精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

講師の仕事術

あほな自由研究・報告レポート  第十八部 ―ChatGPTに”パパ活”を尋ねた秋―

職業病か知らないが、よく耳にする言葉であっても、自分できちんと調べて理解し納得するというプロセスを経ていないものは語りたくないと、僕は思ってしまう。 例えば生徒から「ウクライナの戦争」について尋ねられても割とはぐらかすのは、まだ自分の勉強が…

【英文読書ルーティン日記197】"The Code Book"読書感想ブログⅫ ~好きな数学者登場~

昔書いたが、僕は和訳されたこの本を大学生の頃に買い、読んだことがある”はず”だ。だが筆者が苦心した後のはずの数学・理系用語に挫折し、一読して終わったのだ。 今僕は、正直言ってほぼ全て、新鮮な気持ちで楽しむことができている。読んだ記憶があるのは…

「恐れ」と「不安」を丁寧に紐解くとわかったこと。

今日は何となく、「恐れ」という感情について考えていた。「恐れ」は「不安」と”全く同じ感情である”と混同されやすいが、区別が難しいだけで、少し異なるらしい。 僕は日頃よく不安を感じる性質なのだが、今は少し恐怖に近いことを感じる場面が増えているの…

最近、【観察瞑想】がとてつもなく面白い。

急がば回れではないが、色々と踏ん張りどころが続いている今、自分の心をしっかり整える重要さをひしひしと感じている。 例えば僕の主観的な好き嫌いで物事を決めないとか、不安・苛立ちといったネガティブ感情から思考を切り離すとか、この辺りのスキルは身…

自分を上手に甘やかせないとマジヤバい、ってことはよく忘れちゃうからマジヤバい。

自分に厳しくするべきか、それとも優しくするべきか。これに対する意見は人それぞれだと思うが、僕はストレスに対するセンサーが鈍くなると非常にまずいと感じている。 何度か書いた話だが、僕は過去、根を詰めすぎたことが祟って、適応障害で4ヶ月間充電に…

めんどくささの正体とは、「妄想が作るストレス」に過ぎないのかもしれない。

今日は自分の心の中で起きている「謎の悟り」について、言葉にしてみようと思う。より正確には、「達観」とか「諦観」と表すべきだろうか、とも思う。 突然なんだという話だが、火曜日、水曜日、木曜日の仕事を思うと、割といつでも気が滅入る。接していて苦…

コミュ力の”秀才”の方法論を真似したらめっちゃ良かった件について。

コミュ力という言葉がある。僕はこの言葉自体は愛憎入り混じるというか、”ある”側の人が、”無い”側の人にマウントを取る際に振りかざす言葉という印象を持っていた。 しかしこの言葉の解像度が上がっていく内に、むしろこの言葉から逃げず、総合力としてこれ…

「社畜w」という冷笑をするヤツに任せたら、多分店が潰れる。

今日はチラ裏みたいな内容だが、「社畜w」という冷笑を、中小企業の支店長に使ったり、或いは立場ある人間が使ったりするのは、どうなんだろうという話をしたい。 実際、僕は今この記事の元になる話を、出勤途中の車内で、運転しながらスマホに吹き込んでい…

【英文読書ルーティン日記196】"The Code Book"読書感想ブログⅪ ~数学者VSエニグマ~

僕は世界史があまり得意では無かった。カタカナで書かれた馴染みのない土地名も人名もまるで興味が持てず、高校でも苦手科目のまま過ごしてしまったくらいだ。 しかし今は、その頃よりは多少興味が持てている部分もある。どの知識から入っても、最終的には世…

他人からの攻撃が”癒し”に? ―過去の罪と恥の意識を軽くする発想に、遂に行き当たった。

今日はすごく唐突だが、罪や恥についての考え方が自分の中で変わったので、それを一度言葉にしておこうと思う。 自分で言うのもヘンだが、多分偏差値で言うと60くらいの水準で、僕は自分の過去のイチイチが嫌いだ。正確に言うと、後悔しているイベントがとて…

「人生はいつだって修行だよ」という構え方は結構イイ。

今日は感情が揺さぶられることが多い1日だった。傍目から見ればそうは思われなかっただろうが、悲しみとかそっちにではなく、怒りの方面にだいぶ揺れた。 本筋から脱線したところで空中戦が行われる会議。ぶっちゃけ生徒数に危機感を持つべきタイミングなの…

高スペックをも打ち消し得るマイナスポイントがあるのを学んだ。

僕は高学歴な人を見ると無条件で身構えてしまう癖があった。正確に言うとそれは今も抜けきってはいないのだが、最近ようやく、意識的に気にならなくなってきている。 大学生の頃はそこそこに愚かな人間であり、例えば広島大学・九州大学の同期と交流があった…

「人のせいにしない」という考え方の功罪。

「人のせいにしない」という教えがある。松下幸之助氏をはじめ、著名な方の言葉においても、組織をまとめるためには「人のせいにしない」ことが重要だとされている。 僕はこれを、非常に厳しい精神修行を常に自分に課すようなものだなぁと、そんな風に捉えて…

一発逆転策は死んでも取らない。ただしこれは何度も誓わないといずれやらかす。

今月の売り上げを去年の売り上げと比較して、僕は目玉が飛び出るかと思った。生徒数の減少より急激に、対比した結果の売り上げそのものが減っていたからだ。 正直、その瞬間はかなりテンパった。すぐに計算もやり直したが、やはり数値は同じ。一体他にどんな…

