精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

独立に向けて

【英文読書ルーティン日記174】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅨ ~ぼく=理性+感情~

僕が子供の頃、遊戯王という漫画が流行った。「もう一人のボク」というフレーズは、それもあってかとても印象深く、今も記憶に刻まれている。 厨二病みたいだが、時折自分の中には何人もの”じぶん”が居るような気がすると、つくづく感じてもいる。これは分人…

【皆さんはどうですか?】僕が即答できなかった問いがあったので共有します。

今日は会社の中で、担当している校舎の現状と課題、展望についてミーティングする機会があった。 前もって資料を作成しながら、自分なりにそれらを棚卸しした状態で臨んだので、大体は恙なく進んだのだが・・・”ある質問”で、僕は完全に停止してしまった。 その…

「経営者目線」を獲得するためには、結局”数値で現実を見る”のが手っ取り早いっぽい。

最近、「独立」という言葉を使わなくなった自分に気が付いた。これは何も、自信を失ったとか、現状に満足しているとか、別にそういうわけではない。 単に講師として自分はどう在るべきか、どんな講師でありたいか、その理想像がかつてないほどくっきり見えて…

【英文読書ルーティン日記172】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅧ ~環境がつくる”鬱”~

諸行無常。滅びの美学というか、なにかオシャレなフレーズとして使われるイメージのある言い回しだと思う。 しかしこれは、単に、この世に生きている時点で逃れられない現象の呼び名のようなものではないかと思いつつある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com…

当事者比ですが、作業効率を爆上げする方法を開発したので、シェアします。

自分で言うのもなんだが、ここ最近打ったライフハックが次々とハマって、僕という個人の生産性が凄く高まっている。 なにか大きなことを成し遂げたとかそういうわけではないが、日々の細分化されたタスクが未消化のまま終わることが無くなり、嫌いな電話への…

【英文読書ルーティン日記171】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅦ ~脳と脳の環境をみる~

鬱の状態だった頃を思い返したり、或いはそうなっていた人の体験談を読んだりすると、あるイメージが頭に浮かぶ。 自分は決められた筋書きを演じるに過ぎず、しかもそのプロットは悲惨な結末にまっしぐらで向かっている。あらゆる環境も演者も、それに向けて…

海外の先生は【癇癪(Tantrum)】にどう対処している? ―そして見える、共通の真理。

2023年以降、僕の中でとても大きな勉強のテーマになっているのは、いわば「幼児の心理」だ。最初は実務的な理由から学んでいたが、今は興味の対象となっている。 子供の感情は目まぐるしく変化し、その発露はもはや「爆発」に等しいことがある。社会的に好ま…

「節約」は究極の自由研究だ!!

最近、支出がエグい。財布の底に穴でも空いているのかと思うほど、気付けばお金が無くなっている。 デカい買い物もあったので、ここ数ヶ月は「やむ無し」という大義名分で、いくばくか貯金を切り崩して凌いだのだが、それを補填せぬままここにきている。 ひ…

【英文読書ルーティン日記170】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅥ ~鬱を紐解く、ただしありふれた観点以外から~

最近、五輪書を読み始めた。大学2年の頃に新訳版に一度挑んだが、その内容の深さに圧倒され、それきりになってしまっていたためだ。 しかし僕なりに観察に関する本をいくつも読み、日常生活でそれを心掛けて、何より飽きもせず数千もの記事を書いて言語化を…

【英文読書ルーティン日記169】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅤ ~全ての道は仏教へ通ず?~

個人的にメンタルが沈んでいた時期は抜けたように感じる。今はテンションが高いわけでもなく、心が凪いだ状態がずっと続いているような具合だ。 特に新しいことを始めたいとも思わない。どちらかといえば、家にあるものの半分くらいを処分して、身軽になりた…

自分がしてこなかった学習法をどう取り込むか。どう伝えるか。

僕は講師よりコーチでありたい。そう納得してからというもの、インプットの質も対象も変化したのを感じている。 もはや僕自身がただ知識を吸収することに興味は無く、様々なインプット・アウトプットの方法自体に、強く興味が向いている状態だ。 観察力の鍛…

自分が目指す講師像が、急にはっきりとしてきた件について。

AIの台頭以来、ただ授業をするだけの講師・教員はオワコンだと言われる。それを受けて講師・教員2.0を目指す動きは盛んだが、誰も答えを持ち得ていないように感じる。 それは僕も同じだ。僕は今の情勢で、講師という仕事を一生涯のそれにすることは不可能だ…

【英文読書ルーティン日記169】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅤ ~教科書的な理屈で脳を紐解く~

今、鬱っぽい。僕が鬱に突っ込む条件みたいなものはいくつか自覚しているのだが、その全てを凝縮したような時間が絶え間なく、この1週間は襲ってきている。 辛い報せは聞きたくない。毎日毎日、新しい出会いを求めやしない。ネットいじめは目に毒だ。その逆…

【英文読書ルーティン日記168】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅣ ~メンタルと向き合う基本所作~

「お前の気持ちはわかるよ」という言葉が、歳を重ねるほどに嫌いになってきている。なんて適当な相槌だろうと思うからだ。 だから僕も人に言わない。そして言われることも求めない。心の底からそう思ったとしても、僕が心に浮かべているものと寸分違わず一致…

【英文読書ルーティン日記167】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅢ ~心理か薬か~

有名な性格診断をやってみた。僕はどうやら提唱者というカテゴリに属す者であり、これは全人口の1%程度の比率だそうだ。 その特徴の解説に、すごく同意するものがあった。「自分は何かが人と違っている」「そしてそれを分かってもらえないと思っている」と…

