精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「理想」を目標にするのは、あまりにもコスパが悪すぎる。

ここ最近、自分で自分を追い込むような思考になっていることに、薄々気付いていた。元々がそういう気質なのだからと諦めていたが、いや、ちょっと待て、と。 流石にそれによってメンタルがめげるというか、正直鬱状態手前まで気分がゲンナリしてもいるので、…

夏季講習のスケジュール狂騒曲。 ―1年後の僕に向けた胸の内を書く―

夏季講習のスケジュール組は本当に億劫だ。自分の予定がどんどん埋まり、休日もバンバン潰れていくシフトを見ていると、自分の墓穴を自分で掘っている気分になる。 だから手が動かない。後手になる。後手になると、催促される。催促されると、憂鬱になる。一…

夏休みの宿題に取りかかれない病の特効薬を教えます。

夏休みの終わり頃、よく友達がぼやいていた。「もっと早く宿題やっておけばよかった」と。なんかすごく、このコマを思い出した。↓ ねいろ速報さん 僕自身は毎年お盆に祖父母の家に行くのが楽しみで、その前に宿題なんて興ざめな物を終えておきたいタイプだっ…

生徒に重めの説教をしたので、その胸の内を書いてみる。

元気溌溂な生徒と言えば聞こえはいいが、TPOを読めなければ途端に鬱陶しいガキという評価に変わるのが、教育業の難しいところである。 校舎にちょこちょこそういう生徒がいることは何度も書いてきたが、遂に今日、「あーぁ、面倒だけど、説教せんといけんな…

目先のごちゃついた問題は、できるだけ算数で考えるということ。

白状すると、現状校舎運営は順調とは言い難い。数値としてはボチボチなところが出ているのだが、その内訳というか、数字の裏に隠れた部分が不健全なのだ。 言うなれば、とある野球チームがあったとして、その戦績は悪くないが、それはチームではなく特定のバ…

【英文読書ルーティン日記136】"Quiet"読書感想ブログⅪ ~俺たちのアジト~

疲れが溜まってくると、その原因はいわゆる肉体的疲労ではなく、メンタル的疲労であることをつくづく実感する。 強みであると同時に弱みであるとも自負しているのだが、僕は常時周りに対し、全力で観察力を発揮しているような意識の向け方をしている。 jukuk…

自衛隊式起床法がずぼらな僕には合っている、気がする。

朝が苦手だ。単に疲れが溜まりすぎていて、起きることができないと思っていたのだが、多分起きる必要がないと本能がジャッジして、起きないんだなと今は考えている。 can'tではなくdon'tの話。それを考えると、「心の声に耳を澄ませるほうが大事だ!だから寝…

頭がアウトプットを拒否したときにすること。

生徒からも「毎日校舎にいるけど、いつ休んでるの?」と言われるくらい、最近は働き詰めである。恐ろしいのが、まだ夏季講習の前だという点だ。 つまり真のデスマーチをこれからに控えているのに、既に去年の大変さを遥かに凌ぐ仕事量に追われているのが今の…

「テンパリモード」の解除法。

僕はADHDとかHSPの気質を持っていると思っている。診断が出たわけじゃないが、セルフチェックが当てはまりまくっているので、納得しているという感じだ。 その特性の一つに、マルチタスクに極めて弱いというものがある。詳細に言えば、人より遥かにテンパり…

【鬱の話】帰ってくるため、「2倍モード」から「3倍モード」には意地でも落とさない。

ここ最近、メンタルの調子がめちゃくちゃ悪いことを自覚している。なぜそう思うかというと、過去の経験値や、本の知識の照らし合わせを行った結果である。 特に参考になるのが下園壮太氏の以下の著書であり、身体がシンドイとか、メンタルが落ち込むという人…

「頼むから死んだりしないよな?」

過去何回か仄めかした話だが、僕は結構ガッツリ心を病んだ時期がある。(それもあって、24歳の頃の記憶が人生から完全に抜け落ちている) 当時の病院の先生は気を遣って、うつ病ではなく適応障害という病名を診断してくれた。あの頃のような激しい憂鬱を覚える…

激務で折れる人と強くなる人の違いはなにか?

ここ最近ずっと続いていた「面談」のラッシュが、やっと一区切りついた。終わったという実感を強く噛みしめていると、自分の身体がボロボロなことにも意識が向く。 僕ははっきりと、いわゆるパワータイプなワーカホリックにはなれないと思っている。疲れたら…

【英文読書ルーティン日記135】"Quiet"読書感想ブログⅩ ~追い詰められて回復し強くなる~

僕はよく言われる。「なんでそんな人見知りなのに、人前に立てるの?」と。それについては、なんででしょうね、と言う外ない。 あまり会話をしたくない、日常から人と付き合いたくないというのは、嘘偽りない本心だ。時たま、山奥の狭い寺で座禅を組んでみた…

実は物凄く深い言葉では?つまり【体力】とは何なのか、考察する。

体力。この言葉を聞いて、「どういう意味?」という問いを持つことは難しい。それくらい幼い頃から馴染みのある、身に沁みついた言葉だと思う。 だが最近、31歳になった今、この言葉に関して実は自分の解像度が低いことを、強く実感するようになっている。 …

「習慣の力」を、もっと腹落ち感を持って伝えられるようになりたいな、と。

教育相談を繰り返していると、テンプレともいえるお悩みが、異口同音で飛び出してくることが本当に多い。 その代表例の1つが、「もっと自習に行ってほしい」というものである。これについては完全に同意するし、それが成されないと、塾としてしょっぱいとも…

