教わるか』よりも…
ものすごく頭を抱える生徒がいる。 それは別に、素行が悪すぎるとか、成績がポンコツ過ぎるとか、そういうのではない。 定期テストのスコアと、実力テストのスコアの乖離が激しすぎる生徒のことだ。特に、実力テストで全然取れない方が超気がかりである。 正…