「1年をまとめて振り返ること」は、さほど意味がないんじゃないか説。

自分の肩書きや立場が変わって約1年が経った。本当にあっという間という驚きを感じているが、会社からこの1年の検証を促す書類が送られてきた。 ぶっちゃけ直感としては力量不足を痛感しっぱなしだったの一言なのだが、これはバイアスが掛かりまくっていて、…

【英文読書ルーティン日記166】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅡ ~精神の異常正常は誰が決めた?~

メンタルの動きは、一切が他人に見えない。表情や声色に反映されるのはその一部であり、だからこそ誤解や齟齬を引き起こす。 誰も自分のことを分かってくれないのではないか。それでも己の中には何か得体のしれない感情が沸々としていて、それを中世の人は絵…

【英文読書ルーティン日記165】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅠ ~メンタルディズィーズ?ディスオーダー?~

「僕は僕のことを全くわかっていないのではなかろうか」と、最近不安になっている。自分の気持ちは他者にわかってもらえないと思っていただけに、これは不穏だ。 僕のことを理解しているのは僕だけだ。実はその前提すら違うとなれば、僕という存在を理解して…

「引退」も「継承」も、”あること”を達成して始めて許される贅沢な気がしてきた。

「引退」や「継承」を前提として、いわば僕はいつか必ず居なくなることを念頭において、仕事に当たること。これが現時点の僕のテーマになっている。 自然と意識が向く話題も、例えば「死」や「諸行無常」といったものが増えてきて、32年の人生において一番、…

【英文読書ルーティン日記164】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ完 ~既知と未知~

試験範囲が決まっている定期テストと違い、いわゆる広義の「学び」は、どこまで行っても無限に発散するように思う。 わからないことがあるから調べる。すると、また新しい未知の事柄に出くわす。これを繰り返していくと、学びの終わりは全く無いことに、自然…

冷静に考えると、僕は僕が何を普段考えているか、全くわからない。

僕は「エンパス」という、他者の感情に過度な共感を示して疲弊しやすいという、生まれ持っての思考の癖があるらしい。 僕が感じる喜怒哀楽の大体は、僕が本心でそう思ったからではなく、他人がその感情を感じているのを受信し、結果僕もそう思っているという…

僕の講師引退を阻む定義の綾と、【器】という概念。

事あるごとに「引退」とこのブログでは書き散らしているが、その現状は、お世辞にも前進しているとは言い難いところがある。 時折、この信念が揺らぎそうな考えが頭に浮かぶ。「無理に引退せず、このままで良いのではないか」「成り行きに任せればいいのでは…

【英文読書ルーティン日記163】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ26 ~無知の集合と既知の集合、大きいのはどちら?~

5億年ボタンを押すか、押さないか。この思考実験?のようなものがいつ登場したかわからないが、僕は怖いので押さないことに決めている。 5億年とは無限に感じられるほど長い時間であるが、上限があるが故、いつか終わることは確定している。途方なく大きい数…

僕は、会議が、大っ嫌いだ。

僕は会議が大嫌いだ。だから自分から主催することなんて基本ないし、できることなら徹底して不参加を貫きたい。 しかし、「会議が嫌い」とググったらヒットする世間一般の悩みと僕のそれは、どうやら結構異なっているらしい。 世の中の人は「発言を強要され…

【英文読書ルーティン日記162】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ25 ~無限を覗くなら・・~

子どもの頃、すごくアホな問答を友達と繰り返した。「こんな美味しい駄菓子なら無限に食える!」とか、「1無量大数回プレイしたい!」とか。 とにかくデカくて、面白い単位。当時はそう思っていたが、今はその本当の意味を考えるにつれ、すごく不気味な感想…

先行きのわからない未来を、改めてゲームみたいに捉えて楽しんでみるテスト。

未来は予測不可能だ。これは当たり前だと思われるかもしれない。では、データの延長線上に未来はないと言われれば、どうか。僕はこの指摘に、かなり面食らった。 どちらかと言えば数学の漸化式みたいに、パターンが見つかればその先も全て見えるのがビッグデ…

"毒感情"を止めるのではなく、解毒するシステムを自分内外に設計したい。

組織単位か自分事か関係なく、ネガティブな感情への身の処し方は、熟達を必要とする達人的な技術のように思い始めている。 これらの感情はそもそもが好ましくないとして、発生自体させないよう悪戦苦闘する人が多いのだが、僕はもうそれは諦めている。不可能…

【英文読書ルーティン日記161】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ24 ~∞+∞=∞~

「無限」という言葉にはロマンを感じる。だが、その摩訶不思議さに思いを馳せたことは、そういえば一度もない。 知らない人には意味不明な話だが、遊戯王に出てくるエクゾディアの攻撃力は、漫画だと「∞」と表記されている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.co…

僕が”目指してはいけない”リーダー像を言語化する。

僕は、どんなリーダーでありたいか。この自問は何度も行ってきたのだが、今日ふと、そのまた別の一面を、明確に言語化できたことを感じている。 だからその記憶が薄れる前に、音声を文字に起こすアプリを立ち上げて、退勤中に運転しながら、その考えを吹き込…

「そもそも僕はどんな働き方をしたいんだっけ?」

”ただの”講師業からの引退をずっと記事にしている。実は生徒にも時々、口にしている。それくらい僕は、今の延長線上に僕なりの幸福や充実が無いことを自覚している。 ―だが、先日【物語思考】を読んでふと思ったのだが、「どんな仕事をしている自分が理想な…