【英文読書ルーティン日記195】"The Code Book"読書感想ブログⅩ ~エニグマ~

解読できたら、理屈を抜きにして嬉しい。最近、英文和訳の問題を解いていて、ふとそう思った。故に思う。結構これは、根源的欲求なのではないか、と。 「何が書かれているか」を知りたいからこそ、何万時間も費やして、例えばゾディアック暗号に挑んだ人だっ…

「5週間前準備」を練習すると結構イイよ、という提案。

とんでもない結果を出す人たちが異口同音に口に出す教えは色々ある。その中の1つに、最近ようやく体験が追い付き、「確かになぁ」と納得できたものがある。 それがタイトルにもあることに付随するのだが、「事前準備を想定以上に前もって始めること」である…

「揺らぎ」は思った以上に奥が深い。

最近、日常生活において、「瞑想」のような状態をなるべくつくることを心掛けている。これは無になるというより、意識の囚われを察知し、それを眺めるという感じだ。 自分が過去の嫌な記憶に「うげっ」となったときは、「あぁ、今ちょっと嫌な気持ちになった…

「決める」が結局、最高のストレス解消方法の1つだと思っている。

今日は「決める」ということ自体が、実は最高のストレス解消法のひとつなんじゃないかという、そんな気づきを基に記事を書いてみようと思う。 というのも、自分が「ストレスを感じる」となんとなく思っているときは大抵、未決のことが頭の中に澱の如く溜まっ…

【脱豆腐メンタル】修行を日常に取り入れれば最強じゃないか説。

「平常心」という言葉がある。これ自体が大切な真理を示していることは、耳にタコができるほど聞かされた話なのだが、禅問答の如く、それが示すものは曖昧だ。 ただ、これが重要なものに違いはない。そして最近、僕の中でこれを学びたいというブームが再び来…

「知ってることに意味ないよw」マウントの上手な返し方を見た。

世の中には何故か常に上から目線の人がいる。関りが無ければ無害なのだが、自分の居住範囲に居ると、メマトイという虫みたく、イライラによって無駄に体力を食われる。 基本的にはスルーしておけばいいのだが、マウント常套句の一つに、少しだけ自省をさせら…

自分が悪口を言われるより、言われている人を見る方が何万倍も不快という。

今日は、自分の中でまだ理解が追いついていない部分を言葉にしつつ、話しながら整理してみようという、そんな内容の記事である。 昔から自覚しているのだが、僕はアンチコメント、もといネット上の罵詈雑言を見ると、すごく嫌な気持ちになる。その度合いは、…

”差別化戦略”は、センスが無い人が直感でやると物凄く危険だと悟った。

「差別化戦略」という言葉がある。これ自体、どんな意味合いなのかを想像することは、そんなに難しい話ではない。 「競合他社を分析して、そこが提供していないこと、かつ自分が強みとしていることに特化して売りにしていく」とか、そんなところではないかと…

【英文読書ルーティン日記194】"The Code Book"読書感想ブログⅨ ~暗号と闘争~

僕は何故か、「暗号」と言われると、中世の雰囲気・世界大戦・スタジオジブリといった言葉が頭に連想されてくる。 その理由は何故か少し考えて、すぐに気が付いた。天空の城ラピュタだ。この作品には、モールス信号も、暗号解読の場面も、実は登場している。…

自分から自分への期待は大体過剰。だから緊張するし、心が疲れるのです。

今日は「自分は期待されていない」と意識することこそが、肩の力を抜くために重要であるという話をしてみようと思う。 実を言うと僕は、人に期待されていると思い込むことは、傲慢さから生じるのではなく、むしろ本能に近い感覚ではないかと考えている。 生…

「自分の頭で考えろ」というセリフの功罪を考える。

今日は少し抽象的な話になるが、僕が”嫌いな”言葉でもある「自分の頭で考えろ」という助言?について書いてみる。 この言葉を聞くと、状況にもよるが、僕はその人に対する信用を結構失う。そしてもちろん僕自身も、人に対してこの言葉を使うことには、強い抵…

不安と友達になる方法・2024年最新版。

今日は少し逆説的なテーマだが、「不安と友達になる方法」について、自分なりにこれまで考えたこと、実感できていることをまとめておく。 僕自身、不安な気持ちが人よりも強いのではないかと思うことが多い。実際、27~28歳の時は、自分が社会不安障害ではな…

経営者や店長の不安を和らげるものは、究極、一つしかない。

今日は、管理職としての僕のぼやきを書いてみる。何度か触れた話ではあるが、学習塾は少子高齢化の影響で生徒数自体が減り、少ない市場を奪い合う状況になっている。 だが、それを売上や経営規模が縮小する理由にはできない。そうした瞬間から何かが崩れるの…

ChatGPTを忌避する学習塾はもはや泥舟なのか?

今日は、最近特に僕が強く感じている、【ChatGPT】に関する話をしておこうと思う。前にも少し話したが、僕は普段の仕事において、ChatGPTを使わない日が無い。 なぜかというと、シンプルに役に立つからだ。また、AIが確実に世の中を席巻する未来がくるため、…

【英文読書ルーティン日記193】"The Code Book"読書感想ブログⅧ ~戦争と暗号~

Wikipediaで少し調べれば、未解読文字や、未解読の暗号の一覧が表示される。そこにヒントなど何一つないことを確信しながらも、どうしてもじっくり読んでしまう。 ヴォイニッチ手稿、線文字、ロンゴロンゴ。誰も読めず、そしておそらくこれからも読まれない…

「他者への想像力を育むには、恋愛しかない」のか?

時折読み返す本の一つに、【憂鬱でなければ、仕事じゃない】というものがある。出版自体は10年近く前なのだが、書かれてある教えや学びは、一向に陳腐化しない。 その本に書かれていることのほとんどには同意するし、そうでなくとも、これが突き抜けるために…