「楽しさ」に絶対的な解は無い。

僕自身の立ち位置に、ここ数ヶ月色々頭を抱えている。頭を抱えているとだけ書くと鬱まっしぐらな気がするが、気持ちとしてはまだ前向き、上向きである。 僕はいわゆる、テンプレな「楽しい人」にはなれないと悟っている。それこそ、思考がいつもポジティブで…

やはり、【理解する】には、人に話すことが一番だ。

こないだ記事にした通り、僕は講師として特化する未来を諦めることに決めている。才能や能力の限界というより、熱量の枯渇という感じに近い。 しかしそれだけを決めているに過ぎず、具体的に何をやりたいのか、何が引っ掛かりとなってその生き方に決めたのか…

自分なりに最強の『先延ばし撲滅策』ができた件について。

僕は先延ばし魔である。自覚はあったが、実は「いうて皆こんなもんやろ」と思っていいた。 しかし最近、意識的に色んな実例を読んでいくと、薄々わかってきた。それは、僕の水準がバグっているということ。 僕はどうやら「丁寧」と「腰が重い」ことを履き違…

文系が「確率分布」をゼロから勉強してみて思ったこと。―数学音痴の胸の内とは?

教科書の改訂により、高校数学の単元が一部変更になることが、ここ最近またざわざわし始めている。具体的には、「確率分布」といったヤツだ。 学校によっては2学期中間の範囲からそこに突入するため、未履修(カリキュラムに無かった)である僕たちは、急ぎ独…

【英文読書ルーティン日記134】"Quiet"読書感想ブログⅨ ~ワイルズの如く~

僕は誰がどうみても内向型人間だ。しかし、自分が通ってきた道を振り返ると、そこにはなぜかいつも、【冒険】があるような気がする。 初めて秘密基地を作った日。南の離島で合宿した夏。友達とナビも無く当て推量で海水浴場を目指した高校の頃。全てが時系列…

視点を【俯瞰的】に変える、僕なりのやり方を紹介してみる。

【観察力の鍛え方】を読むと、僕らは絶対に認知バイアスからは逃げられないと書かれている。1年くらいぼんやり考えてきたが、どうやら本当にそうだと思えてきた。 それを意識的に切り替えて、良い観察を行うにはどうすればいいか。その術として紹介されてい…

「俺は授業でメシを食えない」・・・と心底納得した日の話。

ちょっと前に記事にしたこの話。結果が最近出たのだが、それを見てちょっと意外だなと思った。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 結果がまぁまぁズタボロだったからだ。もとより順位は気にしていなかったが、それでも「マジかい」という感想を持つようなラン…

意外な自分の感情を、他人事として楽しむということ。

さっきまで、今年一番イライラしていた。何かご家庭に難題を言われたか?生意気な生徒にムカつくことを言われたか?いずれも違う。 キーボードが壊れたのだ。電池を変えてもダメで、結果それにより、やりたかった仕事の全てが強制的に止められてしまい、その…

否定した自分は、無意識下で生きている。”きらい”という感情が教えてくれるモノ。

年を取れば【器】とか【懐の深さ】というのは勝手に成長すると思っていたのだが、ここ最近はむしろ縮小してないかと思えるほど、耐性が低くなっている気がする。 許せないというか、ムカつくというか、単に嫌いな言動は昔から同じで、何なら最近は少しずつ、…

「コントロールできないことは考えない」という言葉の、”本当の”意味合いとは?

僕の頭にまとわりつくストレスの9割は、考えても仕方が無いことを考えているせいで立ち込めてくるものだと考えている。端的に言えば、つまり杞憂なのだ。 こういう自分の悩みを思うにつけ、「コントロールできないことは考えない」と割り切れる人がうらやま…

「苛立ち」という感情の建設的な使い方がわかったの巻。

僕が抱える人間的な課題は山ほどあるのだが、ここ数日、自分が割と「イライラしい」なのに気が付いた。 他者の些細な言動や指摘、その折々に対し、何か感情が逆撫でされるような感覚を覚える。そういうことが2~3個、連続したためだ。 それは怒りや嫌悪と呼…

【英文読書ルーティン日記133】"Quiet"読書感想ブログⅧ ~閉じた世界が開くとき~

内向性の強い人間が潜在的に持つ力とは何か。僕はそれについて、受け売りな言葉だが【観察力】だと考えている。 対象をじっくり観察し、現状とのギャップを観察し、その差を埋めるための問いを発し、仮説を作って観察する。だからこそ、上達も速く、深いのだ…

ファンの創造←発信←結果・成果←盛り上がるイベントや雰囲気の設計←・・・すべての始まりは、まさかの○○。

今日は色々あって、本来アポとして入っている授業が2つも飛んだ関係で、言葉悪く言えばクソ暇であった。 こういう退屈な時間は、戦略の立案と言った、沈思黙考と相性が良い何かを考えるのに使いたい。だから自習室の奥に引っ込んで、あれやこれやと勉強を重…

己のメタを最高の武器と友にせよ。「観察瞑想」という思考がマジで面白い。

ここ最近、「感情と認識」という2つの言葉に興味が湧いて、空き時間ができる度に自分なりの勉強を重ねている。 感情とは本能的かつ突発的なもので、これを止めることは決してできない。しかし認識は別だ。こっちはロジカルな思考であり、それを変えることは…

「心を観察する」というクセを意識したら、大体の苛立ちには”実態が無い”と気が付いた。

僕は他者の言葉より、感情や行動に対し、意識が向きやすい。生徒からの暴言(笑)はどうでもいいのに、奇声に対しては、強くストレスを感じてしまう。 そういう本能的に嫌いなことというのは、もうどうしようもないことなのだと、この4月頃までは諦めていた。…